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入江の向こうに
黒い影が浮かんでは消える
波の音を奏でる
音符のように

埋まらないパズルのような曲線を描いて

この場所を離れないものがあることを
僕はくりかえし
思い出していた
極夜にひとり読む活字は文明のかすかな点滅 砂場に散らばるコトバを見ている時に
私は居ない
コトバは私の方をじっと見ている
私を見ながら
私の名前を砂場に並べてみせた

私は後ずさりする
後ずさりする時にも
私は居ない
コトバ ....
黙々とボールを蹴る子冬木立

小さき鉢の菫に冬のひかり憩う

水平線を折るその指先から飛び立つ折り鶴
wcさんの紅茶猫さんおすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
空は流れる_明日の方向へ- 紅茶猫自由詩10*25-4-25
極夜の読書- 紅茶猫自由詩4*25-4-17
日曜日の午後- 紅茶猫自由詩8*25-2-18
冬の日- 紅茶猫俳句3*24-12-12

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