生きているだけでつらいなら

針の筵の日々ならば

人生自体が無駄ならば

それでも世界は回るから


悲しいだけの日々だから

苦しいだけの日々だから

痛いだけの日々だか ....
1人 部屋で泣きながら

ベランダの蛹に話しかけた

つらいね 寒空だね

春が待ち遠しいね 君は何色かな

雪が降る 雪が降る 

黄昏時 ベランダに出て

世界の境目を覗き ....
人生がプログラムだったらいいのに

可読性の高い 整然としたコードだったらいいのに

低い解像度の実質的同等性で

森羅万象 我が意のままに

それならば どうぞお先に

私はもう ....
夢から覚めた 夢を見てた

貴方の夢だよ 

寂しくて

腫れた心の 窓を開いて

冷たい朝 吸い込んだ
同じものを見ているのに

なぜこうも違うのだろう

誰もが気づくことを並べたてたて

尚も新鮮な目線に驚かされ

尊き子ら 高き空を飛んで行く

止まり木もいいななんて人生観に酔っ ....
今日は寒いね 温かいものでも作ろう

手作りだからきっと美味しいよ

暑かった昨日のかき氷みたいに

あなたのためだけに使うこの時間が

どこかの偽物にはない価値を生む


過去 ....
母は とっても母である

家に虫がでれば 騒ぎながらも冷静で

しかしスプレーが見つからないと慌てていた


ある時

アシダカグモが 卵を抱えて現れた

「ぎゃ」といいつつ 母 ....
笑い 送り出せよ
がんばれと一言を

涙 流さぬよに
笑い 送り出すよに

過去が 眩しくても
未来 滲んでいても

今と さよならして
明日に 人見知りして

いつか 明日い ....
何か一歩踏み出したら 素敵な何かに出会えるかしら

きっと 何かあるのでしょうね 確率はゼロじゃない

でも その素敵なコミュニティに 迷惑をかけない自信がない

素敵なものは須らく 私と ....
幸せはいつだって 

いつだって 朝霧の向こう側

いつだって いつだって いつだっけ


遠くのほうにぼやけて見える ポプラが

ポプラが大風に揺れて 綿毛が飛び立つ

土が歌 ....
明日の自分に期待して 今日は寝る

昨日の自分に期待されてると ちょっと嬉しいかも

でも期待に応えられなくて また明日の自分に期待する

馬鹿だから

いつまで経っても懲りないの
 ....
ちょっとウキウキ 食べてサクサク

リッツパーティーの気分

でも鰻丼 肝吸い付き 甘味はないよ


空はハレバレ 歩きザクザク

ハイキングに行くような

テレビゲーム 汗を流 ....
子供の頃 何にでも興味津々な

そんな人間を演じていた

そうすれば

博士枠に入れると思っていた

友達ができるのじゃないかと 期待していた

真似ることは学ぶこと 格言に勇気を ....
そうか君が 楽しさか

市に集まる雑踏に 買い出し急ぐ笑顔の中に

例え蟹を買えずとも 除夜の鐘は鳴るのだろ



そうか君が やすらぎか

人も師走もなんのその 猫はまるまり興を ....
来年も 再来年も

30年後だって

あなたは素敵でいて

私を夢中にさせて

ずっと ずっと

遥かな空を超えて

やさしさと 愛おしさと

かっこよさと 愛らしさと
 ....
おなかいっぱいにカレーを食べて 強烈に暖房を利かせて

得も言われぬ 幸せを感じました


失ったものがあったとて

失うまでの過程でそれが本当に大切だったかには疑問符がつき

リセ ....
なにか寂しく思ったら 

あははと笑っておきましょう

いまこのときは荒れ狂う 心の波は高くとも

5秒後もたてば気付くのさ 笑って済ませた幸せに


街を漂う 水蒸気 

誰か ....
ごめんなさい 

何度も 抱いてくれたけど

あなたのように 私は私を愛せない

あなたのようには 私は私を許せない

優しいあなた 笑い合える愛、見つけてね
近いとしんどい

遠いと楽

でも 二度と会えないのは悲しい

私って馬鹿だから

わかっていても 泣きはらす
鯖の切り身に湯をかけて 
霜降り ぱちゃり 血合い取り
砂糖と酒と水と鯖 生姜もいれて くつくつと

落とし蓋 煮汁が飛ぶのをおさえつつ

甘い蒸気よ 換気扇 
外に抜ければ 冬の街
 ....
私は笑っている 

出会えなかったものに向かって

私が 出会えるはずだったあなたに

私が 産んであげられるはずだったあなたに

ねぇ 生きて 生きて

人生の秋に 碧空のコント ....
愛とセックスに溢れた人と

愛とセックスとに無縁の人が

一つ屋根の下 情を紡ぐ

具体的ではない状況に

私は至極 はにかんだ


石のように 何もなく在ればいいのに

長 ....
阿呆なことばかり

絵空事のなお美しきこと

山々に囲まれし凡々たる盆地

川の流れ 蝉の声

苛立つほどの月並みさ

私はこんなにつらいのに。
あなたのことなど知らないよ

優しくしたげる義理もなし

私は私で楽しみゃほいほい

勝手に生きていきなまし

さよなら手を振るそれも無駄

只々あれよ 猫まっしぐら

帰結に ....
私はゴリラ 悪口でいうところのゴリラ

可愛いものに囲まれて生きる ドラミングは控えてる

猫に小判? 可愛いだけでいいじゃない

こっちはゴリラにハイヒールよ 前足はつかないわ

晩 ....
私は葬式がきらい

何のためにいくのか そんな自分が嫌になる


激しくない人づきあいの中で

人の心配はすれど 人から心配された記憶はあんまりない

あくまでも他人 それが死んだら ....
暑気 夕暮れ ぶらりぶらぶら

細道の向こう 畏き門構え 雀はかしこみ羽休め

窓から祈る老婆 目が合って はにかんで 愛を知り

古い家 唐突な二階のドア なぜに階段がなくなって

 ....
おはよう! イイね!

今日も疲れたー イイね!

シゴオワです今からインします イイね!

相方が浮気してるっぽい… イイね!

明日も仕事だ死にたい イイね!

一緒に死にませ ....
空になりなくて

なりたくて なりたくて

ひたすらに 青い空に

青くて 青くて

青くて 青くて

青いことで とやかく言われない

空になりたくて
一人でふたり分の荷物を整理する

なんて過酷で残酷な(笑)

やり始めるとやっぱり記憶に飲み込まれそうで

それでも時々、楽しくて


壁のシールを剥がせば そこだけ白くて

こ ....
短角牛(331)
タイトル カテゴリ Point 日付
夜記1自由詩2+24/4/15 0:27
胡蝶の夢自由詩324/4/14 23:42
独り言8自由詩4*24/3/27 1:17
無くなるものにのせた夢自由詩3*24/3/25 22:48
独り言7自由詩3*24/3/4 23:22
独り言6自由詩4*24/2/25 10:01
母のこと自由詩13*24/2/21 0:06
さよなら自由詩3*24/2/9 20:50
独り言5自由詩2*24/1/28 12:08
独り言4自由詩2*24/1/26 0:26
独り言3自由詩3*24/1/21 23:46
独り言2自由詩024/1/16 19:38
独り言1自由詩4*24/1/9 0:31
そうか 君が自由詩7+*23/12/31 12:38
憧れ自由詩323/12/25 22:39
カレーと暖房自由詩6*23/12/17 17:15
何もしないことを楽しんだ日に自由詩4*23/12/10 23:44
蒼き夢の中で自由詩4*23/12/4 2:16
家族に自由詩4*23/12/4 1:53
作りすぎたのよ自由詩8*23/11/26 1:49
今の私に自由詩6*23/11/24 20:43
印象6自由詩3*23/8/26 9:08
印象5自由詩123/8/25 22:41
印象4自由詩023/8/25 22:37
晩夏ゴリラの讃歌自由詩2*23/8/24 21:27
故人を偲ぶ自由詩123/8/20 20:42
夏散歩自由詩3*23/8/9 19:20
とてもよい一日自由詩2*23/7/18 19:24
空になりたくて自由詩5*23/7/17 23:52
引っ越し自由詩17*23/6/29 16:31

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