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埋もれた一粒の麦のことを
考えている

踏み固められた大地から
顔も出せず
根をはることもなく
暗澹とした深い眠りのなかで
郷愁の念を抱いているのか
夏天に輝く手を伸ばし
希望の歌が ....
ああ 青空が広がっている
ああ 雲が流れていく
ああ 子供たちの行進だ

あなたは喫茶店でアイスコーヒーを飲んで
独りになった朝は如何ですか?
眼差しは途方に暮れて

ああ ....
大地ごと覆うような器
実も心も丸ごと入った

ときめいていた時間軸に
留まってしまった記憶マドラーを刺す

陽射しは熱い
眺めている瞳以上の存在感

絡まり続ける氷の果て
誰か ....
どんなに目の前がまっくらになるくらい落ち込んでも、きっと少しは光があるはずだ。
だって僕らは生きていて、生きているからには希望があるから。
夜にだって、目を凝らせばぼんやりと道が見えるし、耳を澄ま ....
壊れた時計から夢が逃げました
もう時間は教えてくれません
遠い昔も今も未来も
在るのか無いのか

この部屋が寒いのは何故なのか
教えてくれるものは在りません

淋しい季節が続きます
まいにち逢える人なのに

きみの扉は

迷路のかなた


曲がり道は 行き止まり

回り道も  行き止まり


はじめて逢った時から


たどり着けない

迷路のかな ....
夕陽は落ちないよ
そんなツッコミが 聴こえてきそう

誰がハミングするだろう
きっと 鳥たちだ

鴉は塒に還るだろう
何処から 飛び立つのか

あの 尖がった
一番 空に近 ....
パッパカパッパカ
お馬が走る
パッパカパッパカ
お馬は走る
お馬とても賢そう
パッパカパッパカ
とっても元気で
人参美味しそうに
食べるお馬さん

ざあざあ
ざあざあ

雨が ....
山から下りてくる冷気が十月の浅い日のふくらみをおびやかす。男は人生の折り紙ばかり折っていて、その折り目の正しさを論述している。白紙の暦に少しずつ日付が折り重なり、日付には詳細な日記が書き込まれている。 .... タイトルは私の書き方とする
私ではなくても良いのだけど
特定の他人の話にすり替えると悪い気がして、さ

鉄鎖を断ち切りたくつて、さ

痛いけど
一枚、剥がすだけさ

直ぐに終わる ....
あたたかい人も、いたよ
やさしい目をしていた

責める人も、いたけど
そんなつまらないものを
書くものはバカだぞ、と
もう、いい加減にしろよ、と
圧倒的なパワーで
わたしを諦めさせ ....
並木道のやわらかな絨毯
ざくざくと二足の靴がふみ鳴らす
転がるように進んでいく

寂しい色したフェンスの影
まるでレースみたいだった

ざわめき

小さな音が重なって騒がしく
虫と ....
深夜のラジオ

うまく生きていくための鍵をもらった

赤い会議中

近づけば隠れるひくい月

壇上にパイプ椅子

間に合いそうもないなら電話いれて急ぐな


調べたのか、経験 ....
  けだもの


ひとの声がする

空がなく
土もない
紙の色の月がうすく照らす
このわづかな世界に

やさしく
神々しく
いつくしみ深く
ひとの声がする

《祈りなさい ....
いつも通る道
いつも出会う人
いつも歌う歌
いつも曲がる角

いつも読む雑誌
いつも食べるパン
いつも乗る電車
いつも降りる駅

いつも見る鏡
いつも見る私
いつも見るけれど
 ....
霧のつぶが
ここらに留まっている

セイダカアワダチソウが
しっ
と立ち尽くしている


秋は秋でさみしいから
オルガンを弾く
幼き
亡き王女に寄せたこころを
いつまでも

 ....
きみとなにかを分け合う様に生きていたいとおもう
からっぽのカゴの自転車のままで自由を走ろう

所有することなしに生きてゆくことも良いのかもしれない
手にするものすべてはさよならをはらんでいるか ....
『わかりやすい労働基準法』というタイトルの本はあるけれど『読んでしまうでしょう』というタイトルの本はない。仮にあったとしてもそれは『呼んでしまうでしょう』であったり『混んでしまうでしょう』であったり『 .... ぼうっと過ごしている
この午後の一時を

自動車の走行音
黄金に照り輝く瓦
微かに揺れる送電線
何処までも澄み渡る蒼穹
この私が今此処に存ること

この午後の一時を
ぼうっと過ごし ....
清秋


空清しとは季語のみで
ここ数年は
雨や風の災いに心痛めたり
意味のない達弁に
うつむいてしまいたくなる
そんなことが多い

それでも
ほんとの清秋が突然にやってくると
 ....
ひとくちの水ほしさに
幽霊は夜に立っていた
眠りと死の違いを
未だわからぬまま


あらゆる終わりに優しさは無く
ただ悲しみばかりが晴れわたる
舟漕ぎ人夫の
沈みゆく ....
こいつ分かってるじゃねえか

本能なのか

統計なのか

確率なのか

こいつ分かってるじゃねえか


いじらしい

可憐な花が

崖っぷちで

海からの

風に ....
お金ほど汚ないものはない
お金は善悪清潔不潔を問わず
だれの手にも渡る
なのに
お金を扱って手を洗う人はいない
トイレに行ったら必ず手を洗う人でも
お金を手にしても手は洗わない
中には
 ....
すべて消えてなくなればいい

想いも 愛も
淋しさも悲しみも
ここにいたという軌跡さえ
波にさらわれてしまえばいい

a dream
誰にも知られずに
消えて行く私の言葉たち

 ....
あの日
ポプラはたたずみ
欅は足早に歩いていた
ヤマボウシは落ち着きなく
楠は泣いていた
私は山に向かう
晴れの日に
桜が死んだ
歌う鳥は
誰もいなかった
誰も寝ていない寝台の上に

まだ戒名の付いてない
母の骨箱を座らせる

ダウンロードしておいた
浪曲を流す

追い追いと涙が溢れる
落ち葉が舞ってる君を追いかけて
スニーカーの底で中敷になる

君を支えているんだと思える心強さを
震える身体で伝えようとしたのに

眠りに落ちて低くなる体温
君を冷たいまま放置していた
 ....
愛情はひとつでも
愛情表現は人さまざまだ
黙って見守るのも
愛情表現なら
いちいち心配するのも
愛情表現だ
場合によっては
厳しく注意したり
たたいたりするのも
愛情表現だ
愛情は ....
今朝は小さな喜びが
2つもあった
ひとつは
プランターの中にほうれん草の芽が出ていたこと
ふたつめは
地域に二人しかいない小学生のうちの
一人の二年生の子が
通りかかって元気よく
「お ....
駅のトイレの個室の壁に書かれた
作者不明の一文
それに
興味をそそられた

読んでしまった
用を足しなから
読んでしまった

 俺は失敗して彼女を妊娠させてしまった
 出来ちまって ....
あおいみつるさんの自由詩おすすめリスト(576)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
一粒の麦よ- 帆場蔵人自由詩16*18-10-31
喫茶店にて- ひだかた ...自由詩5*18-10-31
薄いカクテル- 藤鈴呼自由詩1*18-10-31
あかり- 水宮うみ自由詩4*18-10-30
魔法の針- まみ自由詩5*18-10-30
迷路- st自由詩318-10-30
親不知に夕陽が落ちて- 藤鈴呼自由詩5*18-10-30
- 腰国改修自由詩3*18-10-30
拍動- 葉leaf自由詩218-10-30
●_雑に書くのが良いのか悪いのか_●- 足立らど ...自由詩2*18-10-30
あたたかい人- 立見春香自由詩818-10-30
地面を飾る日- 青の群れ自由詩718-10-29
バックトゥザフューチャー- ペペロ自由詩118-10-29
けだもの・部屋- 石村自由詩29*18-10-29
いつも- やまうち ...自由詩3*18-10-29
オルガンの景観- 印あかり自由詩14*18-10-29
きみと- 梅昆布茶自由詩1418-10-29
隆盛人間ゾーン- 腰国改修自由詩2+*18-10-29
二階の窓(改訂)- ひだかた ...自由詩11*18-10-28
清秋- AB(な ...自由詩8*18-10-27
ひとり_ぬかるみ- 木立 悟自由詩518-10-27
こいつ分かってるじゃねえか- 吉岡ペペ ...自由詩518-10-26
汚ないお金- zenyama太 ...自由詩1*18-10-26
a_dream- 未有花自由詩12*18-10-26
晴れの日- 腰国改修自由詩4*18-10-26
預けるまで- ナンモナ ...自由詩10*18-10-24
帰り道の詩- ミナト ...自由詩2*18-10-24
愛情表現- zenyama太 ...自由詩1*18-10-24
小さな喜び- zenyama太 ...自由詩1*18-10-24
呼ばれて振り返れば- こたきひ ...自由詩318-10-24

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