こぼれおちるもの(其の二)
快晴

ドトールの片隅の席 揉み消した 今日の吸殻 君への想い

席を立つ後ろ姿に映る影 君への未練まだ捨て切れず

月照らす家路の途中 何か落ちていやしないかと俯き歩く

誰もいぬ部屋の明かりを点けたって 明日への希望は映りはしない

日々の泡 ビールと共に飲み干して 一人潜り込む真っ白な闇


短歌 こぼれおちるもの(其の二) Copyright 快晴 2007-05-27 20:28:11
notebook Home 戻る