バーバリーチェック。

ユニクロの成功は、同じデザインで大量生産しつつ
色のバリエーションを多彩にすることで、多様化するニーズに答えたこと
もちろん、海外で生産して逆輸入したことも。
新しい ....
◎自殺者は、日本だけで年間3万人。
 一時間につき4人が自殺している。
 自殺だと断定できない人、自殺未遂含めると
 年間10万人はいると推定される。
 日本の人口が1億6千万人として
 1 ....
君は俺の事を好きといってくれたのに
俺は君の事を好きだといえなかった

君は何度も俺の名を呼んでくれたのに
俺は君の名を呼ぶ事を恥ずかしがった

でも一方で君は
ほかの人にも愛を求め
 ....
私の口から吐き出された
原色の雲が、
部屋の中を漂っている
これは煙ではないのである
その証拠に
部屋の中には雨が降っている
これは涙ではないのである
その証拠に
私は悲しくなんてない ....
忘却の波が渦巻いて


私はやるべきことをやらず
ただいたずらに先延ばしをし
己の責任から逃げるように
布団の上で眠っていた…。

そのときは、思考を整理することで
忘却の波から ....
1.

 沈んでいく午後の窓辺から、ひとつ夕暮れが生まれる。ぽつ、ぽつ、家の明かりが灯っていく。街は林檎を落としたように熟れていて、傾いていく日差しの中にあってその景色はとても懐かしく感じられ ....
[猫の死]

信号機の、黄色い明かりが目を瞑ると
道路に赤い血液が広がっていた
瀕死の猫の目は、虚空をさまよいながら
何かを探しているようだった
わたしと目が合うと
何かを訴えるように瞳 ....
 時は1944年、太平洋戦争の真っ只中の話である。そしてここは密林のジャングル。木陰に身を隠しながら、部隊からはぐれた2人の兵士が息を殺して佇んでいた。一人は20歳前後の若者、もう一人は30前の落ち着 .... 「ねぇエリカ、なんでお母さんは怒ったの?」
「さぁ。全然分からないわ」
「ねぇエリカ」
「なぁーによ」
「なんでもないや」
 ジェフは黙ってしまった。窓の外は蒼ざめた月がぽつんと浮かんでいた ....
[午前6:49 都内・浅野宅] 

 白いTシャツ、細身の皮のジャケットにサングラス。口元にマジックで書いたワイルドな無精ひげ。嫌味にならない程度の自然なウルフカット。目覚めるとすぐに鏡の前に立ち ....
白い紙に何を書けばいいんだ
何も形にならなかったというのに

お婆ちゃん
俺を誇りに思うのは止めてください
あなたが語る少年は
そいつは俺じゃない

お母さん
俺を信じるのは止めてく ....
「ジェニファー。ジェニファーじゃないか」
 後ろから男の呼ぶ声が聞こえた。
「いいえ違います。私の名前はシャクトリムシ。ミドルネームはヘンリエッタ」
 するとざわめきが起こった。尋常じゃない雰囲 ....
[午後十一時のワルツ]

寝室で目が覚めると同時に
刺激のある独特な匂いが
     鼻腔を貫いた
赤錆と冷たい鋼鉄の感触
      血液の味と
      やがて眩暈

秒針が円 ....
眩しすぎた広場では
落ちぶれた浮浪者の
座っているベンチの
その裏で

捨てられた仔犬が
母親を探して
かすれたか細い声で
鳴いている

お腹、空いたのかって
落ちぶれた浮浪者が ....
本当だ
雨が降っている

暗い夜道が暗くて
怖い雨が降っている
雨だ

何が…何だった…
そうだ
リアリティ
白い霧のような
人の形だった
何が起こった…

黒い雲が
湧 ....
浮浪者を嗤う5人の若い学生に人間としての知性を感じられない。
ある意味で現実的、目先のことしか見えていない、即物的な獣。

現実

精神を遠隔操作
哀れな実験動物
割り切ってしまう浅は ....
仲間と友達は違う。
僕はずいぶんと長い間仲間を欲していたが、本当に大切な存在は仲間ではなく友達だろう。なぜ友達が大切なのかは「そういうこと」という詩に記した。



仲間と友達の違いは何か。 ....
佐伯くんという幼なじみの友人がいた
運動神経が学年で一番良くきかん気な子だった

彼と僕の家は近くて、昔から一緒に帰ることが多かった
彼の家は柳川通りの十字路に面した貧しいアパートの二階
横 ....
正体不明の嘘が嫌いだ。
言葉を並べ立てて嘘をつく、政治家とか、弁護士とか、大嫌いだ。



抽象的だとか、混乱しているだとか、曖昧だとか、定義付け出来ないだとか、そんな、そんなものが大好きだ ....
そうだ
高いところに行こう
プラットフォームへと続く階段の上から
地面を見下ろしながら
唐突に思った

何故かは分からない ただ
今、どこにも行く宛がない
未来への進路は絶たれたし
 ....
木々は空の下で動かず
静寂は燐と張り詰める
僅かに震える街灯の光は
夜となって歩道に落とされる
昼の間、風と共に遊んでいた白い雲は
いつの間にか隠れてしまった
暗闇の中で研ぎ澄まされる
 ....
木々は空の下で動かず
静寂は燐と張り詰める
僅かに震える街灯の光は
夜となって歩道に落とされる
昼の間、風と共に遊んでいた白い雲は
いつの間にか隠れてしまった
私の耳は
街灯に群がる虫の ....
思い返すと僕は
思春期の日々を過ごした街の中にいるのだ
公園のグラウンドの中央に立ち、辺りの景色を見渡す
まるで水の中のように
空が柔らかく揺らめいて
太陽の細い光の線が散乱する
 ....
シエスタにカヴェルネ
黄色い太陽がフランスの麦に注がれて
グラスの様な膜が破れ赤いワインが流れ出す
水溜りがバリンと弾けてガラス窓が割れて
沈黙するひび割れの壁や、砂利で溢れた道

あーあ ....
時間というのは観念的なものです。
具体的な事象で時間をあらわすものと言えば
まず思い浮かぶのは時計ですね。
しかし、俺たちの周りには
時計以上に時間を表現するものが
至る所に溢れています。
 ....
身体が先に存在していたの
と、彼女は言った

脳と呼ばれる物質が製造され
その時、私は構成され
シナプスとシグナルによって
初めて、私は生まれたのです

彼女は言った
愛なんて存在し ....
ヒナゲシの 輪郭描く 白昼夢



蒼ざめて 空に映るは 日輪草



木々の葉が 静まり汗が 流れ落ちる



鏡中に 呼吸を失くし 汗ひとつ
翅ゆらり 沈み難くは 池の蝉



紫陽花の 褪せて破れる 唇の
遠く、鳥が鳴いている
意識は一歩一歩夜に近づいていく
遠く、母が鳴いている
風に揺られて木の葉が騒いでいる
耳の奥の会話が言葉を奪っていく
私がベッドの上で窓の外を見ていると
母の顔をした ....
昨日の夢の中に、7年前に死んだおじいちゃんが現れた。

俺「お、おじいちゃん。何かこの世に未練でもあったんですか?」
爺「パンダは好きか?」
俺「…は?」
爺「ジャイアントパンダは好きか?」 ....
結城 森士(181)
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猫の死自由詩109/2/2 1:47
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