私はほっそりしていて
身長は高いほうである
私は風雨にさらされても
風邪などひかず健康なほうである

だが
私は夜行性である

そのため
私は夜の仕事をしている

夜の仕事といっ ....
タマゴをパックから取り出して

卵子焼きを作ろう

1個目 割ると オッサン入っていた

2個目 割ると またオッサン入っていた

まさか3個目は ないだろうと 割ってみたら

や ....
夜空にね

白い雲
甘い思い出

溶かすとさ

ミルクコーヒー
渦巻いて

ひとくち
ひとくち

昔のことを
思い出す
肩を痛めた母さんネズミ

肩をトントンしてやると

子ネズミたちが感謝して

回線の中をちょろちょろと

回って僕のメッセージ

あなたの元へ届けてくれる
大仏のつぶやき
 「しびれる〜」

ミケランジェロのつぶやき
 「はずぃ〜」

夜の空き地のつぶやき
 「猫、強っ」

2000円札のつぶやき
 「もっと使こて〜」
黄色い世界を
歩きつづけていたら
血が滴り落ち
気づくと
緑の世界へ来ていた

緑の世界で
恋をしてると
恥ずかしくなって
赤い世界へ来ていた

赤い世界の中に
階段をつくって ....
今僕はレコードの溝の上を走ってます

なぜって?

あの子の心の端っこから端っこまで
走りきるための
準備をしてるんだよ音楽にのせて


この事はあの子には内緒だよ
タンポポ タンポポ タンポポ  ダンス

ちゃめっ気 フェイスを 振りまいて

ギザギザ 葉っぱで 風をよぶ

春風こないか こっちだよ おいで おいで こっちだよ


桜のつぼみの ....
僕は君の甘い声が大好きだ
君はたまに甘い声で囁いて
僕の心を明るくする

僕は君の笑顔が大好きだ
君はたまに僕の言ったことで笑ってくれて
僕のほっぺの山を高くする

僕は君の目が大好き ....
母さんは夜遅くまで起きて
父さんの破れた仕事着を縫っていた
僕ら兄弟は掛け布団を首の上までひっぱり上げ
窓から見える冬の星空を眺めながら
子守唄を聞いている
なかなか寝付けなかいから
星を ....
一日中違和感があった 
下に着てるTシャツが逆向きだったことを
お風呂に入るときにやっと気づいたとき

また生えてくるのを待つか 
毛抜きで奇麗に抜こうと思ったら途中で切れたとき

味が ....
慣れる怖さをしっているから

少しの合間

地上に顔を出し

儚く地面に散ってゆくのか
夕日の中に 僕がいて
夕日の中に 君がいる

夕日の中で 戯れて
夕日の中で 踊ってる

夕日の中で うつむいて
夕日の中で 抱きしめる

夕日の中に 明日見つめ
夕日に向かって  ....
朝から必死で走り駅へと向かう

満員電車降りたい駅で必死に降りる

乗り換え電車で2番ホーム 必死で階段駆け下りる

乗れて一息ついたと思いきや 前のおじさんの匂いで必死で息止める

 ....
じゃれ合ってたら 噛み付いたー

にらめっこしたら 噛み付いたー

ポッキーゲームで 噛み付いたー

肉球つまむと 噛み付いたー

足に足掛け オスになるー

くちびるめくると 黒 ....
幸せだけの人生なんて

     つまんない

苦しみあるから

     幸せはより際立ち

     本当の愛や

     本当の優しさを

     得ることができる
 ....
干からびた大地

太陽が容赦なく大木を叩きつける

根は大地からむき出しになり

腐食しきった幹に容赦なく苦しみが群がる

葉もつかない枝が枯れた悲鳴を上げる

もう涙さえ枯れてし ....
アマガエル

葉っぱのソリでやってくる

ツチガエル

地面を掘ってやってくる

ウシガエル

ほろ酔い加減でやってくる

3匹 寄り合い

酒 交わし

明日も雨 ....
ねえ、あっち見て

どこ?

あっちだよ

あっちってどのへんのあっち?

ほらあの島の右のほうをずーっと沿って見て行ってみ

あの島?

うん

島の右かぁ・・・・ なん ....
太陽が昇りだすころ
私は電車に乗っていた。
そこにはいろいろな人がいろいろな目的で電車に乗っている

出勤途中の疲れきったサラリーマン
大慌てで、危篤の母に会いにいく人
昨夜彼氏に振られた ....
三つ葉がうたうと

四つ葉もつられてうたう



四つ葉がうたうと

モグラがおきる



モグラがおきると

大地が笑う



大地が笑うと

みーんな笑う
 ....
カエルは泣いた、いっぱい泣いた。

茎を上り葉に隠れて泣いた。

それを見ていた小さな星たちは集まって

葉に溜まったカエルの涙を照らしてやった。

そしたら涙は石となり、重みに耐えら ....
ヘビだと思ってビックリしたらアリの行列だった。

ぼーっと歩いていて、硬い人にぶつかったと思い、焦って「すいません」と電信棒に謝ってしまった。

友達にお茶を飲ませたら「まずい」っと言われたの ....
人でなくてもいい

  植物でなくてもいい

    お前が好きだから

      

       ここにおれるだけで      
緑緑とした茂みの中で

 男と女は蠢き合い

突き上げられた瞬間

 つぼみ   くち開く
足跡を みつめて 日々を 振り返る。

聳え立つ 夕山の背に 明日がある。

ヒマワリが 声を合わせて 今日を生む。

ごちそうさま 言える間は 今日がある。
ワレワレはカイワレで

目立ちもせず、主張もしない

今日もどこかの食卓で話題にもされず

彩として のせられてるだけなんでしょうね

それで十分なんです

それがワレワレ カイワ ....
薄暗い軒先の蔓薔薇が

絡みつき

傷跡を残して散っていく。
女の指先に乗せられたヤジロベエは

ゆらゆらと揺れながら

いずれどちらかに傾く

選ばれなかった私は

女への愛よりも、

相手より何が

足りなかったのか

少なかった ....
薔薇を摘み取るたびに

指先から真っ赤な花びらが滴り落ち

傷口から種は芽を産む。
hiro(73)
タイトル カテゴリ Point 日付
電柱自由詩507/7/6 23:09
タマゴ自由詩407/7/5 2:03
ミルクコーヒー自由詩007/7/4 21:29
マウス自由詩107/7/4 3:10
つぶやき自由詩207/6/19 22:57
創造自由詩207/3/10 16:16
恋の準備自由詩207/3/8 10:44
胸騒ぎ自由詩007/3/6 8:45
僕の春は先だ自由詩307/3/5 10:34
星空自由詩007/3/1 4:28
もう自由詩207/2/28 0:49
一年草自由詩407/2/24 22:11
夕日の中に自由詩107/2/23 6:33
必死自由詩107/2/22 4:16
自由詩607/2/21 19:01
幸せ自由詩107/1/20 14:47
無力な自分自由詩107/1/20 11:41
寄り合い自由詩307/1/18 15:05
あっち自由詩207/1/13 7:59
気づかれていない場所自由詩207/1/13 3:25
自然のおくり物自由詩107/1/5 0:33
星の魔法自由詩207/1/3 6:55
変わる自由詩006/9/9 15:56
人面草自由詩206/9/8 23:02
椿自由詩106/9/7 11:05
日々川柳106/9/7 0:39
カイワレマン自由詩206/9/6 20:50
浮気自由詩406/9/6 2:04
三角関係[group]自由詩206/9/3 3:30
性交自由詩006/8/25 9:42

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