トキくんはひどい

トキくんは天才科学者

トキくんは発明がスキ

トキくんはたまに変な機械をあたしに使う



トキくんはひどい

トキくんは時間を止める機械を作った
 ....
寒空に
何を見るのか
ふゆかもめ
凍てつく海は
薄氷となり
しゃぼんだまふくおだやかな日
ベランダへと長い優しい風
息を 吹きこむ私、から私 を

駐車場一つ向こうの昼寝してるおじいさんにも
広場で太極拳してる団地のおばさんにも
公園で笑う子達にも ....
何か精神的にキてるようです。
何かやりたい事だけやってます。もうガキです。
どっから崩れたんだかわからん。いきなりスイッチ入った。
昨日1943し過ぎたのが原因か。そんな、まさか。

どうで ....
太陽の塔は見たことがあるが

大阪万博は知らない


火輪塔


直視できない

地球が周る限り

いつも明日をくれるのに

私は

朝と夕の太陽しか

見ていない ....
四つん這いで夕陽へ走る
ずっとたどり着けないだろう
俺たちは理解している
なぜ青春は人生のほぼ前半部分に据えおかれているのか
そのあとの人生について俺たちはどうしたらいいのか
二足歩行でやが ....
びすけっと

月の形のがすき

ブランコ

真夜中にブランコ

びすけっと


お前を

食ってやりたい



お前を

食ってやりたい


三日月にして ....
遠くから はさみの鳴る音が聞こえる
それはとても正確で 狂いの無いリズムで
冬の雲を切りそろえ 月の出る準備を
飛び散った雲は星に変えよう

はさみの刻む音で 月がくる
光輪のファーを巻き ....
デュシャンにはなれない。
誰も。
だから僕は言葉をぶつける。
誰も映らない鏡に向かって、
さぁ
体重が40kg台に乗りました
いよいよもって健康と
今生のバイバイバイ

階段は魔の地と化したみたい
つるつるの道路は無法地帯

ねぇ
誰かバイ・オア・ダイなレコードを譲ってく ....
さしこむ月明かりに
浮かび上がる
窓枠におかれた青白い手
古びたホログラムのような
その手の
輪郭が、ぶれ
はしる、ノイズ
握られたナイフの
かるい重み

ナイフは澄んだ鏡
凪い ....
脳みそが痒いな
朝から痒いな
のこぎりでギリギリと開けて
痒いところを掻きたいな
掻いたら脳みそぐちゃぐちゃになっちゃうかな
ぐちゃぐちゃになった脳みそは味噌汁になるのかな
 ....
 
  金曜日がおわった

  一週間が長い

  精神病を患ったからか
  
  初老の痛みか

  『詩は青春の文学である』

  と関根弘はいったが

  詩はだから宇 ....
おっぱいを触ったら
固かった

しかしそれは
おっぱいが固く張っているのではなくて
ブラジャーのパットが厚く丸いのだった

私が
私自身が騙されるのだから
つい
女の胸元を見てしま ....
明日が今日になってしまった真っ暗な道で、アルコールの心地よい浮遊感に酔いながら、ふと目をやったドブに捨てられていた昆虫の図鑑からは、蝶のページだけが、まるでヒステリックな女が引き裂いた昔の男の写真のよ .... 馬鹿みたい、と
吐き捨てる口癖がたまらない。

マルボロに火をつける横顔も
最高なのさ。


何て言うか、お前は、

昨日 車で聴いたFMのジャズで、

中目黒の川沿いの並木道で ....
いなびかりが消える前に
濡れた制服の女の子に
ワイパーが生む摩擦に
思い出してしまって大変
黙って指なんてなぞる

雨に拒絶された車の中の
あなたとわたしと蚊
輪郭があ ....
がらんどうになった部屋の中で
やめたはずのタバコ吸いながら
思い出せない
思い出を
思い出しながら
なんとなく泣いてみる

からっぽになった部屋は
ただただ広くて
僕の4年間は
な ....
批評書きます
ラーメン屋には最近行きません
夜の空気は、見慣れなきものになりつづけ
脂っこいものは、
もうごめんなさいよ

空がまばらな光線にけぶるし
いのちの100当番にはかけたことな ....
ある日 ふと手首を切る女の子を思いついた
切った手首から溢れる血で白い壁に絵を描く女の子
その娘に対してのなんの肯定も否定も投げかけずに
ただ無言でその姿を使い捨てカメラで撮影する男の子

 ....
砂場ではいつも
大きな壁が作られようとしてる
水をかければ崩れてしまうのに
しあわせってこういうこと コーヒーのカップに浮いた
泡よりももっと無意味に
絞り出す絵の具のチューブ
盲目のミミズの闇に
こぼれちるルミノールの青
洗っても洗ってもなお
ひかりちるルミノールの青
舐めとればほのか ....
   ONする

   ラベルの文字が回り出す

   回り出したLPの縁が

   なめらかに波打ちながら

   キスを待つのを見る

   じらしているつもりで
 ....
ストローの紙袋を
できるだけ遠く
白く、吹いて
氷の空へ飛ばす

コツンとあたった
かすかな点から
ぱきぱき、と
空はひび割れて
肝油ドロップがふりそそぐ
雪乞いの
甘い甘い、 ....
  冬の木漏れ日の中で懐かしい歌を聴きました
  懐かしくてももう泣けない自分がいました
  それが寂しくてそっと瞳を閉じました
  太陽が淡く輝いた冬の日のことです


  太陽 ....
コーラの泡

思いのほか痛くて
もう一口


軽音楽

骨の折れる音は案外
ポップスじみてたよ
第一話
不得手

何事もボクは苦手で不得手で
そんなボクには友達もおらず
ただただ毎日エロスなサイトを
巡回していた

第二話
忘却

高校卒業後
特に何もせずに生きていた
 ....
  夕焼けがうつくしいのは

   あれは人魚が大空に薔薇をまいたからです

    なんて歯の浮くような科白をはいたら

     おまえは詩人 失格だと頭をなぐられそうだ

 ....
朝、目覚めたが
からだがかたい
かたまった
うごけなくなる
心臓まで止まるので
ふだん着のままで
こそこそと道路を渡ったら
車に轢かれた

よそ行きに着替えて
タクシーを止 ....
かのこさんのおすすめリスト(269)
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からっぽになった部屋で- ヤマト自由詩305-1-16
夜のあてつけ、終電、ああそれから批評- 石川和広自由詩6*05-1-16
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