あなたに会ってすぐに
夢を見ていることに気づいた
夢の中でくらい元気でいてほしかったのに
弱々しいかつての微笑み
もう二度と会えない眼差し
懐かしくて抱き寄せてもすり抜ける
夢が覚めないよ ....
よもぎが新芽をだしました
そろそろ餅をつくころです。
茹でて混ぜてペッタンペッタン
餅がだんだん色づきます。
一口切りにとりわけて
きな粉をふって
はい、お地蔵さん

その、あしもとに ....
 
 ユダヤ人どもを閉じ込めておけ!

もちろんこれはわたしの本意ではなく1941年第二次世界大戦当時ナチス政権の人種隔離政策を代弁した言葉である。
ゲットーと聞いて思い出すのは映画「シンドラ ....
おっきなあいつがいるからかな
あすをよぶ7時が
こわくてたまらん

桜咲くらん
おおきな玉ねぎのした
川面のはないかだ

花粉のつごもり
めまぐるしいR7
いきるかいきまいか
 ....
戦争と平和

クリミア半島を手中におさめたプーチンの
第三次世界大戦を匂わせた脅しに怯えながらもと
思わせながら情報抵抗力をあげていた私達

この世界ひかりより速いものはないと
教わって ....
あなたの耳の中に
階段があった
手摺はないけれど
転ばないように
わたしは一段一段
下りていく

一番下にたどり着く
幼いあなたが
膝を抱えて泣いている
もう大丈夫だよ、と ....
己の立場に満足してなさげな人がいる
方々にバカと言って回っている

何とも残念な
キャパの狭さなのだ

人間は賢いと言えるほどの何物も
持っていない

レスバになった場合
ただ強情 ....
ひたりきる
ひきもきらず
ひかりのなみ

 なんという巨きな
うねりひかり 、

 ひたすらに
 ひたりて
ひかりのなみに
 いなくなりはじめる
  このわたし

 次第に  ....
 詩集「ジム・プリマスのポテチ」がなろうの週間ランキングで5位に入っていて、驚いた。しかし評価されると嬉しいものだ。
 それにしてもトランプ大統領とイーロン・マスク氏を、擁護するような詩を書いた ....
オオタニさんのテレビを見るに
呆けている場合かぁっと
ツッコみたくなる己を抑え
ときに素ラーメンが人気ですと
お終いだ、もうおしまいだ

アニメ好きがあるでしょ
男憎しがあるでしょ
グ ....
明日死ぬかのように生き
永遠に生きるかのように学び*
靭やか研ぎ澄まされていきながら

分け入りても分け入りても青い山**なほ抱え 、

自らに柏手打って肉身に基づき肉身を置き
魔と魔の ....
 石破君、とうとうやらかしましたね。この時期に新人議員に十万円の商品券って。なんかズレてるというか、本当に頭が悪くて、自惚れが強くて、それでいて自分の行動の責任が負えない。 
 この件も、まあい ....
わたしたち 、
綿あめ食べながら
この世に在って
苦肉の策を練り続ける
けれど ぴゅるなん、
どれもこれもてんでばらばら
いったいどれを選べとやら

とっくに溶けてどろどろの
お口の ....
茶柱が立った、と言う
その声が
柔らかな水分のようで
会議室の会議の最中にも
誰かの幸せが
どこかにはあった
特急列車が通過する時の
数え切れない風圧
議長さんが小さく
手を ....
あっ
それ、何
引っ越し祝い?

あはっ
ありがとう

でも
よくわかったね
ここが

それに
こんなに朝早く

休講だったの?
そう  ....
静寂を沈めた海が、満月を映している

白い泡を浮かべた幾度目かの波が、
今夜も踊らない砂浜を濡らして、
ひとりの足跡が、塔のある岬までつづいた

打ち寄せる羽ばたく声と、
幼い飛沫が果て ....
某太郎は盗人だ。盗むのは村の子供たちであった。子どもを盗むと汚物を塗りたくって家に返した。するとその家の者は全員病に冒され、死んでしまった。村人たちは某太郎に憎悪した。ある家の男が某太郎を憎むあまり自 .... 昔読んだ本を思い出した。浜辺に死体が打ち上がるんだ。人間の死体じゃないよ。怪物の死体だ。腐った死体だ。次々に打ち上がる。どこからきた死体なのか誰も知らない。浜辺を歩きながらそんな話をする。磯の匂いは腐 .... 道端の花壇の端に老人が腰掛けて苦しそうにしていた。止まって声をかけることができなかった。通り過ぎてから老人が重病だったらどうしようと思い振り返った。老人はまだ座ったまま。戻って声をかけることもできたは .... 滑走していく冬の夕空を
概念が凪いで金魚と泳いでる
熱の籠もった長靴下、
そろそろ君ともお別れだ
糸が引き千切れた 
正月凧、
風に流され遠く  
とほくすきとほりいき
春へと 遠くか ....
最初の出だしはこうよ。
ポプラ並木に寒すずめが四羽、
正しく話してると、
うつくしい獣たちが引き裂くの。
クレープが好きだと言ったわ。
魚座の男が好きだとも言ったわ。
鉄分の多い多汁質 ....
線を引いていたら
昔の友だちがきて
一緒に手伝ってくれた
昔の友だちは
昔と同じように
慣れた手つきで
丁寧に線を引いていった
相変わらず上手いね
と言うと
はにかんで笑う
 ....
チョコレートにリキュールで
モーツァルトらしい

モーツァルトを聴かせて作られた
蔵粋らしい

酒にモーツァルトを聴かせたものらしい
くらしっくと読ませるらしい

生きてる間に聴くも ....
 詩の言葉というものは時代を映し出す、そのことは谷川俊太郎の詩を見るとよくわかる。よく知られているように、谷川俊太郎の第一詩集『二十億光年の孤独』は三好達治の序文を付して刊行された。現在長期入院中で資 .... 朝、着陸があった
生き物のような
小さな音
おだやかな
さざなみと
草の下敷き
わたしは子供だった

片言の陽射しにも
なれなかった
一粒の海
古いゴム管の
隣に腰掛け ....
無限遠に目を細めれば
縮尺の都合上
ちいさな羽虫の亡骸も
ぼくのこの身体も
だいたい同じくらいの大きさです

土に還るための段階は
どうにも煩わしいから
いくつか端折ってみる
飛ばな ....
チンポコをぶるんぶるん
振り回して相手を攻撃する競技で
ルールは剣道と同じだが
面を決めるには
途轍もない巨根かジャンプ力が必要となるので
なかなかお目にかかれない

振り回し過ぎて
 ....
もう二度と会えないなんて
思いもよらず
雑な態度や言葉
思いだすだけで
苦い水が込み上げてくる

たらればに縛り上げられ
堪えることができずに
弱音を吐くよ

さようならを喉に詰ま ....
寒晴れに鰤ほろ酔ふ藻陸蓮根 あたまの中
波打ちながら
増幅していく
思考のうねり

最中でわたし
奈落への悲鳴
只聴きながら
ひゅうひゅう
風吹き渡り
増幅していく
うねる思考
手懐けながら

奈落へ ....
鏡文志さんのおすすめリスト(260)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
瞼の裏のあなた- 自由詩6*25-3-22
はる- wc自由詩8*25-3-22
イメージについて/足音に影を落とす_(白と黒の考察)- 洗貝新散文(批評 ...6*25-3-22
さくら_咲く_RUN- wc自由詩7*25-3-22
戦争と平和- 足立らど ...自由詩4*25-3-22
迷子- たもつ自由詩4*25-3-21
マウント不治- りゅうさ ...自由詩8*25-3-21
瞑目一刻- ひだかた ...自由詩6*25-3-20
「クレクレ星人の独り言_48」- ジム・プ ...散文(批評 ...2*25-3-19
齟齬- りゅうさ ...自由詩4*25-3-19
詩想、透き抜けて寄る- ひだかた ...自由詩5*25-3-15
「クレクレ星人の独り言_44」- ジム・プ ...自由詩2*25-3-15
お研ぎばなし- ひだかた ...自由詩6*25-3-13
会議室会議- たもつ自由詩425-3-11
こんなふうに- 田中宏輔自由詩13*25-3-3
グィネヴィアとエレイン- atsuchan69自由詩14*25-3-1
疫、- 自由詩5*25-2-28
私達は仲良し- 佐々宝砂自由詩425-2-28
神様に試された。- 自由詩625-2-27
スプリング・カイト- ひだかた ...自由詩625-2-26
タコにも酔うのよ。- 田中宏輔自由詩15*25-2-24
昔の友だち- たもつ自由詩9*25-2-24
チョコレートゴースト- wc自由詩12*25-2-22
谷川俊太郎の「孤独」の現代性について- 岡部淳太 ...散文(批評 ...4*25-2-21
クリームパン- たもつ自由詩325-2-20
葬列/下位次元展開- あまね自由詩12*25-2-19
チンポコ道- 花形新次自由詩325-2-18
おわかれ- 自由詩9*25-2-18
寒晴れに鰤ほろ酔ふ藻陸蓮根- 洗貝新俳句6*25-2-18
えーてるうちゅう- ひだかた ...自由詩7*25-2-16

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9