空を誰かが引っ掻いた。

鋭い爪で、何度も、なんども。

空の爪痕は、広がっていった。

大きく大きく、手当が出来ないくらいに。

空は涙を流さなかった。

どんなに痛くても、我慢 ....
今日の夜空、とても美しい。

それが、幸せだと感じたのは、確か。

あと、何人同じこと感じたかな。

誰も居なかったのかな。

そうだと、淋しいな。

アナタは、どうですか?

 ....
世界は、誰か一人でも。

綺麗と想ったら。

綺麗だ。
夏の星座も綺麗に見えない街で。

夜空を一人見上げて。

必死に星を探してみる。

一等星、直ぐに見付かって。

ちょっと空は広がって。

けれど、それしか見えなくて。

果て ....
もう僕らの住むところじゃ、綺麗な天の川は見えないらしい。

けれど、織り姫と彦星は仲良くしてるでしょ。

薄く見える星々は、いつもどこかで輝いてる。

厚い雲に隠されたって、雲の上には大宇宙。

大丈 ....
宇宙まで届きそうな空に。

手を延ばそうか。
僕の言葉は、どこへ行ったというのだろうか。

揺れて、震えて。

どこまでか届いて。

大切な人に、大切なところに。

きちんと届いているのだろうか。

僕の言葉は、空に飲み込まれ ....
世界は難しい。
考えても解は見当たらなくて。
問いだけが見えてる。

計算ドリルみたいに答えが付いてないんだ。

誰かが泣いたら、誰かが笑うんだっけ。

それは、笑うために頑張るべきな ....
取っ手のない扉を前に、
僕らは立ち止まった。

誰かは、そっぽを向いて。
誰かは、泣き始めてしまって。
誰かは、殴り始めた。

殴り続けている。

僕はそれらを見て、何もしていない。 ....
廻る、廻る。

くるくる、廻る。

君の心も、僕の心も。

くるくる、廻る。

春、夏、秋、冬。

廻るように、廻り続ける。

止まらないよ、止められない。

メリーゴーラ ....
僕らには、どうがんばっても未来を見ることが出来なくて。

僕らには、過去という現実に引きずられて跳べなくて。

僕らには、今見えてる世界しかなくて。

でも。

少なくても、僕は僕でこ ....
僕の涙が零れる時、
誰かの涙が止まれば良い。

僕の血が流れる時、
誰かが幸せになれたら良い。

僕が死ぬ時、
誰かが笑顔だったら良い。

それくらい簡単だったら良いのに。

色 ....
手に。

指に。

足に。

腰に。

腹に。

額に。

鼻に。

耳に。

首に。

頬に。

口に。

目に。

髪に。

唇に。

アナ ....
伸ばした手に、銃はないけど。

危なっかしいから、すぐにしまった。

僕の手が契れるより。

誰かが脅えるのがわかったから。
雨は嫌いだけど。

アスファルトの濡れた臭いは、嫌いじゃない。

雨は嫌いだけど。

荒れた雨粒の弾ける音は、嫌いじゃない。

雨は嫌いだけど。

押し潰されそうな雨雲は、嫌いじゃ ....
君への熱い熱い想いで、僕たちの愛は。

どろどろのチョコレートのように、溶け込んでしまったんだろう。

その後、体中にべたついたそれは、なかなか取れなくて。

いくら冷めた後でも、どこかに ....
花が散りました。

風が吹きました。

空が曇り始めました。

雨が降り出しそうです。

季節が変わり始めるようです。

準備はいいですか?
空の器に、水が溜まりすぎたのだろうか。

ぽたぽた、と。

零れてきた。

少し暖かくなってきたけど、

冷たくて、ちょっと重かった。

零れてきたから、手で器を作ってみたけど。
 ....
イヤホンから流れる唄も、口ずさむ僕の声も。

三号線の騒音に掻き消されて。

どこかに消えていく。

だから、って訳じゃないけど。

もう少し唄ってしまおう。

大丈夫。バレないか ....
今日の俺は酷い顔。

上手く笑えないで、とりあえずガンつけて。

気分転換に聞いたイヤホン、手が引っ掛かって。

ぷっつり切れて。

どうしたらいい、も、どうしようもない。

すべ ....
撃ち貫こうか。

鬱々してきたしさ。

写る空は綺麗だけど。

きっと雲まで届かないから。
僕は君のことを愛してるよ。

君が僕を愛してるのも知ってるよ。

だけど、たまに思うんだ。

僕なんかで良いのかなって。

理由なんて、いくらでも言えるけど。

君は大丈夫って言っ ....
誰か、知りませんか。

私のこと。

いつも顔を見せてくれなくて。

いつか鏡を見た時、あまりにリアルで。

その中の私は、薄笑いを浮かべて、

動き出しそうで。

怖かった。 ....
同じ様な空の下。

僕は、君の涙を拭えない。

声さえも、届かない。

僕らを繋ぐ電波は、弱くて。

気持ちだけじゃ、時々不安になる。


多分、同じ空の下。

繋がる心は、 ....
広くて、大きくて。

青くて、綺麗な。

空を見たかった。

けど、見上げた空は、

果てしなさそうだった。
今夜は少し暖かい。

だから、君を迎えに行くよ。

夜の闇に包まれれば、僕らの手も見えないさ。

だから手を繋ごう。

一緒に帰ろう。
さくらは綺麗に咲き誇り。

舞い散るその時も美しく。

また、いつか。咲き乱れる。

僕らはそんなに強く、生きていけるだろうか。

二度は咲かない命の花を、咲かせるこっは出来るだろうか。

散り行くそ ....
この命、意味があるかは知らないけど。

いや、知ることは出来ないだろうけど。

スキナヒトたちのために、身を削りたいな。

そうしたら、どこか気持ちいいんだ。

(Mじゃないよ。)
 ....
カゴの中の鳥は、ありがとうって言ってるのかな。
だいすきだよって、想ってるのかな。

肩から肩へ。

カーテンレールからソファーへ。

大きな翼は羽ばたいているのかな。

羽根を切ら ....
忙しそうに歩いてる人は、忙しいんだろうね。

カメラをいろんなとこに向けてる人がいた。楽しいんだろうな。

デート中の恋人たちは、終始笑顔だった。嬉しいんだろうな。

誰もいないとこで音楽 ....
狠志(498)
タイトル カテゴリ Point 日付
創書日和「爪痕。」[group]自由詩208/8/17 11:26
星空夜空。自由詩208/8/2 20:42
綺麗だ。携帯写真+ ...908/7/25 17:31
創書日和「夜の音。」[group]自由詩208/7/24 3:18
アマノガワ。携帯写真+ ...408/7/7 23:02
空。携帯写真+ ...108/7/6 15:18
空気振動。自由詩408/7/5 11:49
Answer。自由詩408/6/28 2:10
創書日和「扉。」[group]自由詩608/6/26 23:46
泥酔注意。自由詩2+08/6/11 13:58
ミライ。自由詩108/6/8 20:24
LIFE。自由詩208/6/7 3:04
KISS。自由詩208/6/6 15:05
手ノ先。携帯写真+ ...408/5/30 12:11
あめのちはれ。自由詩108/5/28 23:02
チョコレート。自由詩108/5/23 14:11
移ろう。自由詩108/5/22 1:47
創書日和「未完成。」[group]自由詩208/5/17 0:25
国道三号線。自由詩208/5/13 14:22
ストレス。自由詩408/5/9 15:55
うつ。携帯写真+ ...608/5/4 18:46
秘密。自由詩108/4/29 11:29
創書日和「神隠し。」[group]自由詩108/4/25 15:31
繋がる。自由詩208/4/25 0:11
空々。携帯写真+ ...208/4/18 18:08
帰り道。自由詩208/4/16 21:46
櫻。携帯写真+ ...208/4/7 16:35
4月ばか。自由詩108/4/3 22:13
創書日和「鳥へ。」[group]自由詩108/3/28 16:04
休憩。自由詩308/3/28 15:36

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