情報のタネローン

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このスレッドのテーマは詩と散文を作る手段全般につ ....
降りしきる雨が落ち着いた頃
とある大学のために建造された駅前でモーニングをいただく
早く出たから着くのが早すぎただけのこと

Aセット:
 トースト
 ゆで卵
 アイスコーヒー

( ....
今は動かない家電が動いていた頃、きみは子どもだった
今は子どもじゃないきみが子どもだった頃、きみは子どもだった
いらなくなったものは捨てたはずだけど
引き出しにとっておいたおもちゃは今でも必要な ....
 2日目の夜、不思議な夢をみた。

 舞台はまさに舞台。学校の教室のようなところで、20ぐらいの人が集まって劇の稽古をしている。僕はなぜか主役だ。だが、手元には台本がなく、僕の出番が来てもセリフが ....
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金曜日。今日を始発とするが、ハナキンは混雑する。いつでも降りていいはずだが、それは途中下車でしかない。各駅の手招き、誘惑。何とか踏ん張って、居場所を確保。荒川を越えれば、車内は美しくなる。水面に ....
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見えない線を指先でつまめば
運ばれていくものと残されるもの
の生誕だ
声にならない声でいのりを告げる

一日に何度流されていることか
電光による死の宣告
人々はいらだちを隠せずに
 ....
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 僕が大学4年生の時、図書館実習をしている時に地元の図書館で作業していたある日のこと。
 その日の作業は、図書館であまり貸出されることがなくなった図書をリサイクル本として、廃棄された図書の整理 ....
(内輪向けの文章となります。アーカイブとして)


テーマ:詩を書くということについての詩を読む


「旅人かへらず」三九・一六七(西脇順三郎)

・青いどんぐりの解釈
→青二才とい ....
 8月上旬に水島さん(と呼ばせていただきます…)から、新詩集の「小さなものの眠り」を送っていただいた。1ヶ月越しとなってしまったが、その感想を述べたい。

 まず、一読して感じたことは、私が飯島耕 ....
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ちょうほうけいとちょうほうけいと
大きさのちがう名もない石が積まれた
小さな城壁にくもが這う
そこにおとずれた一匹の蝶
「朝です 朝です」とささやいてくれた
きみの翅には、月の光が ....
夢を見ていた少年のくっせつ
無用の腕が ひとつひとつと音を立て
分針のリズムに置いていかれる
かみなりの先端を指先でひらいて
少年は蜘蛛の巣にからみ合っていく
浮くよりはむしろ しずんで沈ん ....
少女の腹面にうつる影が
ふわりふわりと浮き足立ち
客足途絶えた 石英のキッチンで
身をかがめて 影が人になるのを
待つ 過ぎゆく秒針のあいだと間と
ショータイムでの出しもの
「はやく はや ....
※授業のレポートで書いたものです。少々わかりづらい文脈があるかと思いますが、ご容赦ください。

0.はじめに
 写実とは何か。
 そもそも写実的な絵を私は好まない。いや、今となっては、その美が ....
※授業における発表の一部です。ご参考になれば、と。


ここでは、私が詩を読む時に意識する読み方を提示する。必ずしも先人の詩論者が言うことと同じではなく、私なりに詩を読んできた経験を活かし、見出 ....
青に浮かべる心、青に浸す心。皮一枚のわずかな距離でもあれば、青を想える。眼はいつまでもその姿を見ることができない。


青い青と青くない青。空と海の間を渡る光、白い水平線。色を届ける光。絵の具の ....
最近、悲しみについて考えることが多くなった。
そこで、その悲しみを乗り越える(?)べく、悲しみに関する考察を述べてみたい。

悲しみはどこからやってくるのだろうか。
唐突に空から降ってくるもの ....
 きみの死を少しだけ貸してほしい。すると、きみは少しだけ長生きして、ぼくは少しだけ早死にすることになるのだろうか。それはわからない。むしろ、そうすることで、一緒に死ぬことができるのかもしれない。ただ、 .... 仮に、僕の中にいる僕をぼくとしよう。
そして、僕の外にいる僕をボクとしよう。
すると、じゃあ、この僕は一体、何だろう、誰だろう。

ぼくは、
僕になれずにいる僕。
外に出ることがないから、 ....
おりの外には、どんな世界がひろがっているだろうか。

ぼくの住む街は、毎夜毎夜、サイレンがなりひびく。どちらにしても、おりの中にいれられる人がいて、おりの中にいれる人がいる。

おなかがいたい ....
最近流行りの小説を 独りで朗読すれば リア充ごっこ


こどもたちのおままごとがリビングで勤労感謝という勤労


ブランコで一回りしてさかさまの上弦の月のぼり続ける


まだだよが ....
自称「警視庁が見守る安全・安心な街」で
「自転車から降りて通行しよう。」の上にある
「公衆便所」の貼紙をやりすごしたら、
「貼紙禁止」の貼紙
「なんか面白いこと、ある」ところへ
せっかくだか ....
デパートの屋上で
メロンソーダ、いや、
クリームソーダ
そのこぼれおちた泡が、水槽の海を知らせる
午前零時、
マッチの先は折れていた
極限の闇は、明けていく、
午前一時、
柱時計は壁か ....
2階から猫の談義を見下ろし今夜もけむりで風向きを知る


声のない月の嘲笑をそばだてはっこう中のスープをすする


水金地火木土天海のスイッチで産まれる光の卵
都合のいい鏡だ
ありのままを映し、臭いものを覆う
何も知らなかった頃に帰れれば
楽だろう
それはそれは楽だろう
(反転
今までの上は下になりました
なので、東京に向かう電車は下りです
 ....
指でなぞっていた路線図を
足で確かめるようになる、大人への階段

「いけぶくろ、おおつか、すがも、こまごめ、たばた、にしにっぽり、にっぽり、えーっと、うぐいすだに、うえの、おかちまち、あきはばら ....
「ねえ、こい、と、あい、って何が違うと思う?」
「こ、と、あ、が違うと思う!」
「そうじゃなくて、意味だよ、意味」
「えーっとね、こいは魚で、あいは英語かな」
「そうでもなくて…、えーっと…、 ....
ボーダー色の帽子をかぶって
空との距離を遠くする
この頭
ぼさぼさのぼさぼさ
そのリズムのなかで
ふくれる黒髪が
つぎつぎにつぎつぎと
はえ、はえ、はえ
はい、いま、引用しました
し ....
最近、本を読みすぎて、
多分、多分なんだけど、
オナニーしたら、
ザーメンに混じって、
文字があふれるはず。
そうだなあ、
「詩」とか「わたし」とか「語り手」とか、
そんな文字たちがあふ ....
星の街で
包むものを探して歩いている
いつからか
それはお金で買えると知った
ぼくらは生まれる前
水の街にいた
そして、包まれていた
その記憶を取り戻すために
服や鞄や帽子をまとい
 ....
逆立ちすれば、
世界はただしく上下が上下になる。
光は網膜で反転し、
視神経に虚像を届けているから。

こうやって言えば、簡単。
それっぽい。
けど、
言葉で説明されても
それが本当 ....
夜は昼になっていく
居酒屋は5時まで看板を輝かし
サラリーマンは帰り道を忘れる

忘れる
(いや、覚えてなかった。眠っていたから。朝になって
 パソコン開いたら「やばい」「大きかった」とか ....
中川達矢(73)
タイトル カテゴリ Point 日付
会議室スレッド
詩と散文を作る手段全般についての情報と意見交換 part2+ ...会議室17/9/22 21:19
文書グループ
10行詩文書グループ11/12/8
者語文書グループ11/8/1
ことばのことば文書グループ11/7/28
投稿作品
枯死未満自由詩215/7/3 21:52
動かない家電のスケッチ自由詩215/6/23 21:43
四国旅行中の夢日記散文(批評 ...014/9/27 23:49
Seven Ways of Looking at a Tra ...自由詩113/12/6 21:32
空は他人のもの —K.Iに捧ぐ—自由詩213/10/25 0:53
飯島耕一さんとのいくつかの出会い散文(批評 ...6*13/10/23 9:19
某勉強会での記録メモ散文(批評 ...213/10/5 19:58
水島英己「小さなものの眠り」を読んで 〜引用を生きる〜散文(批評 ...2*13/9/9 16:49
交差点(暫定)自由詩513/8/22 16:08
かみかげ自由詩213/8/18 0:12
おななのこ自由詩213/8/14 23:19
岸田劉生「写実論」を読み解いて考える、批評とは何か散文(批評 ...4*13/8/1 23:12
批評の言葉(メモ)散文(批評 ...313/7/10 22:47
青の断章自由詩413/7/2 1:59
「悲しみ」についての考察—決定論を参考に—散文(批評 ...213/5/21 22:27
借り物のからだ自由詩413/5/12 0:04
僕のパズルゲーム自由詩313/3/15 21:43
自由詩113/2/28 23:20
こどもごっこ短歌113/2/10 21:34
陽のあたる街の水族館で自由詩4*13/2/9 0:05
ソーダ水自由詩313/2/7 0:27
光の卵短歌212/12/20 0:25
ぶんしん自由詩212/11/23 0:55
大人の条件自由詩512/11/8 23:17
「恋と愛」自由詩3+12/10/11 22:22
ぼうし自由詩412/10/3 0:31
こいめ自由詩312/9/25 23:41
かえる場所自由詩112/9/11 0:09
(無題メモ)自由詩412/7/28 0:12
夢の中自由詩112/7/6 21:48

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