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大事なことを
言わずに別れる
そんな癖が付く
消える変化球

指に挟むのが
指なら良かった

言葉の画鋲で
心を留める

動かないように
風は遠慮しろ
光が通る
レースのカーテンで
作られた道を
あみだで下る

当たりはなく
はずれもない
同じ場所に
並んでいるブランコ

影絵のような
小さな乗り物で
この身体を
縛り付ける ....
何かを失くした
そう思った時
吹き抜ける風は
自由で良いな

押していくだけの
背中を眺めて
明日は休もう

季節の区切りが
心を人にする

穏やかな朝も
荒れ狂う夜も
立 ....
新しい家の
象徴だった
大きなシャンデリアと
集う家族

時は流れて
バブルが弾けると
付けることさえ
躊躇った明かりを

キャンドルに灯し
静かに燃やす

私にとって
残 ....
桜散りゆく偶数の月に
解き放たれし夏の日へ進む

理由があるとすればあまりにも
陽射しが見事に肌を光らせた

両腕をくすぐる生ぬるい風
袖を切ったのはいつだったっけ

みんなの意識は ....
愛が美しい
言葉で語られ
手帳に書く時間も
ないくらい

肉体が支配する
頃にはもう

正しいレシピを
忘れたような
クリームシチューの
中にいるから

熱くて皮膚が
敏感 ....
特別な技が
あるわけじゃない

卵を割って
殻が入ったら

それはもう
誰かの涙なんだ
水溜りを打つ雨の雫は
白いスニーカーに
汚れの履歴

行ったことのある
場所で濡れたから
この地図はきっと
破れないはず

今までもずっと
これからも多分
そうやって歩いて
行 ....
誰かの幸せに
揺さぶられても
自分の思い出
輝く時は

大きすぎる手に
五本指足りず
泳いで潜って
爪の先で会う

無印になった
爪の色は負け

さよならといつも
隣り合わ ....
点と線で描く
風船の中

詰まった言葉を
透かしながら追う
軌道の先で

詩人は待ってる
釘をさすような
最後のひと声

丸い形を
変えたくて割った

地球の中心
少しズ ....
八段目をうまくクリア出来ない
こんな毎日を誰が見てるの

時計の針が正しく刻んでる
薄明の月も少し笑って
命を更新していく放課後

持たされたランドセルを跳び箱に
超えていきたいマーブ ....
豊嶋祐匠さんのミナト 螢さんおすすめリスト(11)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
キャッチボール- ミナト ...自由詩119-5-8
空中- ミナト ...自由詩219-5-4
風の人- ミナト ...自由詩219-4-12
電球- ミナト ...自由詩119-4-11
恍惚- ミナト ...自由詩119-4-3
正気- ミナト ...自由詩819-3-21
失敗- ミナト ...自由詩219-3-18
雨上がり- ミナト ...自由詩3*19-3-17
日々- ミナト ...自由詩119-3-16
魔法- ミナト ...自由詩319-3-14
跳び箱- ミナト ...自由詩219-3-3

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