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無数の昨日を数えながら
この部屋はまた心を殺すのでしょう
抗えないものがあることを知った
見飽きた静寂の彼方に

戸惑いの群集の群れ
その対岸に向けてのクロール
悪魔に尻尾を掴まれたまま ....
何がプレミアムなのかも分からずに
モルツを口に運びます
くだらない形容詞が世の中に溢れて
肝心なことが言えずに今日も終わる

たった五文字の言葉の中にも
行間が絶え間なく滑り込んで
最後 ....
あなたがいないことが普通だった日

あなたがいることが特別だった日

あなたがいることが普通だった日

あなたがいないことが特別だった日
誠実な嘘で騙してあげるから

死ぬまで一緒にいてくれないか
目的を持つように見える人々の間を
さも目的があるような顔で私も歩く
ミュージシャンとは付き合うなと言う私に
詩人とは付き合うなと笑いながら君
そんなごもっともな意見を思い出しながら
 ....
まばたきもしないまま
どこまでも駆けていけるって
目を閉ざした瞬間に
世界は一変してしまうから
そんな風に思って、た

目に映るものは全て嘘だと
世界はマボロシで出来ているん ....
暗闇に目が慣れた頃見えてくる何万匹ものヒツジの群れが

専属のスタイリストが欲しいです あなたとデートの日はいつも

会ってすぐ「ラブホに行こう」と言う君が清々しくて妙に愛しい

好 ....
ドトールの片隅の席 揉み消した 今日の吸殻 君への想い

席を立つ後ろ姿に映る影 君への未練まだ捨て切れず

月照らす家路の途中 何か落ちていやしないかと俯き歩く

誰もいぬ部屋の明 ....
祖父は戦争で韓国から強制徴用され
月も眠る夜に専制君主の目を盗み
田舎の山奥の炭鉱を逃げ出した
今は亡き祖父の苦労は想像することも出来ないが
ある頃に祖国の弟にトラクターを贈ったらしい

 ....
空の青を一枚剥がしてみた
それでもまだ空は青かった
私は意地になってもう一枚剥がし
そして何枚も何枚も剥がした

そこには青い瞳をした少女がいて
私の嘘を全て映し出していた
 ....
また朝が来て夜が来る
どんなに深い悲しみも
人はいつか受け入れる
それが出来ない者は容赦なく淘汰され

この世界にしがみつくために
私も悲しみを受け入れる
進化を義務付けられた私達は
 ....
夜の海底を
一人漂い
手にした物は
誰かが捨てた
ありふれた地図

答えなく
光なく
彷徨い続ける
運命なのか

分かり合える人もなく
いつか契った絆も今は

頭打ちの日常 ....
千波 一也さんの快晴さんおすすめリスト(12)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
春の病- 快晴自由詩908-1-2
シャンパーニュ・ミラージュ- 快晴自由詩1207-12-24
特別な日- 快晴自由詩507-11-28
プロポーズ- 快晴短歌707-10-20
季節ポケット- 快晴自由詩4*07-9-10
まばたく世界- 快晴自由詩3*07-8-5
こぼれおちるもの(其の三)- 快晴短歌5*07-5-29
こぼれおちるもの(其の二)- 快晴短歌4*07-5-27
不細工なカーネーション- 快晴自由詩7*07-5-13
青空の住人- 快晴自由詩10*07-5-8
死者の言葉- 快晴自由詩4*05-5-26
月に佇む- 快晴自由詩4*05-3-25

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