洗濯は今は
洗濯機がやってくれる
スイッチを押すだけである
僕の子どもの頃は
洗濯板というものがまだあった
家庭科の授業で
洗濯板を使って洗濯をする実習があった
と記憶している
しかし ....
給料日の朝は
女房が珍しく玄関まで見送りながら
「今日はまっすぐに帰ってきてね」
とやさしく声をかける
会社に着くと
いつになく仕事に力が入る
給料袋を渡される時間になると
上司から一人 ....
○「多様性の時代」

昭和の時代は
答えはいつもひとつだったが
今は
答えがいくつもある時代
これからは
なんでも正しい答えになっていくのかな

○「IT化と年寄り」

世の中の ....
僕たちの知らないところで
今は何かが起きている
地球的な規模で
歴史的な規模で
今何かが起きている
地上で
地中で
海で
空で
そして人間の中で
今何かが起きている
人間の知 ....
○「センサーをやられると」
年を取れば
暑さ寒さが
わからなくなる
喉が渇いたどうかも
わからなくなる
漏れているかどうかも
わからなくなる
危険かどうかも
わからなくなる
だから ....
トイレに入っても
なかなかお通じがない時には
深呼吸したり
お腹をさすったり
している
そういう時にかぎって
ワイフがいきなり戸を開ける
戸を開けるなり
「あら!入っていたの!」という ....
明日から九月
明日から九月の風が
吹いてくる
猛暑の夏が終わり
朝夕涼しい九月の風が
吹いてくる
天高く馬肥ゆる秋
食欲も出てきそうだ
独り言も詩らしくなるかもしれない
新しい出 ....
○「死」

今まさに死なん
とする時に
人は何を思うのだろう
愛する人の死は
あまりにも喪失が深い
生きているうちが花である
死ねば骨である
生きている時こそ
生を楽しめ
命を惜 ....
○「正常異常」
正常って
正しいという意味かなあ?
異常って
ふつうじゃないという意味かなあ?

○「シルバー登山」
僕よりも年配に見える夫婦が
テントをかついで頂上から降りてくる
 ....
○「おばあちゃん」
お盆に帰省した5歳の孫娘が僕の妹にいったそうな
「おばあちゃんはえらいね
あさはやくからよるおそくまで
みんなのためにはたらいているね」
僕はそれを聞いて
亡くなった母 ....
○「処理水放出」
「説明不足」というよりも
「信用不足」なのである
信用されてない総理が
いくら説明しても
同意はえられないのである

○「田舎の人間関係」
強ければ多少悪くたって
 ....
○「坐禅会」

足を組み背筋を伸ばし
一息一息に意識を集中する
坐ると無心になれますか
と聞く人があるが
坐っていると
妄想が次々と浮かんでくる
無心とは程遠い
線香の灰の落ちる音ま ....
子どもたちの夢は
入道雲とともにあった
貧しかったけれど
夢があった

時は瞬く間に過ぎて
もう戻らない

今は夢にうなされる日々
○「指導者」
下の指導者は
とつとつと説明する
中の指導者は
なんでもわかっているように
べらべらしゃべる
上の指導者は
聞かれたら簡潔に答える

○「答え」
みんな答えを探してい ....
○「帰省」
今は
親が
子や孫に
気を使う時代である
子や孫が帰ると
ほっとするという

○「さまざまな会話型AI」
「会話型AIボケ老人対応仕様」
「会話型AIかかりつけ医仕様」 ....
○「災害中継」
テレビの現地中継で
テレビ局の人が言っている「言葉」と
映している「様子」が
一致してない場合が時々ある
これは改善していただきたい
人間は
言葉よりも見た方を信じやすい ....
○「想定外の時代」
今は
心配していることよりも
心配してないことの方が
起きる時代である
心配症の人も
心配してないことまでは
考えられない

○「しあわせ」
まだ歩ける
しあ ....
○「じいさんのできること」

「ありがとう!」の一言

勃起しなくなったじいさんのできること

ただそれだけだよ

今日も読んでくれてありがとう!
昔は僕も若かった
どんぶり飯にラーメン大盛
コーラはオームサイズ
昔は僕も若かった
100メートルを全力で走っていた
マラソンを完走していた
昔は僕も若かった
朝立ち昼立ち夕立ち
いつ ....
○「生きる」
鳥たちも
虫たちも
草木たちも
それぞれの生を
迷いなく
生きている

○「今ある幸せ」
今ある幸せに
感謝しよう
今ある幸せに感謝できる人は
幸せだ

○「 ....
○「今あるもの」
今ある健康
今ある幸せ
今ある平和
今あるものを
大事にしていかなければいけない
ないものねだりではいけない
人間ドックを受けて
改めてそう思った

○「昭和の台 ....
生きているからこそ喉が渇く

生きているからこそ腹が減る

生きているからこそ寂しい

生きているからこそ腹が立つ

すべては生きているからこそ

死ねば

火葬場のけむりとな ....
蛙の大合唱が
消えて久しい

子供のころは
水田から一晩中
蛙の大合唱が聞こえていたのに

満月の深夜
小便に起きると
月の光にこうこうと照らされた水田から
蛙の大合唱がオーケスト ....
5年ぶりに座った
ブランクを感じない座りだった
思えば昭和57年から座っているのだ
ふと和尚の警策を受けてみようという気になった
予想どおり温かい心のこもった警策であった
その後典座担当の作 ....
○「有難い話」
猛暑の中
ふだんどおり仕事をしている人たちがいる
先ほどゴミ収集車がいつものように来た
こういう人たちのおかげで
世の中がまわっているのだ
有難い!
有難い!

○「 ....
○「田舎暮らしに欠かせないもの」
草刈り機
かゆみ止め
香典袋
朝夕のあいさつ

○「薬代」
薬を食べているような人たちが
いる
薬局で薬代を
4万5千円ぐらい払っている人がいた
 ....
人の心って
考えてわかるもんじゃない

考えれば考えるほど
不信がわいてくるものなのだ

結局
自分が信じるしかないのだ
わからなくても信じる
疑わしくても信じる

人の心って
 ....
○「心おだやかに」
年寄りは
心おだやかに暮らしていくのが
一番である
他人の非難など百害あって一利なし
そんな暇があるなら
自分のことに集中することである
こうしなければいけない
あ ....
○「有難い実家」
今度娘が
二人の孫と一匹の犬を連れてきて
10日もいると妹が笑う
実家に泊まれない人たちもいる中で
誠に有難い実家だ

○「中古車不正問題」
急に中古車が
事故車に ....
葬式に行っても
涙が出てこない
もう悲しむ力まで
なくなってしまったか
長生きすればするほど
友だちがいなくなる
知り合いがいなくなる
飲み放題食べ放題は
昔のこと
若い頃はいくらで ....
ホカチャン(1630)
タイトル カテゴリ Point 日付
洗濯物自由詩023/9/10 9:19
思い出すこと 給料日自由詩5*23/9/9 6:44
独り言8.7自由詩4*23/9/7 8:50
世紀末自由詩3*23/9/6 8:10
独り言8.6自由詩3*23/9/6 7:16
お通じ自由詩1*23/9/3 11:35
九月の風自由詩2*23/8/31 8:00
独り言8.31自由詩2*23/8/31 7:08
独り言8.30自由詩2*23/8/30 12:13
独り言8.29自由詩2+*23/8/29 10:20
独り言8.22自由詩3*23/8/22 12:59
独り言8.20自由詩2*23/8/20 6:48
自由詩4*23/8/19 9:08
独り言8.19自由詩2*23/8/19 6:57
独り言8.17自由詩3*23/8/17 9:40
独り言8.16自由詩3*23/8/16 6:56
独り言8.15自由詩4*23/8/15 16:30
独り言8.13自由詩2*23/8/13 9:56
昔は僕も若かった自由詩7*23/8/13 8:07
独り言8.11自由詩4*23/8/11 7:16
独り言8月9日自由詩3*23/8/9 7:07
生きているからこそ自由詩4*23/8/7 18:31
蛙の大合唱自由詩2*23/8/6 13:50
S坐禅会自由詩1*23/8/6 13:33
独り言8.4自由詩4*23/8/4 9:41
独り言8.2自由詩3*23/8/2 17:09
不信地獄自由詩3*23/8/1 11:21
独り言7.31自由詩2*23/7/31 11:21
独り言7.30自由詩2*23/7/30 14:28
老いを生きる自由詩3*23/7/27 21:15

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