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そこから舞いおりるのは
色づき終わる銀杏のあなた
ひらりひらりと、
いちめんを金色にかえ、迎える最期

いつかの夏のみどりは
記憶から遠のき
その匂いさえ忘れた今は
舞う様だけがあなた ....
真っ赤な嘘がばれて
だんまりを決め込むことにした
普段着もしない
真っ赤なセーターなんか来たせい

だんまりを決め込んだ
はずなのに
腹の虫が容赦なく沈黙を破る
そこにある真っ赤な林檎 ....
「アホウ」
「アホウ」と鳴くカラス
青い空に突きでた
電信柱のてっぺんで
僕に言っているかのように
視線を合わせぬその目は
僕を哀れんでいるのか

君に同情されるようじゃ
情け無いば ....
おなかが空いたら

君の笑顔を食べて

満腹なはずなのに

どうしてだか口が淋しい
 
すきと伝えられぬまま
空には星が降りてきて
今日も長い夜は始まる
ため息は言葉の代わり
切なさが胸しめつける
言われぬ想い星に語り
いつか伝わると信じて
夜に封印してしまえば
涙 ....
しりとり・・・

理由はない
いつものこと
戸惑いが
ガラスの心に
鈍く響いた
確かめたくても
もうそこには何も無く
苦悩することしか出来ない
いまはただ
抱き締めて欲しくて
 ....
雨の音がするけど
曇った硝子に雨は見えない
雨粒が落ちてバケツが渇いた音を立てるけど
どこからなのか方向が定まらない

何しようか‥
床に座り膝を抱えしばらく考えるけど
何していいか決ま ....
千波 一也さんのLEOさんおすすめリスト(127)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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赤に失敗、赤に感謝。- LEO自由詩4*04-12-2
阿呆の空- LEO自由詩5*04-11-30
おなかが空いた- LEO自由詩9*04-11-29
100字夜想詩- LEO自由詩3*04-11-23
しりとり- LEO自由詩4*04-11-21
雨音を聞く- LEO自由詩3*04-11-19

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