すべてのおすすめ
わかちあう
べきなのだろう悲しみも
ふたりはいつもひとつだからな



そんな声
聴こえて夜のひとり寝の
低いベッドに座りこむ冬




生きかたの
ベストを決める ....
原爆そっくりの入道雲よ
かつて父母ありし日の空を語れと施設脱走浮浪児

{ルビ清滝=きよたき}の{ルビ愛宕=あたご}の谷の川遊び
全裸になりて山行くバスに手をふる我らみなし児

星々は我が ....
 

あの鐘を
聴きながらこの年がゆく
きっと乗りたい除夜のはこぶね



夕方の
寂しい匂いを忘れたく
夜道の果ての我が家へ向かう



ショコラティエ
みたいに一 ....
 
 

年末に
今年初とかいう紅葉
みながら天ぷらとか食う幸せ



楽しみの
なかに必ず艶っぽい
こころに涙が流れて白刃



あのときの
秘密をふたりで共有し ....
 

いろいろと
こころポカポカする部屋で
このまま「グダぁ」ってしてたい早朝



林檎食べ
これから一日頑張ると
希望を頬張り牛乳を飲む



地球にも
悪人にさ ....
炭酸の
泡が細胞たたくから
入浴後には新たになれそう


ただ香る
空気の中に潜んでる
生きたいという希望を吸いたい


秋紅葉
ふと立ち寄った寺でみた
身に染み渡る赤さに ....
なぜ空に
ひとのこころを癒せるか
わからないまま青に染まって


ねぎらいの
言葉じゃなくてあたたかい
ハグが欲しいな涙さえ出る



パプリカって
何色だ?って聴くほ ....
よるにとぶ
光の蝶が夜景より
冷たい風に似合う冬月


変わってる
ひとだとずっと云われてる
もうちょっとだけ普通がいいな



もの凄い
乱気流とか人生に
なんどあ ....
困難や危険を承知で清らかな
月で飛びたい闇夜の鴉



絶景を楽しむなんて少しだけ
傲慢みたいな気がする渓谷



みんな来て寂しい夜を慰めて
あげて欲しいな羊がいっ ....
・・・・くるところまで来ちゃったんだろうな

懐から小銭入れを出して、

今日のパンを買うかわりに

ついに切符を買う日が訪れたのかもしれない.と



気持ちが揺れる

揺れ ....
透明な風羽ばたける春の海

吾もまた雑草として春時雨

雲の上でも降っており冬終わる

砂ひかる一人三月の島に立つ

フラココや東海汽船イルカくる

故郷に晴海ふ頭や桜貝

青 ....
意味を考えると  汚れてしまうんです
途端に其れはうたかたです






だから涙は
無心にあるべきです
本当に必要な日にいつしか泣いている自分の心の光を
手放す愚かがあります ....
さよなら
と言いたい夜には
時だけに
いてほしい

さよなら
と告げたい時には
いてほしくない

君には
告げたくない

君にも  告げたくない



さよなら
と言 ....
冬の最後の陽光が自らを惜しんでいないと
知っていながら私は部屋で
明日などないと固く
信じ切って ただ

ほおけていた
今この瞬間の悲しみを可愛がり
手のひらに乗せたり
ベッドに寝かせ ....
隣の家のおばさんは
小さくて可愛くて
とても珍しい
南の国の生まれだという小鳥を
とても大切にしていた
おばさんの宝物
知っていたけど私は
鳥なら空を飛びたいだろう
そう思っていたから ....
香り立つ
カレーがお腹を鳴らすから
品格なんて何処へでもゆけ



プロが云う
って君が云っている
信じたいのはやまやまだけど


これからが
一番美味しい季節です
 ....
梅雨明けて天井青き病床の思い出の空眩いばかり

ご苦労様言えず今日も取りに行き筆名沁みる水曜朝刊

エプロンの空色想う亡き父の得意料理はビーフステーキ

何事も悲しみばかりの日々の中夏空の ....
冬の日の家のある子に布団なく服なく指の肉崩れ落ち

秋風の楽しさ終わり十一月どれだけ生きてもわからない月

夢ばかり見ていないでとの遺言を残さずに父は他界しました

右左三つ編みでゆく道に ....
明日からは喫煙は罪と明日からは喫煙は罪という昨日うちの煙草を買い占めた客


自治体がタバコ屋達に一時金配ったらしいああ憎らしい

sの店は昔いけない商売をしていたんだと孫にも残そう

 ....
二二五唯の数字に囚われる今日は土曜日フルーツパーラー

降りそうで降らないこの手に掴んだら自転車で行く一人の道を

窓の外眩さの増し嘘つきの耳に聞こえる絶え間無き雨

わかり合うすべを知ら ....
人魚姫対岸を見て泣いている男女二つの影の七夕

地球では雨が降っても宙は 晴れ人魚の思いと裏腹に晴れ

織姫がもどる頃には泡となり人魚は永遠の1年の旅

自転車をこぎ忘れゆく日常の都会の暮 ....
逝く春を巻き戻したし蕾まで

言葉など信じられない風景は嘘を吐けない例えば樹海

新しい友への便り携えてポストへ急ぐ心素足で

初夏の君の窓には今何が

原宿を歩く私を占うと『甘え足り ....
思うのは初冬の子供暗くとも帰れずにいる駅のベンチに


秋服のままで真冬を超えた子がうつむき見てる花そして


星がないわけでなくて街赤く記録白く今日は見えない


初夏の健やかな風 ....
図書館へ
向かう時間がしあわせな
ポッと咲いてる小花をみつける


嘆かない
何年まえから誓ってる
恐怖も知らない無念も知らない


ほんとうの
心の光がみえたとき
君 ....
おはよう世界

おはよう世界

ってもう歌わない去年の一年草たち

今はどこに

私はそのどこかへ行きたい

キリン

あの日  子守唄を歌って暮れたのは大好きなキリンだった
 ....
弥生生まれの小鳥の日々は
父母恋しい空でした



弥生生まれの菫の日々は
暴雨を忍ぶ詩でした

弥生生まれの人の子の日々は
シチューが好きな幼子でした
弥生生まれの風である日は
 ....
心はどこに在るのだろう
心は海に在るのだろう


今朝の静かな潮では
私が時を遡り


大人の靴を履いたまま
探しているのは子守唄

すでに無数のお魚は
シャンパン色の夢の中
 ....
水草の
 根のむすぼれる泥深く
眠る{ルビ白骨=しらほね}
  うつつを夢む

ひろわれた
 翡翠のような沈黙を
胎児はのぼる
  影をまとって

朝日差し
 八重の{ルビ蓮花色 ....
街路灯に恋したらしいサルスベリがあって
幹はもう真っ直ぐぬは戻れないだろう

とわたしなどが案じなくともそれでも愛しくも切ない一本であり
九月の散歩道で出会うたびに花の




その ....
ネットって
浅瀬で楽しくしていても
いつのまにかに足を取られる

悲しみの
風が吹くなら吹けばいい
僕たちふたりは繋がっている


莫大な
罪をこの身に封じ込め
たまに泣 ....
花野誉さんの短歌おすすめリスト(76)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
悲しみの夜も更け- 秋葉竹短歌225-11-23
ほぼ三十一文字があればいいのさ- 室町 礼短歌3*25-11-23
風が吹く- 秋葉竹短歌125-11-22
あの時は過ぎ- 秋葉竹短歌225-11-22
- 秋葉竹短歌125-11-21
祈りの果ての- 秋葉竹短歌125-11-20
「愛」- 秋葉竹短歌125-11-19
うすい月- 秋葉竹短歌225-11-13
寂しい夜- 秋葉竹短歌225-11-12
_- エヴァル ...短歌125-11-12
j余剰分芸___163- エヴァル ...短歌325-11-9
と犁で- エヴァル ...短歌125-11-9
さよならと言いたい夜___蒼風薫- エヴァル ...短歌225-11-8
だれか___蒼風薫- エヴァル ...短歌225-11-8
おばさんの小鳥- エヴァル ...短歌425-11-8
何処へでも- 秋葉竹短歌225-11-7
カオルの音___もっぷ- エヴァル ...短歌325-11-5
愛無く暖なく髪はギザギザ____もっぷ- エヴァル ...短歌325-11-4
辞世にはまだ遠く壱_/if_so_『禁煙法施行』_もっぷ- エヴァル ...短歌225-11-4
産経歌壇2017・02・466___もっぷ- エヴァル ...短歌225-11-3
もう一つの七夕伝説__もっぷ- エヴァル ...短歌325-11-3
春夕べ___もっぷ- エヴァル ...短歌325-11-2
サボテン__蒼風薫- エヴァル ...短歌325-11-1
道を歩く- 秋葉竹短歌325-11-1
おはよう世界____蒼風薫- エヴァル ...短歌525-11-1
あたしの譜_蒼風薫- エヴァル ...短歌225-10-28
生きるな___蒼風薫- エヴァル ...短歌325-10-27
美女ナルキッシーナ- ただのみ ...短歌5*25-10-22
誘い__蒼風薫- 梅昆布茶 ...短歌325-10-21
悲しみの- 秋葉竹短歌225-10-21

Home 次へ
1 2 3