すべてのおすすめ
移りゆく時代の中で
本当のものを求め
素直に喜びたい
世の中に生きていることを
流れゆく時間の中で
今そのものを求め
正直に感じたい
時の中で生きていることを
巡りゆく季節の中 ....
夢から覚めたその朝は
どんな夢を見たのか
覚えてないけれど
どこかにまだその夢が
自分の中にそっとある
きっと安らぎのある
やさしい夢だったに違いない
夢と朝のつながりが
頭の中と ....
自分のすべては小さくて
すべてを出しても
誰もわからない
けれども
自分のすべてを出さなければ
誰にも見つからない
自分のすべては小さくて
すべてを出しても
誰にも知られない
....
カキ氷が空を浮き
流れていく姿を眺めれば
空は涼しいというのに
額から汗が滴り落ちる
カキ氷が自分の前を
どんどん流れてゆく
暦の上では秋なのに
まだまだカキ氷は空で作られる
....
どうしてなのかと聞かれても
はっきりとは答えられないけれど
いつしか人を
信じられなくなってしまったあなたへ
あなたはあなたであり
人は人なのですから
人が信じられないということは
....
今日という日があるのだから
今日という日を描いてみれば
それは言葉にもなり絵にもでき
一日という日が輝かしい
今日という日があるのだから
今日という日を信じてみれば
それは願いにもなり ....
答案用紙に名前を書き
試験官の合図とともに
問題用紙をめくる
そこには詩の問題があった
この日のために自分は
努力してきたのか
がんばってきたのか
我慢してきたのか
もう ....
悲しいことばかり
思っている自分が
なんだかつまらなくなってきた
苦しいとばかり
考えている自分が
なんだか無駄になってきた
朝陽が昇る
今日という日が始まる
この光に負け ....
君の才能は
君が生まれもったものではなく
君が習得してきたものでもない
君の才能は
君の心の中にある
なんの努力もないまま
好きなことをするのは
本当の楽しみとは言えない
....
高くそびえる木の下に
新たな生が登り出し
土を見下ろす暗がりが
長い時間を物語る
低く広がる根の上に
新たな生が動き出し
空を見上げるまぶしさが
広い世界を物語る
この日のため ....
季節を感じるその朝は
高く射しこむ光を返し
満ち溢れるまぶしさに
心湧く世界を誘う
茎は陽の角度に合わせ
その高さは届くように
葉は大きく広げ
近くに住む虫たちに
憩いの場を与える ....
その日
美しいものに出会えたのなら
喜びの音が聴こえてくる
その日
楽しいことに出会えたのなら
温もりの音が聴こえてくる
その日
大切な人に出会えたのなら
幸せの音が聴こえてく ....
夢よ飛べ
正しいと思ったことを
正しいと信じるがゆえに
君は今
君の夢を現実へと歩き出す
不安を抱いたとしても
君の希望があるじゃないか
夢よ翔けよ
本当と思ったことを
本当 ....
どうせ歩くのなら
なるべく遠くまで歩いてゆきたい
みんなが知っているところよりも
知らないところを歩いてゆきたい
どうせ歩くのなら
なるべく遠くまで歩いてゆきたい
自分だけが知りたいと ....
草原の海に身体を沈め
その波音を聞きながら
清らな青空は
入道雲に右から左へと染められつつ
その上を鳥が大きな翼を広げ
背中で滑ってゆく
風は波音を強くし
潮の香りを濃くし
今の季 ....
今日という日を大切に
誰かが決めたことを
何も考えずに過ごしてしまったら
あなたの一日は
誰かの一日になってしまうでしょう
今日という日を大切に
自分が決めたことを
何か考えて失うも ....
白いノートに綴られて
想いを馳せる言の葉に
緑の草も踊りだし
涼しい風が身を結ぶ
心は文字に改まり
文字は心と伝えあう
赤い夕陽に染められて
夢を奏でる音の葉に
青い小鳥も歌い ....
いつからあったのか
窓の外に雲が浮いている
今までぼくは
何をしてきたのだろう
今までぼくは
何を残してきたのだろう
人と同じことをしていたら
人と同じことしか残せない
あの人 ....
何もしていない君は
幸せを感じていますか
何もやろうとしない君は
楽しいですか
何かをしている時の方が
不幸だと感じますか
何かをしようとする時の方が
苦しいですか
何もしなけ ....
夏の朝
どこへというわけでもなく
外を歩いてみる
出会う小川のせせらぎが
さら
さら
さら
さら
さら
流れ流れてゆく
その川を見守る ....
ぼくは詩人
幻想は現実の中に存在し
創り出される現実の世界である
今日もまた
夜の散歩をしていると
星の銀幕に出会いました
ほんの少しだけだからと
眼鏡をかけずに
散歩 ....
世の中には
味を感じさせない味
があるという
甘さを感じさせない甘さ
苦味を感じさせない苦味
人はそれを
かくし味という
同じ料理であっても
どこかが違う
何かが違う
どこかや ....
ぼくは詩人
季節の思い出は
大きなものよりも
小さいことの方が
存在として大きい
今日もまた
夜の散歩をしていると
花火に出会いました
夜の空に咲く大輪の花が
その一 ....
ぼくは詩人
当然を大切すれば
偶然に驚きはない
今日もまた
夜の散歩をしていると
空のない夜に出会いました
宇宙には空がない
あるのはこの星だけかもしれない
この星 ....
夢を見ているだけでは
消えてしまうから
夢を摘みにゆこう
その夢は遥か遠くても
君のすべてが始まる
夢に終わりはないはず
夢を見ているだけでは
忘れてしまうから
夢を育てにゆこ ....
ぼくは詩人
自然が創り出す芸術は
言葉が生まれる前から存在し
言葉では表現できない
今日もまた
夜の散歩をしていると
蛍に出会いました
夏の夜に飛び交う光が
弧を描き
....
朝露が風に吹かれて踊りだし
その銀の光が草原を舞う
すべてが溶けてゆく
やわらかい朝
道を進めば
梢に止まる小鳥たちが
歌でぼくを迎え
自然の中とともに
あるべき姿の自分に気がつく ....
ぼくは詩人
偉大な存在はその偉大さがゆえに
すべてを理解しきれない
今日もまた
夜の散歩をしていると
池に出会いました
林の中
そこには池がある
星のない夜はもちろん
....
やわらかい風の音に誘われ
仰ぎ見る雲の白さに時を想う
軽やかに歩く子どもにすれちがい
友に会い喜ぶ顔に人を想う
さわやかな小鳥の声に耳を傾け
朝に咲く花の白さに生を想う
滑らかに下る車 ....
ぼくは詩人
何が正しくて
正しくないのかは
それが継続できるか
できないかである
今日もまた
夜の散歩をしていると
継続の詩に出会いました
初めは誰もがそれを
奇異に ....
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