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町はゴミに支配されている。
誰も認めたくないが、ゴミがなければ、
町はすぐに消えてしまう。

ゴミはただの廃物ではない。
町の歴史がそこに溜まっている。
誰かが笑い、泣き、怒り、諦めた痕跡 ....
あの人は、夜になると机に向かう。
昼間は静かで、どこか所在なげに庭を歩いているくせに、夜になると別人のように背を丸め、灯りの下で紙に向かう。私はその背中を、何度も見てきた。

ランプの火が揺れる ....
煙突から、まっすぐ煙が立っていた。
冬の午後。工場の裏手で、ふたり立ち止まる。

「今日は素直だな。」

「何が。」

「煙だよ。曲がらない。迷わない。出たら、出っぱなしだ。」

「 ....
弥生ド陽'さんの後期さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ゴミ- 後期自由詩326-2-21
客人- 後期自由詩326-2-21
拡散- 後期自由詩426-2-13

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