女というのは
いてもいなくても
苦になるものだ

かつて俺は思っていた

女にはたぶん
心はあっても
精神なんてないんじゃないか

なかば本気で思ってもいた

むかしむかし ....
きっちがぁいに見えたとしたって

「あっ、普通です。」

って冷静に批判したい

理性で丸め込まれてしまうような
余ったれた感情の降伏点を衝動などと呼ぶのは
いい加減に終わりにしてみた ....
 
ブローチ

妻が声をかける
隣室から
お出かけの
ブローチを見てくれと言う
あれこれ五つばかり

結局、黒髪に合う
黒みががったのにした
素朴という言葉がある
辞書にはス ....
どっちでもいい
君が蕎麦を喰おうが饂飩を喰おうが
君の人生だし
君の昼飯だ
ただ
ただな
今、蕎麦喰ってるのに「饂飩食べてます」って嘘つくのはあかん
俺、関西人じゃないけど言う
「それ ....
いっとき
誰かをおもい
泣いたとしても
朝が来れば
人は顔を洗い
食事をし
読みかけの本の頁を開く
晴れていれば
陽を浴びに出かけ
つばめが巣立てば
ほほえむでしょう
四葉のクロ ....
配達中にラジオで聴いた
でんでんむしを歌うあいだしょうこ

WIINKのあの娘だとおもった

つのだせやりだせあたまだせ
でんでんむしが言うには

そんなのわかってる
あんたこそ元気 ....
目が覚めた時に触れた
手の先がジンと痺れていた理由は
握った力が強すぎていたからなのか
心地よい鈍痛に包まれて
寝息を聞いている朝

無言のまま身体ごと引き寄せては
暑さのせいなのか
 ....
                     150530

今晩、8時半頃、ベートーベンの交響曲をかなり音量を上げて聞きながら、メールチェックなどしていたら、部屋の隅から何か音がした、なんでだろうと ....
水より安い酒を友としている 運命とは。
戻ることはないから安心してもいい
並列された時間軸に迷いはなかった
それはみな意志の極限を指しているから。

時が鳴り響くように。
(私たちがモナドと呼んでいたもの) のよ ....
赤ちゃんの匂い 柔らかい肌の匂い
ふわふわの肌着の匂い あたたかいホッペの匂い
新生児のウンチは 美しいきいろ
お日様の下でひなたぼっこした後の
どんな高価な石鹸の匂いよりも
甘くて 柔らか ....
あなた若しくは私が
何故今そのことについて
書かなければならないのか
あなた若しくは私が
必然と感じて書いたものが
読む人にとっては
全くそう思えない
あなた若しくは私が
読む人にとっ ....
最後の瞬間
かける言葉は無かった。

ただ
流されるがままに
「ありがとうございました。」と
言っただけ。

「お父さん死ぬな!!!」と
耳元で叫んだ人の話を聞いていたのだが

 ....
 
あなたは、ぼくじゃない

ぼくは、あなたじゃない

でも、わかりあえないわけじゃない



 
 若葉はだんだんと濃い緑に変わり
 空の青には白い雲がまぶしく輝く。
 生命が萌えたつ
 五月のさわやかな風・・・
 
 新しい生命が生まれるということは、
 それと同数以上の生命が消えて ....
何年も前の事だけど
「紀伊国屋なう」というメールを
貴方がくれた
その時は
電車に6時間も揺られなければ
紀伊国屋のあるその街へ行けない土地に
住んでいたから
「今その町に私がいれば、
 ....
 ジョージ、君がいなくなって、今年でもう三度目の夏が訪れようとしています。
 ピンタゾウザメがいなくなったことで起きる弊害は今のところ
 私の生活に訪れてはいません
 
 アインシュタインや夏 ....
私は貴方の事をよく知ってる
でも貴方は私のこと何も知らないの
だから少しのきっかけで貴方に話しかけられて光栄なの
でもね私に向けられた視線は貴方の少しの興味ではなく
睨みつけてきた女の子と目が ....
雨上がりのそら
草原に敷かれた鉄路
長大な貨車を曳く機関車が
ゆっくりと風景をよこぎってゆく

産業革命をささえた心臓が
風景のなかで鼓動している

そんないまではめったに在り得ないシ ....
ある古本屋に行きたまたま開いたページに
弱音が書いてあった

「苦しい」と

私はそれを買い、それに返事のようなものを書いた

「私もだよ」

それだけだったのに
なんとなく赤の他 ....
?作品力=5点 ?余韻力=3点 ?再鑑賞魅力=2点(?には鑑賞後に歓談を誘発する力があるか、?には保存価値があるかも考慮)
総合的な印象として0.5ポイント加えるか否かを基準として+、−を付加。  ....
花咲け大地

叶わぬ夢も

素知らぬ顔で

天まで昇れ

いずれは雲に

やがては雨に

今日もどこかで花が咲く

色とりどりの花が咲く
幼なじみ
ってくくりたくない
ボーイフレンド
はベタベタしてて恥ずかしい
彼氏
なんてもちろん呼べない

最初にあの娘のことを相談された時
こいつバカじゃないかって
思って
そ ....
命 淡雪 散れ、桜
人 夢見て 儚いや
俯くな俯くな 寂しさで
忘れるな忘れるな 皮一枚さ

花 女 紅を差す
欲 男 仇を為す
壊れるな壊れるな 切なさで
忘れるな忘れるな 悲しくな ....
おはよう



僕のベットの隣に君がいる
肉と皮を蒸発させた君がいる
地上に置いていった骨だけの君がいる

ろうそくの炎が揺らめいている
数本の線香のか細い煙が揺らめいている
僕の ....
               150524

過去問はすべて解くこと
それが常識
それがここに居られる最低条件です
過去問が解けないようでは、これから先に進めるわけはないでしょう
そんなこ ....
 
パンツが脱げない

言葉からパンツが脱げない

たった一枚なのに



 
その時、人間って、神様が彼に逢いたいために作ったんじゃないかなって、思ったんです。

謝って、嫌なこと全部はねよけようとするところ、わたし好きよ。あなたの人間性の塊だもの。

君が生まれるまで ....
弾丸に撃ちぬかれる

触れたものはすべて幻
熱情も
安らぎも
痛みさえも

何度目か数えるのはとっくの昔に止めた
ただそっぽを向いて
最初から分かっていたと嘯く

しみったれた未 ....
  かれらが、一体なにを
  言いたいのかちっともわからず
  ことばのなかにひらめく暗闇をさがした
  目を凝らして 耳を澄ませて 鼻をとがらせ



  けれども本当はかれら ....
鵜飼千代子さんのおすすめリスト(9860)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
女についての若干の考察- 浩一自由詩2*15-6-5
まだまだあおいよおめぇさん- 楽歌自由詩3*15-6-4
_ブローチ- 生田 稔自由詩615-6-4
冷やし中華始めました<幻>- 秋也自由詩215-6-4
天を見つめるということ- そらの珊 ...自由詩23*15-6-3
でんでんむし- 梅昆布茶自由詩1115-6-3
聡明であるべきふたり- AquArium自由詩3*15-6-3
マグニチュード8.5- あおば散文(批評 ...4*15-6-3
水より安い酒を友としている- 北大路京 ...自由詩715-6-2
- 佐藤伊織自由詩215-6-2
あまいこと- 岸かの子 ...自由詩7*15-6-2
何故今なのか- 花形新次自由詩115-6-1
出棺時。- 梓ゆい自由詩315-6-1
じゃない- 殿上 童自由詩15*15-6-1
五月の風の向こうに- 秀の秋自由詩215-5-31
紀伊国屋- Lucy自由詩26+*15-5-30
3度目の- 亜樹自由詩415-5-29
貴方は人気者- 斎藤 九自由詩115-5-27
ロコモティブ- 梅昆布茶自由詩1215-5-27
私もだよ- 斎藤 九自由詩215-5-26
2015鑑賞映画採点及びひとことふたこと⑩〈5/16〜5/2 ...- 平瀬たか ...散文(批評 ...1*15-5-26
花咲け- 花咲風太 ...自由詩315-5-26
男友達- アンテ自由詩215-5-26
忘れるな- 雨の音自由詩215-5-26
平成27年5月13日早朝- ……とあ ...自由詩16*15-5-25
ポスト/ドラマがはじまる前に- あおば自由詩9*15-5-25
書けない- 殿上 童自由詩23*15-5-25
無題- 一酸化炭 ...自由詩315-5-25
喪失- kotoha自由詩215-5-24
かれら- 草野春心自由詩415-5-24

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