神様についても自分なりの考えを書いて見ます。
おそらく誰もが神様という単語を先に覚えるはずです。神の教え仏の教えを神父さんやお坊さんから聴いて神仏をイメージするはずです。それはそれで一般的な認識とし ....
寝に入れば 夢惜しむように 響き合う
 真冬の夜の 磯のさざ波

寂しさも 悲しみもない この夜に
 神様を呼ぶ 神様と問う

降る雨に 宿無い猫を 気遣って
 なぜ望むのか 等しくあれ ....
瞳力(めぢから)で 夏の夕空 かき混ぜて
 神様困らせ 得意顔です

夏若く 光静かに 輪を帯びて
 見えない形 胸につわりて

朝焼けに 落ち着きなさいと 諭されて
 泣くな嘆くな 我 ....
この肌は しみも汚れも ありませぬ
 鉄砲百合は 花と咲きたつ

道問えば 梅雨の谷間の 眩しさに
 のそのそ歩く かたつむりかな

山の上に 光からめて 豊麗な
 風にくるまる 山藤の ....
意地をはる ところに花の 意義と義と
 築きあげるは 一筋の道

揺れてまた 揺られて落ちる 葉の命
 たゆたう風に 響く花の意

墓標なき 花の命を 弔うと
 ただ厳かに 春雷の夜
 ....
他のかたの作品をよんでいるとしばしば「善」なる言葉を見かけるので私の考えを書いて見ます。
善は二つのタイプに分かれます。極論ですが、西洋的善と東洋的善。(あくまで言葉上の定義です)
西洋的善は一神 ....
菜の花を 揺らしなびかす 小夜嵐
 田畑に跳ぶは 月の光子(ひかりご)

でこっぱちに 現世利益の お札貼り
 奇跡の証(あかし) 出せと詰め寄る

春の魔に 背中押されて 浮かれ猫
  ....
春の瀬を ヒッピー気取りの 気楽さで
 ただ独りゆく 我は海賊

その艶が 偽の光と 知りつつも
 菜花は揺れて 春の夜の夢

舞姫の しなりをもつて 汲む夜気は
 衣にしずく 春の夜を ....
幼子(おさなご)と 春駆けまわる 華やかさ
 風より強し 雲より高し

愛ゆゑに 意味を斜めに 解釈し
 温めし熱の 火照り味はふ

夜(よ)の闇に 独り静かに 寄り添えば
 飛び立ちし ....
四季のなか また四季のある 不思議さに 
 めぐりてゆくは 一艘の舟

鶯に 浮かれ心を 誘われて
 散歩がてらの 春は食卓

春なぞは 素知らぬ素振りの その海を
 光で揺らし 照らす ....
昔、女は美しかった。
そして美しさを自らは知らなかった。
知らなくとも美しいということは
幸せなことであろうに。

ある日、天から新しい女が降ってきた、
男どもはすっかりその女に酔ってしま ....
グロタン(11)
タイトル カテゴリ Point 日付
神について散文(批評 ...417/2/1 22:39
短歌 8 冬短歌3*17/1/29 19:58
短歌 7 秋まで短歌2*17/1/27 22:04
短歌 6 夏短歌1*17/1/26 20:52
短歌 5 晩春まで短歌1*17/1/25 21:09
善ということ 詩論として散文(批評 ...1*17/1/24 21:13
短歌 4短歌1*17/1/23 20:09
短歌 3 短歌0*17/1/22 18:33
短歌 2 4首短歌0*17/1/21 22:49
短歌 短歌0*17/1/20 20:48
敗戦自由詩2*17/1/19 21:21

Home
0.04sec.