太陽が沈んだら

星が煌めくでしょう…

君の一番の夢が

消え失せても

違う光が見えるかも…



君の太陽は本当に

太陽だったの

 ....
王様は絵画の中に

閉じ込められた

もうその存在も感情も

何もない




そしてピエロは解放された

ああもう貴方の為に

わたしは

 ....
どうかリラックスして

痛みを増やさないでね

白いイルカに乗って

深海に潜ってゆき

不安や恐怖は

溶けてゆく

そんな気持ちに

どうぞな ....
浮かれたうたで

浮かばれたい

めまいのする

メロディーライン

とても楽しい




青い空に

浮かばれたい

僕は君を救いた ....
画家はさかさまの

恋人たちを描いた

恋人たちは

地に足が着いていないから

ということで…



となりに黒ヤギがいた

絵をさかさまにした

地に ....
とても綺麗な青空だ

とても自分が

無価値な気がして

黒い塊が胸いっぱい


それでも

この花束を

君に この花束を




エッフェル塔に登 ....
大教会の

ステンドグラスが

粉々に割れて

天使が落下してきた

大理石に叩きつけられ

散らばる宝石の上で

息絶える



幼い君はそ ....
お母さんに

手紙を書いていたの

泣きながら

眠ってしまったの


おねむりなさい

おねむりなさい

深く優しく安らかに




君の夢の中で ....
ひとの哀しみを

知りたい

深く…より深く




青いビーズの散らばる

大広間に

君と寝そべっていた



手を…手を繋ぎたい…

 ....
アリアドネは悟った

彼はもうこの迷宮から
二度と帰ってこない



「きっと、君のところに戻ってくるよ」


そう言った貴方の瞳の
絶望の色

私は気付きまし ....
自分を責める

君は哀しい



君はピュアだから

君はかんたんに

傷つけられる




人を

辱しめる人って

いるんだ



 ....
桃色のトレイン



今日も誰かが

パパやママになる



わたしは

煩雑で薄汚れた

しかし時折美しく

光ものが転がる

待合室で

 ....
もうすぐ君の好きな

冬が来る




冬が最愛の

季節だなんて

高村光太郎みたいだねと

僕が言ったら



そんな人は

知らないと ....
僕のこころは

いっぱいいっぱい

君のこころは

いっぱいいっぱい

世界のこころは

いっぱいいっぱい




また一粒

零れ落ちてゆくよ  ....
蓮華の花畑

見渡す限りの はすのはな

天国や妖精の国に

来たみたい




コロポックルも

出てくるかな

この世じゃないみたい


 ....
君の心の暗がりにいる天使

白い羽根は埃でいっぱい

眠っているみたいに

じっとしてる




かくれんぼしてるのかい?

幸せが鬼かな




 ....
つよいひとより

よわいひとのほうが

たくさんくるしむような

きがします



だから

よわいひとのほうが

ひとのかなしみを

よりふかく ....
秋の空に
憂鬱と哀しみを感じる

私の世界は
プルシアンブルーに
染められる

あの人の顔がよぎる
忘れることもできない

手紙を書きたい
いいえ 書いてはいけ ....
多紀(18)
タイトル カテゴリ Point 日付
太陽と星自由詩16*13/5/26 22:34
王様とピエロ自由詩20+*13/4/21 21:59
白いイルカ自由詩21*13/3/21 0:20
浮かれたうた自由詩14*13/3/4 22:51
恋人たち自由詩18*13/2/18 21:32
花々自由詩17*13/2/5 20:41
決別自由詩11*13/1/16 17:41
また明日自由詩12*12/12/18 19:46
青いビーズ自由詩10*12/11/30 1:47
アリアドネ自由詩6*12/11/30 1:28
嘘の仮面自由詩8*12/11/23 21:23
桃色のトレイン自由詩6*12/11/16 7:11
冬の花自由詩13*12/11/7 13:16
こころの器自由詩15*12/10/16 20:27
蓮華携帯写真+ ...7*12/10/7 23:25
暗がりの天使自由詩7*12/10/7 21:48
つよいひと よわいひと自由詩6*12/10/3 12:32
ナルシス自由詩4*12/9/28 20:25

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