誕生日おめでとう
渡した黄色い包み
中には白い帽子
大丈夫
髪の毛がなくたって
これがあれば
温かいよ
大丈夫だよ
大丈夫だから・・
ねぇ
ここで私が泣いち ....
ネーム入れて
おそろいで
箱に詰めて
・・
きみに届け
この想い
ペアペンダントにのせて
手作りにしようか
いいやつ買おうか
プレゼントは
ちょっと豪華なの
ほしいよね
とか
考えながら
財布を覗いて
そして私は
今日も罪を犯す
罰当たりな
....
冬の北海道は寒い・・
君の手は温かいよ・
「「あ、雪」」
って言おうとした
『あ』
で
口の中に雪
数えきれないほどの
雪
全国に少しずつ降る
雪
その一 ....
汽車に乗って
飛行機に乗って
きみの元へ
卒業したら・・
春休みになったら行こう
姉ちゃん
ちょっと
大丈夫?・
まぁ
楽しいから
いっか・・
いつかさ
まぁ
いろいろ
話せたら
いいね・
ちょっと
落ち着けよ・・
もう大人なんだから
ママ、彼氏できた
春休み、そいつんとこ行ってくるよ
裸だから言えた
飾らずに伝えられた
戻ってきた
もうないと思ってた
あんなに人を
愛すると云うこと
戻ってきてくれたんだ
恋心
おかえり
この胸の高鳴り
大人気のテレビ番組
私は嫌いだよ
「「テレビ見てからにするか」」
ってきみが言って
いったんばいばい
またメィルする
大人気のテレビ番組
きみも大好きなテレビ番組 ....
雨宿りなんだか
雪宿りなんだか
ただわかるのは
ぼくときみとあなたは
無言の爆笑の渦に
そのときから
はまっていたんだねってこと
一番星みつけた
1000円しか残ってない
3720円分のおしゃべり
あぁママに怒られちゃう
そして私は
明日も4580円分のおしゃべり
きみのお家へコールします
小さな公園
錆びたブランコ
チューイングガム
たばこ
小さな僕と
大きなあなたが
切なく微笑む
キャッチボールとは
誰が言ったんだか
すごいイイ例え・・
メッセで
メールで
きみからの返事
待ってるぼく
手作りの封筒で
「「指輪と手紙」」
贈ります
3年前の冬のこと
いつになったら
届くのかしら
郵便屋さん
忘れちゃったのかな
大晦日の夜
なんだかいつも
私は泣いている
けんかをして
怒られて
機嫌が悪くて
私はいつも泣いている
なんで毎年そうなのか
考えてみたらきっと
忘れ去られる今年 ....
そういう意味で買ったんじゃない
そんなこと考えて選んだんじゃない
Mって刺繍の
帽子
君の名前がMからだからって
そんな理由じゃないよ
たまたま・・かわいかったから
....
重ねて 重ねて
たまに離れて
隙間に入る空気が切なくて
また重なって
濡れる唇
ため息が漏れる
窓が曇る
冬空の車内
「とりあえず誕生日がくるまでは一緒ね
プレゼント
うちだけあげたんじゃなんか損だから」
冗談だよ
冗談に決まってるでしょ
それなのにきみは
悲しそうな声
「そんなこと言うなよ」
....
入れて欲しくて
一緒になりたくて
入れて 入れて
きみはだめって笑う
惨めで
恥ずかしくて
やっぱりそれでも入れて欲しくて
だから自分が
マンホ ....
最近口うるさくなってきた
母
前からずっとうるさい
姉
つまらないギャグを連発の
父
無口で謎だらけの
兄
しゃべらないけど騒がしい
フェレットの紅と
亀のもじもと ....
もっと細くしなくちゃ
あなたとのペアブレスが入らない
片想いだけど
そんなこと考えながら
います
ミチ
ススム
道
私と
一緒に
ミチ、好きだよ
きみが
月綺麗って言って見上げた
空
三日月浮かぶ
見えないけど
ふたりで
携帯持ち上げて笑う
失敗 失敗
失敗・・
周りになんと思われようが
たいしてダメージは受けないけれど
きみに嫌われたんじゃないか
そんな不安が襲いかかって・・
そのたび増えてく ....
一人きりのメリークリスマス
メリー
今きみに会いたい
大好きなあの人は
私のご主人様
ペットにでも
奴隷にでも
なりましょう
愛という鎖に繋いで
絆という鞭で叩いて
心という檻に入れて
あなたの中で
生きさせて
短い詩が好き
きみが言うから
僕が書こう
一緒に歌おう
私は
小さな声で
あなたは
大きな声で
一緒がいいけど
私
あなたの声がききたいから
曲がり角
バイバイの後
聞こえる笑い声
バイバイの後
つまる言葉
独りで帰る
冬空の下
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