「ねぇねぇ、サンタさんはいまなにをしているの?」

「クリスマスまでなんてまてなーーい!」


あらあら こまりましたね
それじゃあ とくべつに
ちょっとだけ 
ふだんのサンタさんをの ....
遠い遠い宇宙の空から
ひとりの女の子が
地球をのぞいておりました

「あら? あれは何かしら? なんだかとっても大きな草むらがあるわ!」
 
女の子といっても
髪は男の子のように短く  ....
マーブル模様の夜空に
月は失くしたペンダントのように沈んで

私は飛べる場所を探していた
行き交う人々の流れに揺られて

転がる石の中の
格子から手を伸ばす私
オレンジ色の街灯の光を吸 ....
僕と君とはよく似ている
多角光に分けられた 
花のように咲く
いくつもの君

ショーウィンドウのマネキンを追い抜いて
洋品店のか細いミラーを横切って
カフェガラスの水面を渡ってゆく
唇 ....
悲しいのか何かは知らないがよくわからないものを抱えて
コピー機の上に座ってみた
コピー機はしばらくの間ウィィィンと思案して見せたが
すぐに働き者の知恵を発揮して
ガッガガと印刷をし始めた
や ....
(35)
タイトル カテゴリ Point 日付
「ねぇねぇ、サンタさん。」自由詩2*07/12/11 22:31
スキッピング ロープ自由詩007/12/1 22:44
飛行訓練自由詩307/11/21 22:00
鏡の中の現実自由詩107/11/11 17:20
コピー機自由詩11*07/11/1 20:09

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