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あなたに上げたくて
青い銀河のほとり
ひとり佇み
紫色した星を摘む

紫色は静かと言うこと
赤(熱)と(冷)青が争って
{ルビ抱=いだ}き合って
溶け合った融合の色
だから
静かに ....
逢いたくない時は
放っといて
逢いたくない時は
放っとくから
逢いたくなったら逢いましょう

あなたは別に
他の{ルビ女=ひと}を口説いてもいいわ
私だって
他の{ルビ男=ひと}と会 ....
嫉妬に身を焦がし
丸焦げになった日々も
もう遠い

あれは
プライドだったのだろうか
契約だったのだろうか
薬指に指輪を嵌めたとき
私以外に愛さないと
あなたが誓った約束

守ら ....
不意に
呼吸が苦しくなった
喉元に赤い茨が込み上げて
胸を焼く
どす黒い嫉妬
選ばれる公平と
選ばれない不公平が
黝く全身を侵す
希望などない
このまま息絶えるまで
冷たい褥に横た ....
現実は
私を疲れさせる
作り笑いを引っ込めて
素に戻る
良く喋るひとは嫌いだ
一緒にいるなら
沈黙が心地好いひとがいい

気がつけば
夢想して微笑んでる私は
此処に存在してない
 ....
私は
美貌に恵まれず
おんなとしては不出来だ
男に負けたくないと
一生懸命
牙を研いだ

いつの間に
おんなになってしまったのだろう
なぜ、
男ばかりを好きになるのだろう
魂に性 ....
怖いのでしょう?
裏切られたら
致命傷になってしまうから
ひとのこころが容易く変わることを
知っているから
信じられないのでしょう?
優しく寄り添ってくれて
傷つけないひとがいることを
 ....
枯葉鳴る頃
私はあなた方に会いに行く
今度は
“わかば”とワンカップを忘れずに
お母さんには昔のお菓子を
フラレた話とかフラレた話とかフラレた話とか
一人暮らしを始めた話とか
たくさん話 ....
9月の暑さが残響していた部屋は
ようやく冷いやりとしてきた
秋の空気が気温を下げる
今年の秋刀魚は脂が乗ってた
こんがり焼いて
大根おろしを添えて食べた
栗おこわはコンビニで
松茸は流石 ....
夢の
蝶が飛ぶ
ひらひらと風に揺られて
悲しいことを
忘れる鱗粉を撒く

夢の蝶が飛ぶ
ふわりひわりと
懐かしいあのひとの
笑顔を思い出す
ひかりの中で
わたしたちは
踊ってる ....
空を切り裂き合金の翼が翔ぶ
腹に爆弾詰め込んで
こんなにきれいな空を穢して
ケツァコトゥルも怒るだろう
死を告げるものよ
おまえは純白の想いを忘れたのか
ただ大空を羽ばたきたいという純粋な ....
スクランブル交差点で
靴がかたっぽ脱げたから
たぶん明日は雨だろう

街は歩く速度で遠ざかってゆく
小路の影は濃いままに

分かっている
あなたが視ているのも
想っているのも
私じ ....
ようやく晴れて引っ越し先も決まり
遅くても来月からひとり暮らし

VIVA ひとり暮らし

創作に夢中になって
ご飯を抜いても文句を言われない

VIVA ひとり暮らし

好きなご ....
月の無い夜は
私が月の代わりになる
嵐の夜は
たった一つの光を灯し続けるから
あなたは安全だ

 ((寒い?
 ((もっと近く
 (冬の香りがするよ
 (まだやっと秋だ

素数と ....
あなたに貰った口紅を
塗り続けている

男が女に口紅を送る意味は
「キスをして返してね」
だよと
笑いながら教えたのは、私

あなたは
私にちっとも似合わない
淡いピンクの口紅を
 ....
雨に濡れた道をさ迷いながら
私たちは
雨宿る場所を探さなかった
少し冷たい10月の雨は
火照ったこころを心地好く冷ましてくれた

越えてはいけない一線がある

私たちは同じ曲を小さくハ ....
たった一滴舞い降りて
たった一刻
あなたを潤す露となりたい
それは結露だとひとは言うでしょう
雨粒と言うひともいるでしょう
けれどそれは
もっとも純粋な想い
幸せであれ
と祈る私の涙が ....
喜びに鈍感になっている
どんな時だって
日は昇り日は沈む
細やかな喜びを大切にできないものが
何で大きな喜びを得られるだろう
傷つくことを恐れて
こころを閉ざすな
花はきれいではないか
 ....
星がちいさく歌ってる
乳白色の光の海に呼応して
ひとつの宇宙が生まれ
ひとつの宇宙が死んだ
繰り返す生々流転
私たちのいのちもまた詩ってる
沸き上がる情熱のままに
声を放てと
やがて大 ....
私は
夜な夜な
魔法のクリームを塗る
こころに負ったかすり傷を癒すために
《大丈夫、大丈夫。
《うんうん。
《よしよし。
そんな成分のクリームを塗る
それが甘えなのだとしても
自分で ....
くさやを餌に釣りをする
あまりの臭さに
あたりの雑魚たちは
気絶してぷかぷか
折れないハートの竿を握り
《絆》というご縁の糸を垂らす
一向に釣れないけれど
根気よく根気よくジギングジギン ....
白くかそけき真昼の月が
夢見る刃となってぼんやりと揺れる
  ((切り裂いてしまいたい男がおりました
   ((折れてしまいたい私がおりました

祝福されなかった生まれたての胎児のような想い ....
私にとって、詩を書いて表に晒す。この「晒す」までが詩を書くと言う行為なのだが、
なぜ「晒す」ことが必要なのかと言えば、
「そこで初めて編集者目線にチェンジできるから」
としか、言いようがない。
 ....
長年続いた「りんご、みかん」論争

彼女は3000円しか入ってないGUCCIの財布を持ちスーパーへ向かった
と思ったら、薬局だった
みかんかりんごを買いに来たのに
何故、薬局なのだろう
彼 ....
遺言状 その文言も添削す 恋を、喪い
寂しさを得た

何も知らなかった
孤独を感じたことなどなかった
ただの動物だったのだろう
やっと
ひととして生まれつつある、私
誰もが
こんなにもひとりなのだろうか

 ....
梅昆布茶2さんのりつさんおすすめリスト(26)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
星標- りつ自由詩3*25-10-21
理想の恋人- りつ自由詩3*25-10-21
- りつ自由詩2*25-10-20
10分間の絶望- りつ自由詩5*25-10-19
夢想- りつ自由詩9*25-10-18
告白- りつ自由詩4*25-10-18
呟き- りつ自由詩3*25-10-17
あいのこ- りつ自由詩6*25-10-16
食欲の秋- りつ自由詩5*25-10-15
パピヨン- りつ自由詩7*25-10-11
鋼の翼- りつ自由詩3*25-10-9
さざんか- りつ自由詩7*25-10-8
VIVA_ひとり暮らし!- りつ自由詩4*25-10-7
灯火- りつ自由詩4*25-10-6
口紅- りつ自由詩4*25-10-4
煙る雨- りつ自由詩6*25-10-3
玉響- りつ自由詩5*25-10-3
鈍麻- りつ自由詩2*25-10-3
うた- りつ自由詩5*25-9-29
癒やし- りつ自由詩5*25-9-28
By__Chance_- りつ自由詩2*25-9-27
真昼の月- りつ自由詩2*25-9-26
公開日記感覚で詩を書いてる。- りつ散文(批評 ...5*25-9-25
Tomato_(しかもカットしてある89円のやっすいヤツ)- りつ自由詩4*25-8-28
物書きの“さが”- りつ川柳5*25-8-27
ひとつの詩- りつ自由詩6*25-8-27

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