ポケモンショックが起こったとき
僕は目をつむってた
君のことを考えてた 
丁度そのとき思ってた

お母さんが御飯のおかわりいるか?と僕に聞く
その声で我に返った僕はとんかついっぱい食べた
 ....
違法駐輪されている自転車が
綺麗に並べられている
学校へ向かう途中で買ったパンとコーヒーは
一限による眠気防止のため
イヤホンからは陽気な曲が流れ始めた

友達と交わす会話はほとんどが好き ....
ねえ、ジェリー
君が目にしたものを
言葉にして僕に教えてくれよ
ねえ、ジェリー
今、何をしてるの?
そんなこと言ったら
君は怒るかな?

ねえ!!ジェリー!!
君は僕にとって
邪魔 ....
よく通う小松座の前で
あの子が煙草を吸った
白い息を溜め込んで
何か言いたげな顔をした

適当に並べられた蕾を見て
どれが冬に咲く花か分かるか

マフラーに顔を少しだけ埋めて
かじか ....
睨まれるねって言われんだね
パパとママが生み出したもの
悪く言うつもりないけど
正直、残念だね

その分よく笑うようになったんだけどどうかな?
君の眼から見て僕の存在はどのようにして映って ....
ハメ撮り女の子
動画の中で静かに微笑む
それと時同じく 殺人者が動く
俺は目を閉じ クリックの音だけ聞く

シャワーを浴びる 違う風呂場では流血
カメラを持つ手は笑うように震える

動 ....
三時を過ぎると
僕等はベットにダイブする
五分もしないうちに
動物みたくじゃれあうのさ
向かうべき道は同じだろ?
そう信じてきた

まさに女優だね
参ったね
上手く行くと思ってたよ
 ....
喉に引っ掛かる
言葉を出せない
喉の痛みは
昨日から

引きずるように
引きずられるように
能力の低さを思い知る

声が変わっても
僕の顔だけで認識してよ
間違えられるヴァージン ....
二十歳が近づくにつれて
首を絞められるようになった
雨で濡れた道路を俯いて歩く
必死で生きていく
虚しさを感じる

この街のスーパーで働いている君は
僕と同じ街に住んでいるのに
なぜ会 ....
大学生になったら
合コン行こう!イェーイ!
彼女を作ろう!イェーイ!
鍋パをしよう!イェーイ!

もちろん彼女が出来ても
可愛い女の子いたら狙いにいきますよ!
ズンズンズンズン狙いにいき ....
あとどれくらいで
思い出の場所に辿り着くことが出来るの?
君の歩幅にばれないように合わせる

今も彼女はこの街で生きている
僕と同じ毎日を過ごしている

卒業した小学校
深夜になって大 ....
君が考える恋って
別れたらそれで終わりなの?
君と過ごした日々は
明日になると白紙になるの?

初めての連続を交わしたときのような二人が
ずっと続けばこんなことにならなかったのかな
君は ....
私はあなたの全てを
結局、知ることができなかった
夕暮れ六時 味わい深い 君と過ごす放課後

雨が単調な音で地面に次々、降ってくる
次に会うのはいつなんだろう
ぼんやり考えてみる

人 ....
強烈な光が飛び込んできた
それは小学生がボールを追いかけるようなスピードで
雨が降っているね
君はだるそうに言う
ねえもういいだろ?
そろそろ光、射して

可愛い耳たぶに光るピアスを付け ....
使い古されたAV女優と
色街で立たされている裸の女が
寒空の下、手を繋ぎ待ってる
通行人は関わらないことを
水滴で濡れた窓ガラス 指で文字を書く

全て語尾に「た」で終わる文章を
俺は推 ....
夢のようで夢じゃない
陽があたる草原の上
頭に落ちた赤い林檎

それはさり気なく
かくして当たり前のように
私に訪れた半年振りの恋
実るのか? 実らないのか?
それは運命が決める

 ....
定期的に行う君とキス
どこでやるのってそれはマイハウス
そこまで大事じゃないのに引いた赤線は宙に浮かぶ
「風邪が移るから」って君は僕の愛をやんわり塞いだ
そう まるでプールのよう 
そう ま ....
毎朝七時五十分キヨスクで見掛ける君は
今週のヤングマガジンと甘すぎない菓子パンを購入する
まだ誰もいない教室で
君はグラビアに夢を見るのだろうか
もううんざりなんだろ? 少年漫画は
もううん ....
君はどうして手首を隠すの?
知ってるよ。その刻まれた憂鬱を
周りの奴らは君のことを病み上がりみたいだとか言うけど
それも一つの君だと思うね

これから僕と君は嘘のように親密になるだろう
そ ....
すぐに僕は狭いところに足が向く
別に好きってわけじゃないんだけど
元々こうなんだから仕方がない

何度か引っ越しをしようと思ったけど
どれも失敗に終わってる
別に悲しいってわけじゃないんだ ....
正直に言います
あなたのことが好きになったきっかけは
性格ではなく、その容姿です
周りを見てみたら
あなただけがその中でマシだったのです

あなたの色んな表情を見てきました
これってつま ....
ここから出られるよ
ワープなんていらないよ
今までそんなもの使ってたのが
馬鹿みたいだね

思っていたのと違う
実際、見てみれば
そこまで大きくない

あの子の願い事が書かれた
短 ....
歩くとき隣に誰もいない
静かな場所が好き
だけどたまに声が欲しい

夢から覚めた彼女は
まだ夢を見ているような表情で
コーヒーを飲んでいる

繋がれていない手と手
何回も繰り返すテー ....
十五歳から始めよう
色んな宗教どのクジを引く
日々アンテナ張って生きています
作り上げた世界に我慢して潜っています

俺が作り上げた国いつ晴れるんだろう
建国したその日からずっと曇ってばっ ....
十二月二十四日に
俺にメールしちゃうなんて
君の考え見え見えです
とか言って君のメールに俺は歓喜し
手元にあるベルを鳴らしてホーリーナイト

今夜は聖なる夜だから
朝が来るまで飲み明かそ ....
無修正の心を
黒く塗りつぶしてください
そうすれば
落ち着くと思います

無修正よりも
修正のあった私がいいですか?
乱暴に書き殴ってください
心のもやもやが晴れるまで
黒く塗りつぶ ....
何かを落とすように
真っ直ぐに落ちる雨
今頃、彼女の家の屋根は
だらだらと地面に水を落としているだろう

買い物の帰り、彼女の家の中から
ピアノを弾いている音が聴こえたんだ
一年前に彼女 ....
あえて、そうしなかったのは
一身上の都合
会えても、分かり合えなかったのは
一身上の都合
君が、いなくなったのは
誰のせいでもないんだ

タイミングが悪かったということにしておこう
な ....
コンセント抜いたときに出た火花
あのとき見た花火に似てる
君は僕の手を離そうとしない
花火が散ったとき君は隣にいなかった 

打ち上げ花火、横から見るか下から見るか
そんなこと、どっちでも ....
その日はとても暑かった
何をしても集中、出来なかった
砂浜の上を小さな裸足で踏んづける
「いつもここに来るの?」
「辛いことがあった日に来るよ」
「じゃあ今日は辛いの?」と僕は君に聞かなかっ ....
北橋勇輝(50)
タイトル カテゴリ Point 日付
瞼の裏で電流が自由詩015/6/16 6:43
昼下がりの大学生自由詩115/5/19 2:59
ジェリー自由詩014/12/28 19:19
映画自由詩314/11/20 7:30
Eyes自由詩014/11/14 1:24
動画の中の女の子自由詩014/10/6 5:04
BedScene自由詩114/6/28 3:20
喉に詰まる、言葉潤して自由詩114/4/13 4:36
地元自由詩114/3/30 13:12
終電、なくなっちゃった……自由詩014/3/4 3:22
日常に生きる少女自由詩2+14/3/3 3:28
君が考える恋自由詩0+14/3/3 3:14
卒業と結末自由詩114/1/25 19:59
ピアス自由詩113/11/21 0:34
猥褻な街自由詩013/11/18 1:46
私に訪れた半年振りの恋自由詩113/11/16 11:32
Party自由詩1*13/11/9 23:22
青年漫画を読むようになった君へ自由詩1*13/11/8 17:21
Wrist自由詩113/11/5 21:52
可愛くないヤドカリ自由詩113/10/29 17:44
適当な恋自由詩013/10/23 3:11
満月に一番、近い場所自由詩1*13/10/7 1:44
いない自由詩2*13/10/4 1:55
素晴らしき建国記念日自由詩2*13/9/22 3:59
ジングルベルにHoly Night自由詩2*13/9/17 18:58
無修正自由詩1*13/9/12 17:27
真っ直ぐに落ちる雨が綺麗自由詩1*13/9/8 10:10
一身上の都合により自由詩2*13/9/4 20:25
HANABI自由詩3*13/8/31 20:05
君をさらって自由詩1*13/8/29 1:38

Home 次へ
1 2 
0.11sec.