飛び散る落花生の殻を踏みつけて
ブレイク・ダンス、飛び散る汗と腋臭
縄張りを荒らされている

金持ちの阿呆が
でかい顔しとっても耐えられる
許せないのはガーデニングを笑われたこと
こちら ....
同級生のお腹をなでて、
救われるこの気持ち
てこの原理で性的干渉、
制服は醤油の匂い
思春期の心は、
食中毒
駅前でドーナツ食べて、
明日の自殺を延期する
母の買った変な服、
ポケット ....
あの頃の ぼくらの夢を 供養する 未来はきみの スカートの下

国道の ハエという名を つけられし 父の涙は いつぞや枯れん

つまんだら ひりひりするね ここの真ん中 わたしはいつも この街 ....
 邪魔な段ボールがあって、もちろんよそ様のものなのだけれど、邪魔である事は腹立たしく、息を吸ってから蹴飛ばした。ハズレの段ボールだったらしく、中には何か重金属の固まりが詰まっていて、爪が割れた。骨も折 .... めこまれた汁に似た虹彩がたれておるえ
かちこまれ、ぷえりと音がするえ

ぬるめる豆腐に鉛筆ゆっくり挿すめんが
2Bの鉛筆じゃばね、祭りに叱られるん

めこまれ粒の頻度も盗尿や、こんが
お ....
(一)

駅の改札を出て
長い階段を下りたところで
醜く太っていて、サスペンダーと蝶ネクタイをした
男に声をかけられた
公然わいせつ以外のすべてのこと。

世界と呼ぶには狭すぎる生活、 ....
日曜日の
スーパーマーケット
おれは鼻歌で
きみの国の歌

ねえ
この国には
アルプス乙女って
りんごがあるよ

宇宙食にも味があるんだぜ
きっと味が大切なんだ、
宇宙で
気 ....
私のいうあなたが、いつもあなたであってほしいのですが、
私のいうあなたは、たまにあなたではないあなたになり、

 私はいつかまた、帯状疱疹になるかもしれません、
 そのときに私は、あなたを頼り ....
心が肉のかたまりだったらよかったのに
ロースみたいなきれいな肉じゃなくて
内臓、モツみたいな
ぬめぬめしたモツミックス200?の

心が頭のなかにあるなんて、
あんなすかすかでプリンみたい ....
おなかのお肉をつまんで微笑むような
どこにも着地できない優しさについて
夜中に姉と考えてみる
そういう気持ちに名前をつけようとした事がある

猫は暗がりを震えながら歩くはずだし
せめて口か ....
映画のポスターが貼ってあって
黄色い文字で
 「瀬戸物の縫い目を飲みほして」
って、うわぁ、どんな映画だろう

楽しいことはまだあって
お父さんの真っ黒い名刺
とか
公園の植え込みに倒 ....
電車に駆け込む、37℃の平熱
昨日の夜食は暴力のオブラート包み揚げ、
鼻つまんだら食べられるけど、おいしくない。

電車の中はオンザステージ、ヒットパレード
ファンクにきめる少女たちを讃えろ ....
(失うものすら持っていなかった女の子たちへ)

 ゆびのすき間から桃の果肉がぶちゅる、
 って逃げて行くというよりも追い出すような
 だからもう女の子たちはソフトクリームを
 溶けるまでしっ ....
比喩じゃなくて本当に
内臓がちょっと漏れた
剣で切り取ってくれるのですねあなたは!
でも比喩じゃなくて本当に
内臓けっこう臭うから
ふたはきちんと閉めなさい
雨は硬いし赤い毛むくじゃらたち ....
ひじクッションの当たり所が悪く、曽祖父が死んだ。
だから僕の名前は今日からニックネームだ
曽祖父の遺体を三週間ぐらい置きっ放しにしたので追加料金が発生した。
だから曾祖母は諸事情により、とだけ書 ....
俺はそうやって空を飛ぶ、毎夜。
昨日は肉を喰った。かたい肉だ、ブラボー!
だから俺は肉が好きさ、裏切らない。
肉喰えば俺はまた空飛べる、今夜も。
いつまで肉を喰える体でいられるか分からない、
 ....
 爆竹だったら良かったのに

 失敗だった焼け跡は
 遠いお兄さんたちの
 黒コゲでいっぱいだった
 彼らは飼い慣らされて
 エサを待っている
 焼け跡だけが寒く
 エサを待っている昼 ....
骨洗いの宿題はたいへんだ
僕は集中力がないから
いつも苦労する

僕のお姉さんは骨洗いが
とても上手だ

姉さんが骨を洗う姿は
とてもきれいで
僕は
自分のお姉さんなのに
変な気 ....
神の乳ちぎりを思いついた俺の天才が怖い
さっそく準備のために買出しに向かう

街は色とりどりの銃弾で溢れ、幸せそうだ
もうすぐ、本当にもう、すぐだ。俺も幸せになる

神の乳ちぎりで俺は幸せ ....
大丈夫、シナチクは食べられるから大丈夫。

大丈夫、海を渡らなくても大丈夫、
溺れるなら、歩いてゆけるから

優しいのは同じで、寂しいのは八分目。
だからいつも同じ髪型でも平気

いつ ....
お前は
ビタミンを含みながら落ちていく

お前のばか
嬉しいばか

お前は
ビタミンの味も知らないで
そんなに若くして
ビタミンを含みながら落ちていく

お前のばか
お前のばか ....
ありがとう
うまかった

ありがとう
まずかった

いつも
いつも
飢えていて

ありがとう
食べてきた

皿盛りの肉
絞った蜜
犬の舌焦げ

ありがとう

母の ....
k o u j i * i k e n a g a(22)
タイトル カテゴリ Point 日付
アンダー浮力自由詩110/5/25 1:26
スクールダイアリー自由詩009/5/12 2:33
90's teenager短歌009/4/23 2:05
わたしの好きなもの自由詩307/12/11 3:04
おぷすり(同じ顔と毛の化け物)[group]自由詩1*06/7/17 4:42
黒崎にて[group]未詩・独白6*06/4/27 22:44
アルプス乙女自由詩6*06/4/19 23:39
ちとにくとほねをたたえよ自由詩3*06/3/14 22:45
心はお肉自由詩7*05/10/28 0:43
婦人世界[group]自由詩505/10/28 0:42
僕と踊ろう自由詩405/4/12 1:01
踊りましょうか自由詩604/9/29 7:06
最悪なものばかり選んでいく自由詩704/8/7 1:07
動物園へ行こう自由詩1*04/7/19 2:09
いつものように自由詩6*04/7/5 2:18
空飛ぶ肉男(フライングミートマン)自由詩12*04/5/27 3:21
「解放戦線」自由詩1004/2/12 2:13
骨洗いの宿題自由詩1503/11/20 0:48
神の乳ちぎり自由詩503/11/16 16:49
ガールガールガール自由詩14*03/11/16 16:47
お前のばか自由詩1003/11/15 16:51
食べてきたものたちへ自由詩29*03/11/15 16:46

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