忘れちまうんだ

大切や 安心や やすらぎやらやら

忘れちまってることを 忘れちまうんだ

忘れちまってることを覚えてても

赤点だって教わったからね
僕は最近 時々 いきれてる 西瓜の種を飛ばそう

頬をふくらませて

ポゥ!ポゥ!

飛んだ先で

西瓜は生きてみる

だらっと。
ぎらぎら太陽に照らされて

草はしぼんでしまうだろ

激しい雨が降ったなら

草は萎えてしまうだろ

空は草が好きだから

光や水をあげるのさ

花が咲くのが待ち遠しくて

 ....
あなたは美しい

姿も 生き方も

声も 仕種も 横顔も

きっと僕なんかよりも

素晴らしい未来が待っているんだ

僕には見上げることしかできない

愛しくて 愛しくて

 ....
忘れないで

涙を忘れないで

一晩寝て起きて

涙を薄めないで

来年の今日

もっと強くあるために。
そんな時もあるさ

駄目にしてしまう夜も


そんな時もあるさ

ドアが開きっぱなしの昼も


そんな時もあるさ

顔を埋める朝も


時には尻尾を切られた豚みたいに
 ....
めんどくさい自分を乗り越えて

まだそいつとうまくやれないなら

今は縁がないんだよ

この世の果てまでぶっとばせ

群青色の空にほうき星ながれて

きっと今夜は眠れるさ。
入り乱れ 吹きすさぶ

風、風、風の中で

時に顔を隠したり

時に真正面から向き合ったり

向かい風に吼えてみたり

追い風に乗ってみたり

自分を襲う嵐もほかの誰かには微風 ....
僕の後ろには

一面、真っ白な雪道に足跡がつく

白面にアスファルトの点が生まれ

点が線になり 線が面になり

見上げると 冬に負けない街を

人は作り上げていた。

冬、 ....
クリスマスに向けてラブソングが氾濫して

でもラブソングを聞いて思い出すのは

ツリーを飾ってある実家の居間から見た

黄昏れの深い緑

恋人と過ごすクリスマスに憧れた、いつも通りのク ....
俺、寂しいねん。

おまえがおらんと、手持ち無沙汰でな。

仕事の後に、心がちっさくなんねん。

俺のわがままはおまえを縛るよ。

やけど、やから、

堪忍して。



僕 ....
僕は親を何回、泣かせただろうか。

何回、我慢させただろうか。

僕のやったことに、

親はどれだけ腹を立て、

僕の言ったことに、

どれだけ怒り、

僕の成功に、

な ....
なあ

俺はがんばったか?

やれるだけやったか?

笑っていいのか?



一人だと気楽だよ

目の前で俺のせいで苦労する奴がいないから

書きなぐるだけの詩みたいに。
なにももたらさない人間は

寂しかった

何かをもたらしたかったのに

いつも途中であきらめた
なにももたらさない人間は

必要とされたかった

でも自分を信じれなくて
 ....
君へ

あなたへ

親へ

兄へ

他人へ


喜びへ

悲しみへ

寂しさへ

惑いへ


公哉へ

香へ

マー君へ

光太へ

ミッキーへ ....
日本の外に出ないと

日本人らしさはわからないという

まあそれが全てではないにしても。


自分らしさって

どこにいったら学べるの?

自分を外から見れる場所

それでい ....
下校中の小学生が

「すっごい きれいな夕日だね」

と、

聞こえる声で話してた。


なんで大人に近付くと

何の気負いもなく喋れなくなるのか

大人は残酷でないかわりに ....
一人ぼっちの帰り道

空腹にさいなまれ

寒気に震え

24時間営業のスーパーの明かりに安堵し

何か買うか、と

金は無く

翌朝の具材を買えば夕飯は無く

仕方が無く ....
地震は誰が起こす

世界中の男と女が一緒に揺れたら揺れるさ

世界中の母親が息子の旅立ちにさよならと手を振ったら揺れるさ

揺れるさ 理由はどんなだって

揺れるのさ いつまでも。
儚い 儚い

儚くて 儚くて

すごく儚い

触れたら溶けそうに儚い

無いのと同じに儚い

そんな二人

手と手を繋ぎ

儚い そして偉大な

夕日にM字の影を創 ....
例えば明日が疑いようのない明らかな未来なら。

運命は自分で切り開くものだけどでも、

少なくとも舞台は絶対に用意されるなら。

安心して良い夢が見れるかな。

それとも夢を見ないかな ....
薄く張った氷を持てば

指先では融解が始まりしかし

輪郭は鋭として保ち

朝焼けに透かして見れば

陽光が滲むのだ。

そうか おまえにとって初めての朝陽だ。

ぼやけた太陽 ....
やさしい人に出会ったの

笑顔が素敵で

時々いじけるわ

大きな孤独をはらんでる。

あの人が不安な時は

いつも布団を被って縮こまる

暗闇で光を抱えてる 小さな子供みた ....
わからないならぶん殴れ

未完成でも投げつけろ

孤独な二重窓に切なく空を見上げる他人を

窓を砕いて投げ飛ばせ

怒れば良い 叫べば良い

泣いて良い 寄り掛かっても良い
 ....
こんな寒い日は晩酌だ。

やっぱり熱燗だ。

風邪引く前にあったまれ。

さてもさても

くしゃみを横隔膜の痙攣と教えたもうた母上に乾杯!
僕が生まれてからずっと

僕のすべてを見ている人がいて

僕のすべてを知る人がいて

その人が、いまはの際に

あなたはがんばったといってくれたら

どんなに満たされるだろう。
 ....
今の自分とは違う場所に未来の僕がいるのか

今の自分のムコウガワに僕がいるのか

とりあえず目の回る生活の中で

一般論は別にして

人間大砲で吹っ飛ばされてやっと行ける自分に会いたい ....
生きることに精一杯な人の笑顔や涙って

なんでこんなに心を動かすんだろうと思う。

背負う背中は迷いがあって

心から笑えるなんてことはなくて

でも波に溺れ 流され

時に 僕の ....
せめて、幸せに

親も 子も 兄弟も 貴方も 私も

せめて、幸せに

朝が必ず来るように

せめて、幸せに。
短角牛(331)
タイトル カテゴリ Point 日付
空の彼方のその下で自由詩008/1/24 0:27
生活の印象自由詩008/1/23 3:21
自適自由詩208/1/19 2:59
草と地面と大きな空と自由詩207/12/31 3:10
印象探究⑤自由詩007/12/14 22:43
今年の夢の終わりに自由詩107/12/9 11:39
時にはへこむ豚の歌自由詩007/12/5 19:05
印象探究④自由詩007/12/3 23:32
低気圧自由詩007/12/3 17:57
さっぽろはーと自由詩007/12/3 0:59
独り者には悲しい季節ですね。考え方次第だと言われても。自由詩207/12/2 1:16
本音探究④自由詩107/11/26 0:31
マジアプリシエイト自由詩107/11/25 3:39
本音探究③自由詩007/11/25 0:49
なにももたらさない人間自由詩107/11/24 3:00
心に残ったもの(大部分は割愛)自由詩007/11/24 0:30
じぶんさがし いん ざ ・・・自由詩007/11/23 0:15
夕日にまつわるエトセトラ自由詩207/11/22 0:18
冬の夜自由詩007/11/20 23:10
印象探究③自由詩2*07/11/16 22:39
印象探究②自由詩107/11/16 22:27
本音探究②自由詩007/11/14 23:12
初氷自由詩007/11/14 0:41
印象探究①自由詩2*07/11/13 1:33
駆け抜けて自由詩007/11/12 23:34
とりもあえずも自由詩007/11/10 22:11
いまはの際に自由詩107/11/8 22:23
本音探究①自由詩107/11/7 23:18
雑記自由詩007/11/2 23:22
わがままと言ってしまえばそれまでだけどこんな時こそまあ願おう ...自由詩207/10/30 22:58

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