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蛍光灯の灯りが揺れる
人影の途絶えたプラットホーム
いくつも電車を見送って
途方に暮れる無人駅

蛾の浮かび上げる影を目で追い
懐かしき君のの面影を追い
幻は掌をすり抜けてゆ　.... ネイキッドビーチの坂を降りたら
一組の男女が全裸で歩いていた
それはアダムとイブのようで
神秘的な何かを感じた

嬉しいとか楽しいとか
満ち溢れていたはずの感情
知恵の林檎を食べる前まで　.... 茜色の夕陽が沈んだ
輝いた今日は地平線の彼方

夜の帳が下ろされて
明日の舞台の準備が始まる

もうすぐ今日が終わりを迎える
昨日は今日の別名でもあり
明日は今日の別名でもある
そう　.... コンビニへと向かう無花果の坂道は
街灯の灯りがほとんど無いから
月の光が際立って見える

変わらぬ愛に誓いを立てる人
変わってしまった愛を嘆く人
平和な世界に願いを託す人
誰　....

千波 一也さんの1486 106さんおすすめリスト（4）
タイトル	投稿者	カテゴリ	Point	日付
無人駅	- 1486 106	自由詩	22*	07-3-21
エデンの海	- 1486 106	自由詩	10*	07-1-6
茜	- 1486 106	自由詩	5*	06-12-29
同じ月を見ている	- 1486 106	自由詩	6*	06-12-11

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