はっきり
言って
もうなんも食えないくらい
食いすぎだ
んですわ
バッハさん
もう全部持ってってくれ
地球の教師よ
未練はもうなんもない
追記:政府は
全部知ってるよ
な ....
憂い、哀しみ、懐かしさ
浮き上がるエメラルドグリーン
夕陽の沈み陥没する西の空に
美しき慈しみの色彩明け広がり
憂う哀しみ強き意志の懐かしみ
意識があるとは如何なること
脈打つ ....
体ほどもある真白な画用紙。
指先ほどの6色クレヨン。
そいつで幾つも石を積み上げていく。
色を変え、形を変え、飽きもせず。
賽の河原みたいだね。
ーー違うよ、お城だよ。
できた ....
確認してしまうの
悲しい目をした私の影
もうすぐ冬がやってくるから
カサカサして縮み始めている
いつか食べられる運命
水でもどってプルプルになるの
私は木耳の精
中華鍋の中で卵と ....
夢のなかで喋りすぎて
目覚めた朝の喉は
砂漠の楽器
おはようの声は
なににも震わせず
深い秋の空気に溶けていくだけ
あたりまえのような朝が(声が)
あたりまえに訪れるわけではない ....
踏切で通過を待つ献立の色は
徐々に透明を重ねて
温かい食べ物が相応しい
そう思うと
環状線の列車が織りなす風が
調味料の先の方まで伸び
わたしもまた誰かの
呟きのようなものだった ....
あなたの大切な人に
手をかけたというのに
私の名前を
一切思い出してくれないなんて
それほどまでに私は
あなたにとって
どうでも良い女だったの?
バレンタインもラブレターも
喫茶店で私 ....
終末に、荷物はいらない。
僕も、君も、後悔もーー
わずかに残した喜びさえも。
すべてが消え、
漂う自己さえ認識できないその世界で、
すべてが混じって、黒になる。
すぐに泣く
心が弱いからじゃない
それは
繊細なんて言葉でも云いあらわせない
ただ極寒の中でもひとを暖かくできる
やさしい心のせいだと想う
白い笑顔を
一度だけ
み ....
ふるさとの秋の夕暮れは
寂しくて切ない
一人暮らしの老人が
木戸へ出て
通る人を待つ
ふるさとの秋の夕暮れは
寂しくて切ない
散歩で立ち寄った知人に
「明日もまた寄ってね」
と声 ....
仕事をしくじった
あれだけ丁寧にやっていたのに
しくじった
心苦しさが胸を重くする
このオモリを抱えるのは
なかなか無いことなので
自分を観察することにした
・
当日 ....
国常立尊《くにとこたちのみこと》が蘇られ、八百万の神々が復活して、日本の神霊界の「高天原《たかまがはら》」が再生されつつあります。
これにより日本の神霊界は、宇宙原理である、天之御中主神《あめの ....
人に棲みつく悪の夜夢の響
同仕様もない重しと成りて
決して過ぎ去らない恐怖
他人の助け最早在り得ず
もうとっくのとうにして
絶望に絶望し諦め切り
尚も瞑目ノ内に いざや
何とも懐か ....
同じ色になるように塗りつぶしてる
どうして君は笑っているの
みんなと同じという安心に
元の色を忘れてしまった
君はどういう人なの
嵐なのに笑ってる
振り落とされないように
必死に ....
いつか
いつか「人間」が勝利し
凱旋門をくぐるまで
私は闘う
人間を味方として
人間同志と肩を組んで
闇が深ければ深いほど暁は近い
新しい時代には
新しい人間が登場するしかない
「私 ....
良い詩、隅々が瑞々しいよ。
よいしすみずみがみずみずしいよ
躱した私は蚊。
かわしたわたしわか
水もなみなみと、皆水面住み。
みずもなみなみとみなみなもずみ
澄 ....
冷凍食品が売れているらしい
物価高騰のなか
一袋五百円以下の価格が
コスパの良さと感じられるという
外食を考えたら
たしかに安いし
冷凍庫に入れてしまえば
いつまでも保存できるし ....
素敵な言い訳を聴かせてほしい
君を嫌いにならずに済むような
この想いが消えないままでいられるような
素敵な言い訳を聴かせてほしい
最高の幸せを与えてくれたのは君だから
その夜 ....
春子
暖かいピンクの空
君の声は
僕を弾ませる
夏子
熱い銀色の空
君の目は
僕の心に刺さる
秋子
何処までに透き通る空
君の声は
....
雨の声は小さくて
耳をそばだてた僕をカラスが笑った
どんな時を過ごしたの
小川に溶け
また上昇し降りる
雨の声は
雨音ではない
雨音は
ごま粒のような擦れ音
雨の死骸のすれきれる匂い ....
僕は僕に解けない問題を出して、
髪の毛を掻き毟って、頭を抱えさせる。
たとえばこんな声がする。
「君は誰?」
「どこから来たの?」
「偽物って何?」
「本物はどこにある?」
「君 ....
奥域の意識の最果て
醸し出す
この私である
のなら 、
意識のわたしの中に
入っていけない
から とても苦しい痛い
苦痛なのです、
何れ
わたしが遺体となるを
見届けながらも ....
夜が優しく唄うから
目蓋を縫うように
眠りが訪れる
金の雫
銀風鈴の涼やかな音
木々の聲
いずれも影を纏って沈んでゆく
不確かさは予定調和を破り
Aの調律を繰り返す
斜め60度の逆上 ....
幼さと若さは違う
いつまでも年相応になれない
それが幼さで
若さは時間だ
相対性理論を読んでも
韓国コスメを使っても
若くはなれない
そんなことに気付くのに
半世紀を使ってしまった
....
窓の外には
まだ黄緑のイチョウ
西日に照らされて キラキラ光る
その光を受け
陰影をまとい輝く
窓辺に並べられた白い陶器たち
ほとんど目が見えなくても
こんな繊細な作品を生み ....
未来があるのは当たり前じゃない
真剣に考えれば考えるほど
良心に従えば従うほど
不条理に踏みにじられる
自由と思っていることは
実は黒塗りの歴史の延長線上にあって
棍棒で殴り殺された者たち ....
賑やかな一日の終わり お別れと共に北風が吹いた
胸がつかえる寒さが 私に寂しさをおびき寄せた
喧騒がじわじわと何よりも羨ましい代物になる
街灯は暴く 私の弱々しい足取りを
ああ これを無く ....
発句 凪ぎわたる地はうす眼して冬に入る 蛇笏
脇 ひとつ目ルドン隈にあらわる らどみ
3 カロリーを溜め込み冬にそなえたる どらみ
4 八つ目ウナギは♾️(無限)の先 ....
今日、外に出て
あまりにも風が冷たかったので
とうとうオバシャツに手を出した
着込みながらゲンナリ
なんでオバシャツって
何をどうデザインしても
セクシーさの欠片もないのか
保温とセクシ ....
時間の叫びの中にいるせいで
目が眩んでいる。
手足は地面に吸い寄せられ
すべてが重くなっていく。
ぼやけた視界に映るものたちは
重力に耐えきれない為か、
叫びから逃れる為か、
ただ静 ....
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