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霜葉ふむ皮のブーツの小気味よさこのままいつか見知らぬ冬に


窓ガラスくもる吐息にだまりこむ人のしぐさのその残酷さ


冬{ルビ薔薇=そうび}あかい棘さす指先の血のにじむ{ルビ孤悲=こい} ....
いつの日の窓辺に聞いたとおい歌
    盗んで消えるおもいでの耳


汽笛すぎ残されゆくは草鉄路
    待つだけの駅呼ぶだけの風


なぐさめを知るか口笛おおぞらに
    心を放 ....
放課後のプールサイドに一人きり石を投げれば割れる太陽


まだ細い腕もいつかはヘラクレス鏡にうつる半裸少年


肝だめし墓場を歩く君とぼく怖くないよと結ぶゆびさき


花火あがる綿菓 ....
ソマリさんの石瀬琳々さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
【短歌祭】見知らぬ冬- 石瀬琳々短歌19*06-12-18
とおい歌- 石瀬琳々短歌18*06-11-10
【短歌祭参加作品】半裸少年- 石瀬琳々短歌24*06-7-21

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