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ぼくは詩を書きたい
生は悲しく儚いものであるがゆえに
生として永遠に繰り返す
今日もまた
朝の散歩をしていると
百合の詩に出会いました
朝陽を浴びたその百合の
無垢な白さ ....
{引用=
-----------予備知識------------
アルタイル
わし座の中にある白い一等星で
「ひこ星」と呼ばれる
ベガ
こと座の中にある白い一等星で
「おりひめ星 ....
ぼくは詩人
そこに全てがあったとしても
全てが満たされるというわけではない
今日もまた
夜の散歩をしていると
密度に出会いました
今
都会では
満員電車が走っている
....
ぼくは詩を書きたい
晴れていく朝の光に照らされて
今日を夢見し明日を夢見し
今日もまた
朝の散歩をしていると
飛ぶ心に出会いました
朝早く雨は止み
夜明けとともに空が ....
ぼくは詩人
厳しい道の前に
立ち止まるのは楽だが
そこは安らぎではない
今日もまた
夜の散歩をしていると
雨の夜に出会いました
降りしきる夜の雨の中を
ぼくは外に出た
....
ぼくは詩を書きたい
季節のおとずれは
音と訪れを感じさせる
今日もまた
朝の散歩をしていると
夏の音に出会いました
草の上の朝露が
きらら きらら
野を彩る花々が
....
ぼくは詩人
想像は具現され
具現はさらなる想像を描く
今日もまた
夜の散歩をしていると
夏の星に出会いました
夜の道を南東に向かって歩く
星空の中に
赤い星がまわりの星 ....
ぼくは詩を書きたい
風を感じることができるのなら
全てを感じることもできる
今日もまた
朝の散歩をしていると
新しい風に出会いました
新しい風は
草の匂い
その緑は命を ....
ぼくは詩人
動かないと思えば
自分が動けばよい
今日もまた
夜の散歩をしていると
動く夜に出会いました
街灯のない道を一人歩く
手にもつ小さな懐中電灯のみが
寂しく辺り ....
ぼくは詩を書きたい
季節は世界をその色に染め
心もその色に染まる
今日もまた
朝の散歩をしていると
白い夏に出会いました
夏は白
入道雲が高く立ちのぼる
澄んだ青空は後 ....
ぼくは詩人
いつもの空はいつものように
同じ空ではない
今日もまた
夜の散歩をしていると
遠い夜空に出会いました
ずっと続くその夜空は
果てしなく続くようで
どこかで明 ....
ぼくは詩を書きたい
楽しむことに一日を使うよりも
楽しめるものを探すことの方が
その一日は長い
今日もまた
朝の散歩をしていると
向日葵に出会いました
そこには
たくさ ....
ぼくは詩人
幻は時に
現実までをも映しだす
今日もまた
夜の散歩をしていると
夜の月に出会いました
目の前の道をまっすぐに歩けば
右斜め上には煌々とした満月
歩む後 ....
ぼくは詩を書きたい
大切なのは
苦労して得たものではなく
苦労していることである
今日もまた
朝の散歩をしていると
小石の道に出会いました
まだできて間もないのだろう
....
ぼくは詩人
天に星
地に風
そして時は続く
今日もまた
夜の散歩をしていると
夏の星に出会いました
夏の夜の涼しき風を背に受けて
前に広がる銀色の星
今日はい ....
ぼくは詩を書きたい
あるべき姿は
あるべき所に立ってこそ
あるべき姿になる
今日もまた
朝の散歩をしていると
風鈴に出会いました
林の中に風鈴が落ちていたので
そっと持 ....
ぼくは詩を書きたい
人生を描ける人生は
意外と平凡である
しかしその平凡こそ
追い求める理想でもある
今日もまた
朝の散歩をしていると
平凡に出会いました
人は
この ....
ぼくは詩人
実現とは次への目標への
起点でもある
今日もまた
夜の散歩をしていると
川に流れる月に出会いました
水面にゆらめく銀色は
ゆるく流れる水に洗われ
その姿は静 ....
ぼくは詩を書きたい
人生で大切なのは
勝利と敗北を知ることではなく
克服と挫折を味わうことである
今日もまた
朝の散歩をしていると
詩の魂に出会いました
詩の魂は
言葉 ....
ぼくは詩人
何かに囚われたくないと思っても
囚われなくてはただの孤立である
今日もまた
夜の散歩をしていると
星に出会いました
空の瞬く星々を眺めていると
銀河の渦が頭の ....
ぼくは詩人
情景は心情を揺り動かし
心情は情景を響かせる
今日もまた
夜の散歩をしていると
草の響きに出会いました
どこからなのだろうか
見えない暗闇の道で
その音の源 ....
ぼくは詩を書きたい
小さな始まりはやがて
大きな成果へと結びつく
今日もまた
朝の散歩をしていると
貝の化石に出会いました
海が遠いこの地は
その昔
遠く浅い海だった
....
ぼくは詩人
見えない未来があるからこそ
手探る現在がある
今日もまた
夜の散歩をしていると
静かな夜に出会いました
限りある{ルビ現在=いま}の
この時その時に立つ
踏 ....
ぼくは詩を書きたい
人は知らず知らずのうちに
小さな宝物を多く抱えこむ
今日もまた
朝の散歩をしていると
野に咲く花に出会いました
心の中でその花を抱え
純白な心に赤が染 ....
ぼくは詩人
後のことは後のことなので
後の人たちに任せればよい
今日もまた
夜の散歩をしていると
流れる風に出会いました
風は流れながら呟く
後のことは後のことなので ....
ぼくは詩を書きたい
知識を忘れていないことよりも
無知を忘れていないことの方が
ずっと大切である
今日もまた
朝の散歩をしていると
無知に出会いました
なぜ花は花として咲 ....
ぼくは詩人
夢は風となり流れ
流れる風は夢となる
今日もまた
夜の散歩をしていると
風夢に出会いました
静寂な夜の道は
儚い夢を与える
意識がありながも
朦朧とさ ....
ぼくは詩を書きたい
沈黙を語るものほど
雄弁を語る
今日もまた
朝の散歩をしていると
森の木々に出会いました
天を知らないのではないかと想うほど
夏の風とともに
その幹 ....
ぼくは詩人
他人が無駄と思うのは
その人がその人だからであり
無駄と思うことが無駄である
今日もまた
夜の散歩をしていると
意義に出会いました
詩人は詩を書いて心を満たし ....
ぼくは詩を書きたい
小さな自分だから
大きな世界を見ることができる
今日もまた
朝の散歩をしていると
木々や草の葉に出会いました
強い陽射しの光を受けて
梅雨の恵に与えら ....
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