時折懐かしく立ち止る
アラベスクの文様から
秩序と論理の符合する
緻密な整合さに魅了し

時折懐かしく振り返る
アラベスクに疲れた時
曖昧で淡白な彩と音色
交互に惹かれては離れ

 ....
もしもの初めに風は立ち止った
もしもあの時振り向いていたら
私を受け止めてくれたのかしら

もしもあの時追いかけていたら
あなたは立ち止ったでしょうか
もしもの終わりを思い浮かべる
 ....
私は舞い降りた

そっと爪先で立ち

首筋と背筋を伸ばし

ふんわり舞い降りた

私は言の葉の妖精 


誰かが私を呼ぶ声に

そおっとふんわり

舞い降りた

私は ....
部屋の真ん中にテーブルを置いた

部屋の真ん中のテーブルは僕の机

部屋の真ん中のテーブルは仕事場

部屋の真ん中のテーブルは食卓だ

部屋の真ん中のテーブルは大きい

部屋の真ん ....
一滴の雨が頬を濡らした

一滴の雨は頬を伝わって

私の胸元に落ちて消えた

どうしたの? 落ちた雫よ

一滴の足跡は1本の光りの線になった

一滴の足跡の1本の光りの線が消え ....
tamami(65)
タイトル カテゴリ Point 日付
アラベスク・・・自由詩413/6/4 23:41
もしも・・・自由詩413/6/2 22:47
柔らかな日差しに・・・自由詩613/5/30 5:15
真丸い相棒・・・自由詩213/5/29 15:23
雫・・・自由詩713/5/28 11:46

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