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 ここはひそやかな放課後が続く学校の廊下だけが永遠につらなってできている。壊れて積み重ねられた机と椅子が、防音ガラスの窓から差し込んでくる青みをおびたピンクの夕日に、金色の埃を浮きたたせ、影を濃くして .... 「せんそうはんたい」とさけぶときの
あなたの顔を
チョット
鏡で
見てみましょうか。

なんだかすこし
えげつなく
嬉しそうに
楽しそうです。

わたしには見分けがつきません
 ....
白い障子紙とおしてひかりチラチラ散らばって
立てなくなったばあちゃんをやさしく照らしてる

「食べとうない もう入らへんのや」
「そんなこといわんではよ食べて
愚痴いったらあかんよ
おかあ ....
わたし、
根なし草に
転がる石
つよいつよい風に
笑ってひらめく柳の枝葉

だれか、
土に据わり花を咲かせ
苔むしてふかみどり
ずっしり受けとめ
ある日倒れゆく樫の木

わたし ....
松岡宮さんの田中修子さんおすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夢夜、四_獣の影と永遠の放課後の廊下 - 田中修子散文(批評 ...2*17-11-21
ウォー・ウォー、ピース・ピース- 田中修子自由詩15*17-10-7
やせほそる銀色のおひめさま- 田中修子自由詩7*16-11-5
- 田中修子自由詩5+*16-6-13

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