鮮やかに大空輝く天に飛ぶ
杖持つ仙師の微笑む風
青空に白雲・天女疾風の
その艶めかしき雲体に恋す
青空に天女の雲の流れゆき
放心のま ....
オーロラの光の風の輝きの
極寒にオーロラ見るは神々し
極の冠ガイアは王位継承し
オーロラの光のカーテン地吹雪に揺れ
雪深き 街
吹雪に眠る頃
天狼らの瞳
爛々と輝きだす
雪原を隔て
昏い森の始まるあたり
一人立つ 我に
天狼らその姿 現わし
天狼ら開かれた野生で我が足跡を追え
吹雪 ....
烈風 荒ぶ海岸線
低い雲に地吹雪が狂乱舞し
天狼は灰色の影を一つ見せた
艶めかしい獣毛に雪積もり
白銀の原野を隔てて
昏き森の続く 凪の時
天狼の一群 遠吠えの聖歌と紛う
森閑の ....
あらゆる食物連鎖は美しい
風 吹く遠視のサバンナで
息 潜め獲物を狙う
豹の爪は忍
一瞬 筋肉の爆発だ
ガゼルの柔らかな肌に
鋭利な刃物は
爪が食い込み
喉笛は鋭い牙で刺し込まれ ....
黎明 明ける前は
そぼ降る冷たい雨
君 眠る寝間に
楽土の夢 送る
輝く海
風に思い溢れ
見晴らす海岸線
遠く開くだろう海路
忘れられた海辺に
浜昼顔の群生して
海 ....
部屋 暖めて
結露に滲む ガラス窓
凍えた草木に
春の挨拶送る
昏さの深い 曇天
時を静かに積もらせた寒気に
白く発光して
雲海の上の太陽を見に
静かな部屋に包まれて
....
春 近く
今 輝く大海の一滴で
水晶を濡らし
世界の浄化を試みて
春を待つ
植物らの冬ごもり
陽光の射角
昇り 高まる
温帯 東京は
冬の日光浴こそ
快適な遊び
....
私は何ゆえ呼吸しているのかと
問おうか
五臓六腑が絶妙な血のめぐりで
働いていると見たなら
この魂は聖なる肉体に運ばれながら
喜怒哀楽を繰り返しつつも
まなざしを対象へ向けている
....
夜半過ぎに雨は降った
大地は黒く浸透されて しっとりと
朝の目覚めに清涼な大気があり
吸う息 吐く息は冷たい湿潤を
血の通う暖かな肺腑と交換する
私の知らない夜
夢の潮に委ねた聖なる夜 ....
朝日が空を占有し始めて来光は天空を支配する
この太陽を絶叫とともに臓腑に納めて
細胞という細胞にこびり付いた
精神の垢を蒸発させる
風呂に入るように
肉体を心がけて浄化する
部屋の掃除 ....
黄金のようだ
輝く空が
太陽は熔けた白金
月は静かな銀
星星の黄金
天空は黄金の光
都市で乱反射する
ビルディングが輝き
メタリックな車は1トンで疾走しながら
光を振り撒 ....
全天の半分が
この太陽の光で圧倒されて
青空の透明感が増す
枯れ枝に太陽光は懸かり
直視できぬ もどかしさ
潮のごとく逆巻く直射光
日差しは小さな部屋を満たし始めて
また静かな一 ....
そして漆黒が
空に満ち始めると
遠く街が瞬きだす
まるで天空が降りて来たように
8:00時の夜は
昼の活動のざわめきが覚めやらぬ
フラスコで取ると浮遊物で濁った液体
蛍光灯の下で ....
木枯らし騒ぐ 窓
カーテンに木々の影 映りざわめく
暖かな部屋
電気ストーブが赤い
鎮まる物らに囲まれて
空気が眠る
旭日射す
「山遠く銀嶺の風吹く街に」
立山連峰を ....
都市の空 鈍く 射光を発し
緩慢な雲 白く カルマ吹く
夜景は開放を予感させて
私は空の人
今 自由の夜
音も無く
魂は暗闇に走り去る
思うさまに飛び散るから
夜の静寂が益 ....
月の出が遅くなって
月光が細く熟れはじめると
満月の熱狂が恋しく思われる
冷たい光に微熱して 謳った
銀光は金属の肌ざわりで 熔けた
この魂のざわめきが
満月の色彩は朧なグラデ ....
午後も行き過ぎて
3:00時を回る
街 街は歩かれるべきもの
二足歩行は地を這う者らの
究極の進化
重力を無視できる
二本の腕を十本の指を自由を得た 勝利
我ら工作人 羽根さ ....
鉛のような風荒びながら常緑樹
ゆさゆさと撓り突っ立った舞踏
この調べに現代の破調聞きたし
葉桜の緑 色づき始めて
のめり込む歌の調べは ....
思うさま発砲した後 精神の均衡保たれて
南の島の潮騒など思い出すかも
リーフの風 聞きながら静かに目をつむり
カイトに乗る一瞬の夢
....
日清日露一次二次 維新は戦争ばかり万世一系の皇統
ならば世世戦争責任を継ぐべし
ヒットラー ムッソリーニ ミカド ....
宗教・文学はアヘンだろ見ほろぶまで
乙女の純情を捧げつくす
タバコ止めました たたみ止めました 31文字止めました
破壊の衝 ....
ほらB29が神殿を焼き払う
宮司あわてて赤フンで飛び出す
綺麗なべべ着てシントイズムもってまわった
祝詞はいかが?祭り祭りダヨ//?/??・・
....
原理主義者のドグマと正反対の事を為す
日蓮御書 身読しつつ「キリストに学び」てを持つ
日本の王党派(天皇制)に対して民衆共和の創価
そろそろと対 ....
太陽が半分の日に日輪・月輪が
同じ大きさに見えている不思議を思う
半分が昼 半分が闇 この黄昏に惑星
地球との距離に透ける空
凪いでいる地球 ....
フィリップ翁 不敵の面構え前世がベートーベン
レスポールの男ギターは汗一つかかず
我 掟と宣(のたま)うシルヴィアン あのボーカルに
キリストの ....
腐臭ただよいフェリッペ四世の御世
崩れゆく洋梨をスプーンで潰す
女戦士マドンナの愛歌に射られ
恋情の徒花は胸に赤赤と咲く
裸で生まれ裸で死す ....
鎮まった生命の月回り無機質の
エンジンの音冴え冴えと下弦の夜
一片の銀河の記憶この書物
前世の我もまた読みしか
風雨強き漆黒に蝶の幻見る
....
カルマ・業と言ったところで何ほどぞ
日々を磨ぐ如く行為するのみ
一人静かに霊感を待てり雫降りて
傘開き始めた歩道の先
街に電 ....
ペンの銃座から覗き見る世間ランボー
昏がりの街に羽綿の引き金
その弾道を解析せよ!ランボー発砲
....
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