{ルビ小夜=さよ}、{ルビ小雨=こさめ}降りやまぬ{ルビ埋井=うもれゐ}の{ルビ傍=かた}へ、
{ルビ遠近=をちこち}に{ルビ窪=くぼ}溜まる泥水、泥の水流るる廃庭を

葉から葉へ、葉から葉 ....
この灼熱夏の夕べのまた訪れ
うっすら熱風やはらぎ吹き
斜光の残響に染め抜かれ
アスファルトの固さ脆弱
足裏の感触に確と味わいつ、

真青に暮れなずむ天空仰ぎ

遥か過去から刻印された
 ....
20世紀後半くらいだろうか。携帯の画面も小さくて便利な二つ折りが出てくる前だった。インターネットが普及し、爆発的にマイクロソフトやグーグルが世界を席巻する。メールから個人がブログという枠を起ち上げ .... 半月の
やや太り始め
風吹かし

浴びる
熱 、
この血流れ
ひと ひと ひと

中心点の
彼方此方
何処にでも在りと

黄白い響 私を照らす
しっかり!
皆んなシッカリと
自らの光保ち尚も耀かせつつ、
資本主義システムに従いながらも
怯むこと無く抗いつつ、

皆んなそれぞれに
息して受肉し
やがてきっと自らを見出し貫いて
 ....
半月の
白い薄雲に
まぁるく円か
取り巻かれ
薄っすら真白く耀き在り
ただただ綺麗だと
夜の天空を仰ぎ見て想い、

もう少し りらっくすらっくす!
苦痛苦悩はお互い様々だけれどね、
 ....
ガス燈の灯る、
光の街は
地図にない
ヴィヨンの橋影が
夜の流れに
揺らめいている

街行く人も
名を伏せた仮面のまま、
濡れた石畳の道を
忙しく
通り過ぎた

裏通りの女も ....
半月を過ぎる未だ手前、
夜陰の上弦引き絞り
闇に閉ざされた弓の
残りの弧  夕刻から
薄っすらと今に黒光り
浮き出し円を描く折 、

想い一にして人の脳髄に
影踏み落とす自我それ自体
 ....
真夜中、夜の公衆便所
  消毒済の白磁の便器のなかで
    妊婦がひとり、溺れかけていた
      壁面の塗料は、鱗片状に浮き剥がれ
       そのひと剥がれ、ひと剥がれのもろ ....
ユニコーンの住む谷
妖精が遊ぶ花園
夜の街に凍えるマッチ売りの少女

彼らはみんな友達だ
私にとても親しいから
みんなを救って
夢の国へ

現実もひとつの夢だ
愛だけが現実だ

 ....
星がふたつに割れて
あなたはどちらを選ぶのか
選択を迫られる
わたしは毎日洗濯物を干している
あなたは輝いているお琴
強い野心のある男がいいわ
まだ17才/参政権を手放しても ....
自殺なんてね、する必要ないと思うよと医者の笑う

する必要があった人を考えるのが貴様の仕事だろう

実は動機も割れているのである、えぇ、君が殴った

医者当人もご存知なのである、えぇ、僕が ....
 「旅」にはたった一つしかない。
   自分自身の中へ行くこと。

         ── ライナー・マリア・リルケ





宇宙人地球で蟬になってます 👽

手のひらの生命線 ....
あめんぼうは、すばらしい数学者です。
水面にすばやく円を描いてゆきます。
どうして
そのいろに
したの
はなびらといきた
あのはるを

+

あめの
かどをまがる
どこまでもつづく
くらげいろの
みず

+

ふうとうから
なみおと ....
冬場も薄着で、
寒くないのですか? あなたは
って言ったら、
年寄りには寒さも暑さも同じこと
って、返されたけど、
人間も体温に近い毎日が続けば朦朧と蟻になる
体感以上にあたまのことだ ....
熱風、吹き流れ
虚しい夏の恋愛の回帰
残響の痕跡、この手に滲み
手繰り寄せられる哀しみ

カーテンも掛けられず
剥き出しガラス窓の向こう
自らを自傷し続けた貴女の
霊体の傷跡無数忍び泣 ....
詩人は今日も
散策を楽しむ

ヨチヨチ歩きの
赤児をみては
微笑む
君に幸多かれと

所狭しと
走り回り子どもたち
元気が走り抜ける
明日の未来へ

ベンチで二人並ぶ
お似 ....
 {ルビ花=はな}の{ルビ輪郭=りんかく}は
  {ルビ鋼鉄=こうてつ}のようでなければならぬ 
                                         
       ....
清浄な君の、白いレース柄による、
胸の施錠、
かたく閉ざされた、
はちきれんばかりの、
極楽浄土、極楽浄土、
 7月5日は何とか、何事も起こらず、過ごすことが出来た。あえて細かいことまでは語ることはしないが、その裏で観念と観念の戦いがあり、随分とすったもんだがあって、悪い想念に当てられたりして寝込んだりして、 .... あたい会いたいわ
たらいが降ってきた
新しい出会いを探そう
そんな気力もない

自傷詩人
これなら当てはまる気がする
死のう交渉
これも

いやいや、生きたい
生きられない

 ....
うごけチンポコポップコーン

かーふぇっとに てんとこむしが

ひっついているぞ

うごけチンポコポップコーン

へりぽくたーが おにわのうえを

ぱちこで うつぞ


たい ....
雨打つ夜陰、
ただ寂し
他者を求め
他者現れず、

 苦し 、

孤独と云うモンスターと対峙し
絶望の自分に絶望仕切りて

あゝまた自意識目醒め壊れた
あの悪夢の根源悪の
三歳 ....
 騙される人はいつも同じ

       ── どっかの人







しょうもない未知の予言にうんこする 💩

嘘つきが金を儲けるスピリチュアル 💸

ピンポ〜ンとエホ ....
これから詩作品を書く方にとって大事な事だとおもうので書きます。まず第一に言葉は伝達するための言葉であり。読者がどう解釈するのかでしかなく。筆者が一定の法則をもったしても、筆者にしかたどり着けない領域が .... {引用=(𝘭𝘦𝘵𝘵𝘦 𝘳)
ユウヒはとてもかわい よね さいきんなにしてすごしてる の ぼくはさいきん読みものしてる さいしょはわから なくて しらないことが少しずつわかるようになると これまでそう ....
犬の名前を並べる、
タロー、ルル、ブンタ、シロ
そのことを悔い、
喉元にキムチの色を塗りつけて、
俺たちは、見つめあった

北の城壁が高く聳えていた
たぶん、高さは、
喉の渇きで測った ....
今日の投稿で1年経ちます
明日から2年目の1日目

三日坊主にならず
365日続けられた
毎日詩を書くということ

また次の1年
続くように
楽しんで書いていきます

読んでくだ ....
とっても有名な蠅なのよ、あたいは。
教科書に載ってるのよ、それも理科じゃなくって
国語なのよ、こ・く・ご!
尾崎一雄っていう、オジンの額の皺に挟まれた
とっても有名な蠅なのよ
 ....
鏡文志さんのおすすめリスト(260)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
祈る蝸牛。- 田中宏輔自由詩17*25-8-4
木霊- ひだかた ...自由詩625-8-4
『冥土の土産』- 洗貝新散文(批評 ...5*25-8-4
セントラルステーション- ひだかた ...自由詩525-8-3
単純アンセム- ひだかた ...自由詩625-8-2
あゝ友よ、今宵共に- ひだかた ...自由詩825-8-1
ヴィヨンの橋影- atsuchan69自由詩27*25-8-1
詩想、月の私のまた充ち生き- ひだかた ...自由詩725-7-31
蛞蝓。- 田中宏輔自由詩14*25-7-28
ファンタジー- 杉原詠二 ...自由詩2*25-7-23
愛のビンゴ- 洗貝新自由詩8+*25-7-18
オカルトカルテ- りゅうさ ...自由詩5*25-7-17
永遠たち- 森田拓也俳句9*25-7-15
あめんぼう。- 田中宏輔自由詩16*25-7-14
からあず- たもつ自由詩7*25-7-12
寒さ暑さも便秘にシュール- 洗貝新自由詩8*25-7-10
Summer_Of_Love- ひだかた ...自由詩9*25-7-9
公園での詩- 多賀良ヒ ...自由詩325-7-9
ぼくのおっぱいは好き?〜二匹目のどじょうはいるか?- 森田拓也俳句15*25-7-9
観音びらき- 本田憲嵩自由詩1125-7-8
クレクレ星人の独り言「キチガイ想念」89- ジム・プ ...散文(批評 ...2*25-7-6
愚直に- りゅうさ ...自由詩6*25-7-6
チンポコポップコーン- 飯沼ふる ...自由詩1*25-7-5
詩想、無限反復・ざぁざぁ_サァ!!- ひだかた ...自由詩7*25-7-5
恐怖の予言_七月五日〜大災害- 森田拓也川柳13*25-7-4
これから詩作品を書くに当たって読んでいたら得するかも- 武下愛散文(批評 ...4*25-7-2
(letter)- ryinx自由詩17*25-7-2
犬の名前- atsuchan69自由詩24*25-7-1
1年続いた- 自由詩13*25-6-30
とっても有名な蠅なのよ。_- 田中宏輔自由詩17*25-6-30

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