人は

入退院を繰り返しながら

生を充実させてゆく
○世間はゴールデンウィーク
僕はナースウィーク
目の前で
燕が自由に飛び回っている

○一人の可愛い看護婦が
いるだけで
生きる元気が
わいてくる

○寝たきりのおじいちゃん
不 ....
相部屋だから
孤立しないで
すむ
僕よりも
深刻な病と闘っていらっしゃる方が
多くいらっしゃる
個室で一人寝ていたら
ろくなことしか考えないだろう
戦友がたくさんいると
心強い
どんな一生になろうとも
自分の通った跡には
自分らしい一本の道ができるような
生き方をしていきたい
入院を知らず
人生を語ることなかれ
入院は
もう一つの人生だ
生老病死のシャバだから
自分だけ
病気をしないというわけにはいかない
○過疎の田舎でも
病院だけは
みょうな活気がある

○バアチャンジイチャンたちは
薬はなんでもいくらでも
有り難がる
あの単純さが
うらやましい!

○バアチャン部屋からは
朝早 ....
看護師たちが患者に
「だいじょうぶですかあ?」
と口癖のように声かけしている
あるおじいちゃんがたまりかねて
言った!
「だいじょうぶじゃないから
入院しているんでしょうが」
患者の立場 ....
肺ガンの友の話である
今回で二回目の発病である
一回目でガンが治った時に
もらった命だから
これからは
自分の好きなように生きよう
という思いが強くなり
自分の好きなように生きていたら
 ....
ふるさとの病院は
眺めがよくて
のーんびりするが
一番困ることは
知っている人たちに
よく出会うことだ
何年ぶりかの同級生などに出会ったりすると
思わず「元気だったあ!」などと
声をか ....
手術室から出て来た医師が
「大成功でした!」
と見守っていた家族たちに告げた
トントン拍子に退院して
8日目の朝に
また手術前の不整脈になってしまった!
急いで受診すると
「まれな例です ....
リタイア後の
「退屈な平穏」こそ
黄金の時間である
入院したら
よくわかった!
心臓は
いつとまるか
わからないんだよ
毎日十万回も動いているけれど
いつとまるかわからないんだよ
だれもふだんはそんなことは
考えずに
飲み食いお喋りしているけれど
心臓は
いつと ....
北朝鮮を米国が
攻撃するかどうかが
連日テレビで取り上げられて
いろんな評論家がいろんなことを
言っているが
僕は二つの大事な視点が
抜けているような気がしてならない
北朝鮮攻撃をした場 ....
○ここの病院に入院する
と車の免許証がないワイフに話したら
ここ、交通が不便なのよね
だった

○入院してわかったことがある
絶対こうなければいけない、ということは
そんなにないんだとい ....
ワイフは
僕が何か言うと
すぐ怒る、と言う
僕は怒っているつもりはないけれど
すぐ怒る、と言う
怒ってない!
怒ってる!
怒ってない!
怒ってる!
僕はこれからは
英語で話すことに ....
病院への送り迎え
手術のアドバイス
手術の立ち会い
見舞いなど
いろいろな人にお世話になった
人の有り難さをつくづく感じた初手術だった
地元の寺の住職が
病院への送り迎えをしましょうか
 ....
愛情というものは
なにげないちょっとした
気配りに
あらわれるものである
一度投稿したデータは
取り返せない
一瞬のあやまちが
一生ついて回るかもしれない
若気の至りと言っておれない
こんな危ないものを
よく子どもに持たせるなあ!
じっくり考えてから動くやり方
動きながら考えるやり方
動いた後で考えるやり方
三つをうまく使い分けることである
僕は
こう思う
こう考える
と言うのは
自由だが
こうしたら
ああしたら
と言うのは
主権侵害である
日常生活においては
主権侵害が
頻発に行われている
○自分が入院して
よくわかった
義理見舞いなら
遠慮した方がいい
葬式は
義理でも行った方がいいが
入院見舞いは
遠慮した方がいい

○退院
やはり帰る家があるということは
とて ....
どうでも良いことに
頭をあまり使わないことである
あまりにも
雑念が多すぎる
これが
病気のもとである
人間は

だれも

信じられなくなったら

生きていけない
○どんな手術でも
最悪というものは
ある
ワイフに眼で
「今までありがとう!」
と言った

○入院前は
美人の看護師が
いいなあ!と思っていたが
入院すると
やっぱりやさしい看護 ....
青空の下
部屋の照明を全部つけて
新人女看護師の前で
先輩女看護師が
いきなり僕のマツタケを
左手でぎゅうと握りしめて
「まず尿口のところから消毒します」と言って
右手で尿口をさっと拭い ....
人間頭で考えたことは
あまりあてにならない
実際に体験しないと
わからない
痛い!と言われても
どのくらい痛い!かは
実際体験しないと
わからない
特に初めてのことは
そうである
 ....
入院すると
病気と戦っている
歴戦の勇士が
たくさんいらっしゃる
初年兵の僕は
ビビることばかりだ
今日は人生初の手術だ
心臓の手術だ
後は自分の体と医者を信じて
任すだけだ
今朝 ....
毛を剃られて丸裸にされた
オチンチンというものは
毛をむしりとられた鶏のような
感じだ
若い男看護師がきれいに剃った後
若い女看護師が最後に点検した
こんなにしてまでも
生きていかなけれ ....
○下の毛まで剃られて
入院生活

○オチンチンの中にまで管を通されて
入院生活

○全部投げ出して
手術台に乗る

○老老看護に老老介護
長生きも楽じゃない

○老人大国日本は ....
ふだんの平凡なふつうの暮らしの中に
幸せはある
幸せは
何か特別なものではなくて
ふだんの平凡な暮らしの中にある
早寝早起き朝ご飯
午後の散歩や友達との語らい
夜の一杯の焼酎など
ふだ ....
ホカチャン(1658)
タイトル カテゴリ Point 日付
入退院自由詩117/4/30 6:10
入院独り言集9自由詩0*17/4/29 11:23
相部屋自由詩017/4/28 10:37
自分の道自由詩017/4/28 7:05
自分だけ自由詩217/4/27 9:08
入院独り言集8自由詩1*17/4/27 8:56
声かけ自由詩217/4/26 8:53
再発自由詩017/4/25 15:32
ふるさとの病院自由詩0*17/4/25 15:20
1%の再発率自由詩017/4/24 22:00
黄金の時間自由詩017/4/21 14:36
心臓自由詩117/4/21 12:07
北朝鮮攻撃自由詩1*17/4/21 11:25
入院独り言集7自由詩017/4/19 15:21
怒る自由詩017/4/19 7:51
初手術自由詩117/4/18 17:03
愛情自由詩017/4/17 17:10
SNS自由詩117/4/16 15:15
考え方三通り自由詩117/4/16 15:06
主権侵害自由詩017/4/15 14:19
入院独り言集7自由詩017/4/15 12:20
雑念自由詩017/4/15 11:38
信じる自由詩017/4/14 6:36
入院独り言集6自由詩2*17/4/13 16:06
尿管自由詩1+*17/4/13 11:19
体験自由詩2*17/4/12 6:34
歴戦の勇士自由詩117/4/12 6:28
下毛剃り自由詩117/4/11 15:51
入院独り言集5自由詩1*17/4/9 5:57
幸せ自由詩2*17/4/8 9:40

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