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 私は今、七年ぶりに訪れた遠藤周作先生の墓前にいる。墓石の下
に供えた僕の第一詩集「風の配達する手紙」の表紙が夏の日に照ら
され、白い薔薇の影が、表紙の余白に揺れている。私が生けた赤・
白・黄色 ....

ここに文章がおかれる事により
おこる作用
について考えなさい



コミュニケーション
というものによりそう脚力を我々は失いつつある
この問いに対する答えを
丸かバツで表示せ ....
 昨日は寝る前に、原民喜の「心願の国」を読んだ。被爆者である
彼は、自らが作家・詩人であるという使命感から、その体験を書き
遺した。戦後間もない頃、母も妻も失い自らに残された弧絶の夜を、
彼は歩 ....




 すくすくと日向にのびはえた高層のビルや、さまざまなカタチの建物が、まるで墓石のならぶ広大な霊園を想わせてずっと何処までも遠くひろがり、マモンの森へむかうクルマのながれは絶え間なく ....
究極の作品。
これまでの人生すべてが込められ、このあとの人生すべてを左右する作品。

それは私の人生のすべて。
体験したすべて。考えたすべて。感じたすべて。話したすべて。笑ったすべて。泣いたす ....
 ミタクラヤシン
 
 ネイティブアメリカンの挨拶だ
 意味は君と私は同じルールの中で
 生きている仲間同士なんだよ
 仲良くしようと言う意味だ

 この言葉は人にも言うし
 植物、動 ....
オースティンパワーズは言っていた。
「今は自由と責任の時代だ」

自由を主張するのは何をするにも都合がいい。
だが、責任は重荷になる。自尊心を傷つけるストレスにもなる。

今の社会を見てい ....
{引用=
憂いの王、ルードリッヒ二世。
芸術の森と白亜の城に棲みながら、生きる屍も同然の暮らし。
エリザベートへの生涯変わらぬ愛。そして悲恋。
ワーグナーの裏切り。
ああ、なんて残酷。なんて ....
意外な展開を。
先の読めない展開を。
今までにない展開を。

そうでなければ進歩がないから。
今あるものにはもう飽きてしまったから。

ありきたりなものは売れないから。
客の入らない映 ....
人は誰しも自分の世界観を持って世の中を見ている。

例えば自動車学校の教官は車。
「道路上では必ずしもみんなが交通ルールを守っている訳じゃない。
 でも、そんな中でも自分の身は守っていかなきゃ ....
ちまたで話題のオーラについて考える。
オーラとは何なのか、その正体は知らない。
けれど同一人物なのに、
昨日と今日ではその人の印象が全く違う人がいたりする。
聞けば失恋していたり。

視覚 ....
少し前から幸福についてばかり考えている。
どうしたら人は幸福になれるのか?

分かった事がある。
どうして人は幸福になれないのか?
答えは、人はたくさんの人と一緒に生活しているから。

 ....
少し前は人の温かさを感じられなかった。

俺の側には人がたくさんいて、
そのうちの誰か一人に嫌われようが失望されようが、
少しも気に留めなかった。
周りにいる人間全員が道具に見えていた。
 ....
 よくは覚えてないけれど
 おばぁちゃんに連れられて
 町のうどん屋に入って
 にしんそばをたべたのを覚えている

 初めて食べるにしんそば
 なんて美味しいものが
 この世にはあるのだ ....
感情的になるのは恥ずべき行為だと思っていた。

誰かを嫌うだとか、悪を決め付けるだとか。
そうやっていつも遥か高見から見下ろしていた。
いや、見下していた。

けれど今、俺の胸に宿る確かな ....
情けは人の為にかけるのではない。

もしも自分が窮地に陥った時、
人から情けをかけてもらう為、
自分の為に他人に情けをかけるのだ。

そんなの当たり前だと人は笑うかもしれない。
けれどこ ....
非常に悪趣味な話だが、
自分の幸福を他人に自慢するのは、
何よりも甘美な体験だ。

人がうらやみ、くやしがる様を見るのは、
何よりも自分の心を満たしてくれる幸福の確認方法。

その結果、 ....
例えばある人を愛しく思う。

その人は自分の世界の中では一番美しい人。
自分が劣等感を感じずに付き合える異性の中で一番美しい人。
あるいは自分が落とせる異性の中では一番美しい人。

ある日 ....
例えば自分の頭の中を引っ掻き回してみれば分かること。
例えば一週間の自分の行動を思い返してみれば分かること。

自分って誰?
自分って何?

アイデンティティーなんて名前はかっこいいけれど ....
小さい時は疑問だった。

どうしてみんな東大に入らないのか?
どうしてみんな医者にならないのか?
どうしてみんな弁護士にならないのか?

なんで田舎なんかで暮らすのか?
なんで農家なんて ....
「何かを得るためには、それ相応の何かを失わなければいけない」
何かの作品のパクリとかではなくて疑いようのない事実だ。
古代人も神からの恩恵を得るために生け贄を捧げていた。

さて、最近の俺は楽 ....
ある人が言っていた。
「ボーリングでもカラオケでも、
上手すぎる奴がいると場が盛り上がらないんだよ。
そういう奴は次回から呼んでもらえなくなるんだ」

「今までは周りに合わせるってことを
 ....
憎しみ、不満、嫉妬。
策略と陰謀。
表の笑顔と裏の憎悪。
誰もが他人の幸福を喜ばず、
他人の涙を見て悦に浸る。

他人が幸福になるのを許されないように、自分もまた幸福になることを許されない ....
自動車学校に通っている。
そこで誘発事故という単語を耳にした。

例えば、自分は曲がらないのにウインカーを点灯して相手の車に追突された。
これはもちろん相手にも責任はあるが、相手が突っ込んでく ....
幸せの定義は人それぞれだから、すべての人に該当するとは思わない。
けれどすべての生物は不快を避け快の状態に身を置こうとする。
俺にとっての幸せは自分の身が快の状態に置かれていることだ。

そん ....
 ♪おかげでさ、するりとな、ぬけたとさ‥‥

 江戸時代に幾度となく起きた「ぬけまいり」「おかげまいり」とよばれる現象。

 熱狂的な、イナゴのような大群集による24時間街頭ミュージカルとでも ....
実際、一昔前の俺は何も知らないガキだった。

お化けや宇宙人を信じるほど純粋ではなかったけれど、
世の中の善いと悪いにはっきりとした区別があると信じていた。

善い人間は心が綺麗で頭が良くて ....
白山名代
コトバコ

2004年(一年間)
文京区白山JAZZ喫茶映画館
隔月(偶数月)
主催総責任者:安田さん
実行委員:サダアイカ/キキ/小夜/ユーリ/カメ/モリマサ公 計6人
許 ....
昔は、どうして俺はこんなに不幸なんだろう?といつも思っていた。
すべてが思い通りにいかない世界が憎くてたまらなかった。

今は、そうでもない。思うに俺はこの世界というものを知らなすぎたのだ。
 ....
祖母の法事に出席した。
たくさんの親戚達が一同に集い、
今は亡きマチコさんにありがたいお経をあげるのを聞いた。

坊さんが言っていた。
今この時、今の自分がいるのは故マチコさんのおかげである ....
こめさんの散文(批評随筆小説等)おすすめリスト(143)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
遠藤周作の墓前にて。- 服部 剛散文(批評 ...5*06-8-13
10の質問- モリマサ ...散文(批評 ...806-8-11
「踏み切りの前に立つ人」_〜原民喜「心願の国」を読んで〜- 服部 剛散文(批評 ...13*06-8-4
夜の子供たち- atsuchan69散文(批評 ...3*06-7-28
究極の作品。- 腰抜け若 ...散文(批評 ...2*06-7-18
ミタクラヤシン- 山崎 風 ...散文(批評 ...7*06-7-3
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魔の山を下って- atsuchan69散文(批評 ...4*06-6-11
トリック2を観てきた。- 腰抜け若 ...散文(批評 ...106-6-11
人にはどうして世界観が必要なのか?- 腰抜け若 ...散文(批評 ...1*06-6-9
オーラについて考える。- 腰抜け若 ...散文(批評 ...2*06-6-8
人の幸福について考える。- 腰抜け若 ...散文(批評 ...3*06-6-7
多くの失ったものと、ほんの少しの得たもの。- 腰抜け若 ...散文(批評 ...406-6-6
詩なんてくそ食らえと思ってた僕が詩をかいてるわけ- 山崎 風 ...散文(批評 ...8*06-6-1
EMOTION- 腰抜け若 ...散文(批評 ...206-6-1
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なぜ幸せのあとに不幸がやってくるのか?- 腰抜け若 ...散文(批評 ...206-5-30
本当の愛って?- 腰抜け若 ...散文(批評 ...106-5-29
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どうしてみんな東大に入らないのか?- 腰抜け若 ...散文(批評 ...206-5-26
獲得とその代償。- 腰抜け若 ...散文(批評 ...206-5-25
内向的思考型。- 腰抜け若 ...散文(批評 ...206-5-24
それでも心は穏やか。- 腰抜け若 ...散文(批評 ...106-5-22
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幸せになる方法。- 腰抜け若 ...散文(批評 ...1+06-5-15
カオスの反逆- atsuchan69散文(批評 ...4+*06-5-11
だからあえて、- 腰抜け若 ...散文(批評 ...3*06-5-11
コトバコについて- モリマサ ...散文(批評 ...9*06-5-9
自分のための幸福論- 腰抜け若 ...散文(批評 ...5*06-5-8
法事- 腰抜け若 ...散文(批評 ...2*06-4-29

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