女は言った。「Hit!ランキングの命は短い」
女は言った。「衝動的洗脳だけども3年経ったら早くも懐メロ」
君は思わず砂時計を逆さにする。時間が滑り落ちていく。
カサカサの手のひらはもう言い ....
もしもこの世に言葉がなければ
もしもこの世に言葉がなければ
もしもこの世に言葉がなければ
なければなければなければなければ

誰も傷つけず何も押し付けず
定義もなければ解釈すらなく
何よ ....
いつの間にかサラリーマンになっていた
立ったまま寝る通勤電車も少年ジャンプを読むおっさんにも慣れっこになっていた
まさかと思うじゃん
もう慣れた 慣れたよ

もしも誰かが「世界を征服しに ....
カーテン越しに差し込む光で目が覚める
心臓に手を当て今日も生きてることを確かめる
窓を開けても見慣れたあの風景はないけど
その代わり見えるのは青く光る地球だ
このステーションに来てからもう ....
朝起きると雨が降ってたんだ。
休みの日に雨が降っていると僕はすげー落ち着いた気持ちになれるんだ。
でもその日はダメだった。なんだか頭が痛かった。
そうだ、すげー憂鬱な夢を見たんだ。きっとそのせい ....
注)
続・素顔同盟

先生は社会を教えていた。
「……つまり、市民が仮面をつけだしたことによって、人と人との摩擦はすっかりなくなり、平穏な毎日を送れるようになった……。」
 先生は教壇の上で ....
遥か昔、人々がまだ目に見えぬものを信じていた頃、タマトギは島に一人はいたものだという伝承が南方の島々にだけ残っている。


涼しい夜を 選んで歩く
月夜が照らす 道を明るく 
男は行くあてな ....
たぶん、あの夜の、ファミリーマート狭山台南店は
俗にいう時間のねじれに迷い込んでしまったせいで
風に飛ばされたトランプみたいにいろんな感情が
それは、言葉というフォルムをまとう前の姿で、むき出し ....
人殺しのカクテル

絞め殺した女の子の幽霊と交わる
ブルーレイよりも鮮明な快楽へ導く
一字一句なぞるようにディック握る手つき目つき
突き出した唇の内に住む堕天使
精神と生と死を整頓したいが ....
先生、あのね
アメンボ赤いなあいうえおっていうけど
僕は黒いアメンボしか知りません

先生、あのね
今日もお父さんはいろんな人を裁きました
テレビの前で、ビールを飲みながら、ニュースを見て ....
ジャンキー、ジャパニーズ、群れるドミトリー
一人になれないやつが集まり
つまり どこに行ったって同じさ、

自分からは逃げられない


万物、世界の広さにひれ伏した俺は 
大都会背後か ....
不可思議/wonderboy(11)
タイトル カテゴリ Point 日付
きみ(能動的3年間)自由詩410/2/28 4:34
もしもこの世に言葉がなければ自由詩310/1/28 19:06
世界征服やめた(保存用)自由詩1009/8/2 15:23
銀河鉄道の夜自由詩1009/8/2 15:20
朝起きると雨が降ってたんだ自由詩409/6/14 20:54
続・素顔同盟自由詩4+09/5/25 0:35
タマトギ自由詩409/1/10 16:04
深夜のコンビニバイトと宇宙の言葉自由詩6+08/9/17 23:08
人殺しのカクテル自由詩208/9/17 23:04
先生、あのね自由詩14+08/9/12 8:00
ケムリ自由詩508/5/29 2:29

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