色気のない

吐息を漏らす

煙草の香り
まだなのか?

五分の化粧

厚化粧と言われ

あなたの頭は

薄化粧
まだなのか?

五分の化粧

厚化粧と言われ

あなたの頭は

薄化粧
美味しい?

うん美味い!

ありがとう!

んっ?なんで?

なんでもない。

おなじ髪色に染め

お風呂入り目が空かない

水飛ばしては冷たい

お風呂上がり晩 ....
そばにいる

君が笑うと

暖色になる
月が掴めると

走る木の葉の音
 
名を呼び手を引く

星は掴めたの?

続きは寝ながら

物語を話してあげる
弱る体を

支える枝

細くて強い

優しさ甘え

触れる花は
 
儚く柔らかい

永久に生きる

毎日が私の

一つ星
触れる頬

風泳ぐ笑み

揺れる花
三人兄弟

間に挟まれ妹は

兄弟にいない

妹は邪険にされ

空気中の塵となる
春は来た

枯れた草花

眠るな春に

色とりどりの

香を手繰り寄せ
無駄話

笑え泣けるは

生活感
目を瞑る

温もり揺らぐ

頬の優しさ
滴れば淡く溶ける指先

笑え緩む口許溢れだした

赤い水槽浮かぶ遠い夢

髪を触る足先の冷たさを

温める心の強さと弱さに

酔いながら抱きしめて

覚えのある口に絆をつけ ....
拙い詩

春風拐わぬ

片想い
届かぬと

噛み砕いた

濡れ手紙

雨音塞いだ

渡せぬ思い切り
桜舞う

色男には

香る夢

涼しい視線

包む春風
空虚な柩に捧げた花は

赤く染まる頬に似たり

焼けた道は歩かねどと

滴る指先白い糸を掴む

赤く滲み貴方のもとへ
勇姫(17)
タイトル カテゴリ Point 日付
吐息俳句017/6/22 16:40
_自由詩017/5/25 17:01
自由詩017/5/25 17:01
一日夫婦自由詩017/5/18 12:22
暖色俳句017/5/6 11:31
夜風に寝る自由詩217/5/4 23:25
夢見る星自由詩217/5/3 0:25
御多幸俳句017/4/30 21:16
兄弟は三人短歌017/4/30 16:19
春の香短歌017/4/27 17:21
話し相手俳句017/4/27 17:12
幸色俳句017/4/26 20:33
瞑れた果実自由詩217/4/26 19:44
果実俳句017/4/26 6:08
ラブレター短歌017/4/26 6:01
桜道短歌017/4/18 17:08
白い糸自由詩017/4/18 17:00

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