結び合う空 秋茜 絡まり揺れる 願い握るる細き指に
噛み合わないまま 言葉喪い アイスコーヒー
みなもに写る外灯の 白き光偶然 漂い
まっしぐらな紫煙の さざめく溜息をえらびながら
ちょっと切 ....
チョイト そこ行く お兄サン
何処へ往くかは 知らねども
ポケットの中 膨らんだ
箱の中身は 何じゃろな
コンドーム コンドーム
今日は 彼女とデイトだよ

力みなぎる若人は
今も ....
お願いだからあの娘のことはもう言わないでよ
忘れられないけど忘れたいのさ
あの娘にこがれたオイラのハート
だってあの娘はいつだって
オイラのことには 無関心

無関心なのサ 

無関心 ....
かげろうのいのちはかなしくさのはではねふるわせてもおもいはかなし

・・・

かげろうのいのち
はかなし 
くさのはで 
はねふるわせても
おもいは 
かなし

・・・

か ....
真夏になれば繰り返す
気付いた時は赤くただれてる
チンキを塗ればしみる
思いも因らず
Wow Wow Wow
なっちまったゼ Baby

両手ポケットに突っ込んで
気付いてみれば視線集 ....
果てない空を自由に飛ぶ鳥たちと
空に続く草原を駆け巡る遊牧の民
あこがれ焦がれて出会いを求め

さまよういのち

闇にまたたく名も知れぬ星屑たちと
きらめくネオンに魅せられた夢惑う人たち ....
※〜たんぽぽの 絮首振って 風選ぶ〜

何をかやるやら人任せ 煩わしさの邪魔臭さ
落ち着く先のない旅を 探した求めが駆り立てた
何しても悪しかりし身が 何してもよき身となりて
極楽トンボが ....
正直なオイラひねくれ社会 
鎖をぶっちぎってやったのさ
慌てた奴らポリ公呼んで 
逆に鎖を掛けられちまった
サツの御殿に連れ込まれ 
いかれたアイツが囁いた
君に似合いのホテルへ行こう
 ....
娘は気付くのが遅かった 医者は手遅れを家族に告げた
その日が長い闘病生活の幕開け
時を置いて たくさんの人 励ましを冗談交じりに笑いながら
付き添った父も母も明るく 笑顔交わしていたが
彼女は ....
休日ともなると街中は、それこそ
老若男女が入り乱れ、掻き分ける様にして
歩まなければならない程の雜踏を形成している。

ファッション雑誌に躍らされた
鮮やかな若者も
スーツ姿の没個性化した ....
生甲斐の 履き違えで

アベック通りの通学路 
自転車飛ばして
ダチとつるんで
遅刻しそうで
ポケットの中でブンタ
Dans 踊ってる
指導部の先公に
眼を付けられながら
シカト ....
ずるいよ
君から去ったくせに。
あの頃から少しは大人になれたはずだったのに。
出口が見えない迷路の中で、夜の街角に怯えてる天使達。

本当は
「今でも愛してる。」なんて
言っちゃいけ ....
陽は分け隔て無く 西から照らす 
何処でだって いつだって 輝き出すのだ
懐かしいだけの時代
ならば 
性懲りもなく 繰り返されている

あの日
あの時
あの場所の
歴史の痛みが 沁 ....
独りだけじゃないさ 
        夢見ているのは
希望は 捨てないで
        いつか叶うはずさ

天国なんか
何処にも無いと

勿論 地獄も
何処にも無いと

    ....
嗚呼!・・・・・

神田書店でビニ本を
二千五百円で買った あんたは

後ろめたさも感じる事なく
かえってウキウキ気分

ウエシマで彼女と待ち合わせ

淫靡な瞳 探りながら
ビニ ....
客に魚を届け代金を受け取りそのまま後ろ向きに上手から登場)
本当に、有り難うございました。
(丁寧に礼を述べ、空を見上げて玉の汗を拭きながら)
いや〜、暑い暑い。
(初めて観客に向い)
しか ....
優しい言葉に意気地無し 本音を吐けば笑い者
打ち明け話にそしり笑い 口先ばかりの舌先三寸
卑屈な程の思いやり 
        他人の不幸も銭勘定

愛想笑いにおりすけ根性 
中途で切れた ....
1993年6月のある日、僕の中で鳴りを潜めていたアッケラ感が動き始めた。
僕はその頃、愛と喜びの実践に満ちた『教祖』となりつつあった。僕の内の忌まわしきアッケラ感からの誘惑だ。それは、若き哲学者の太 ....
 毎日浜辺に、少年が座る様になったのは、いつの頃からでしょう。そして、今日はいつからそこに居たのでしょうか。高く蒼く澄み渡った秋空の下で、少年の体は随分と前からすっかり冷え切っておりました。潮風の囁き .... でっちあげに気を取られてる隙を狙って
忍び込む幻Armyアジアンの片隅吹き荒れる
朝の来ない夜はない
声色使って耳打ちするけど
誰にでも察しはつくさ
そんな事じゃ騙されない 
くすぶってる ....
「死んだ方がましだ。」と
貴方は 母さんの事も考えてくれず
部屋に閉じこもってしまった

貴方の好きな 全員集合が始まったのに
貴方が部屋から出て来なかったのを
母さんはね てっきり貴方は ....
人嫌い激しく
人の多い事に閉口してしまう
どうして皆はたくさんの人の中で
それぞれ別々の会話をする事が出来るのだろう
・・・
僕に向かって夢がある様に人は言う
本当はとっくに消えてしまって ....
札幌発石狩当別行き学園都市線に六時頃乗る
制服を着たろくでなしの高校生には解るまい

春めいて雪も解けたアスファルト道を
車の流れも気にせずつるんで走る
単車乗りのぼんくら共には解るまい
 ....
何をするにもいつも
誰かに睨まれ見張られ
怯えて居るのは オイラだけかい

いかれた奴らの腐った国で
ただれた常識振りかざして



自由気取って格好付けて
勝手気ままを決め込んで ....
だだっ広い海を目の前にしていながら
気付く事なく
知る事も出来ず
眼もくれずに只ひたすら
浜辺に座り込み
瞳を落として

立ち上がり歩くのも忘れて
ちっぽけな両の手で精一杯
足元の砂 ....
空の青 
海の碧 
交われずに
波寄せる

肉に溺れ
欲に耽り
僕は
街に居るのです

からくり
操り
首吊り
引き攣り
お祭り騒ぎ 
蒸し返し
繰り返し

か ....
肉欲の無い恋愛なんて
スパイスの抜けた
ライスカレーの様なものです
                (ミキョウ・イターニャ)

 ....
まことしやかな優しさを盾に
痛みを持たない言い訳の為に

小鳥は精一杯飛んでいる 
すずは凛と鳴っている
わたしはわたしらしく生きている
言葉がなくても構わない
誠実で ひたむきな姿が ....
       ☆**☆**☆
文字にできないもどかしさ 憂鬱を想う獣
不純な溜息の遥か彼方 もつれた風に空を踏む 
「さよなら」を言う天邪鬼 くちびるに接吻を
泣く位なら別れない 大人の恋の低 ....
板谷みきょう(389)
タイトル カテゴリ Point 日付
欲情の温もりと優しい光 傷が癒える夜の幸せな雨/八十作品自由詩007/5/12 1:42
混同小唄[group]自由詩1*07/5/11 6:29
ドンファン出来ないピーターパン[group]自由詩1*07/5/10 21:58
解体言語自由詩1*07/5/10 21:37
密林の驚異[group]未詩・独白007/5/8 23:21
モンゴルを渡る風[group]自由詩1*07/5/8 23:14
ホラ 聴こえているかい 見えるかい[group]自由詩0*07/5/8 23:03
電気SHOCK[group]自由詩1*07/5/3 12:32
幾つもの星が流れた朝[group]未詩・独白0*07/5/3 12:25
大道の宵散文(批評 ...007/5/2 19:32
そんでもってTeacher[group]自由詩0*07/5/1 21:52
愛のない便り自由詩1*07/5/1 21:29
神に向かいて飛ぶ鳥は[group]自由詩007/5/1 7:52
望むだけでも構わないのならば[group]自由詩0*07/4/30 21:27
外面菩薩内面夜叉自由詩007/4/30 1:59
魚売り散文(批評 ...007/4/29 11:30
念殺御陀仏(ねんころおだぶつ)[group]自由詩007/4/28 23:51
幻想と真理の彼岸で未詩・独白0*07/4/28 23:46
虹のかけら(あぶくの妖精の話)[group]散文(批評 ...1*07/4/28 2:19
かまい かまわれ かまい達[group]自由詩0*07/4/28 1:46
母さんはね[group]自由詩0*07/4/27 22:47
一九八四年自由詩1*07/4/27 3:33
懺悔にもならない独白だけれど未詩・独白0*07/4/23 22:32
思い出してくれよ[group]自由詩007/4/21 23:49
ECHO TIME18自由詩2*07/4/19 1:24
存在証明(拝啓工場長様)[group]自由詩1*07/4/19 1:18
短編「The First Encounter」散文(批評 ...0*07/4/18 1:20
あなたと小鳥とすずと自由詩1*07/4/16 23:43
夢と幻は永遠の無限 妄想の遺書に うなされる月/八十作品[group]自由詩2*07/3/17 11:02

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