卒業式を欠席した日したあの日からどれほど経っただろうか 
組み上がったベッドの上で食パンを食む テレビは無いが、政治家達が法定で「そんな事握りつぶせ!」なんて叫ぶ星がきれいな夜に窓の外を眺めながら昨 ....
台風コロッケ台風コロッケ
買って
台風コロッケ
お家帰ろ

雨降り始めた風吹き始めた
お仕事終わって篭城前夜

台風コロッケ食べよ
お皿山盛り
台風コロッケお食べよ
ビールあけて ....
足首にかかる程の黒
何処までも
広がるでしょうと
彼の人の予言です
ちいさいちいさい眠りの内に
言葉のサラダを注ぎ給え
満ちて、
満ちて 
淡いピンクはとどまることを知らず
溢れ ....
うつくしい

 と吐く息に混ぜ込めて
唇の隙間に隠蔽した
ほんとうをひとつ、ふたつ
するりと抜き集めて花束に
困惑を花土に踏みつつ
可憐な死体にキスばかり
心臓は死んでいてその代わりを ....
いつも星にゆめみがち
あてた牙の先に灰色の

NaClだったの
MgClだったの
窓ガラスに横たわり夜を横目に
「星空と眠る」
アルカイックな追悼

睡眠が上手に出来なくて
常に ....
彼は複眼だよ僕より見えない
だから優しいだろ
僕は人間だよ
虹彩の伸び縮み
青とオレンジの蛍光灯だけが頼るべき物なのさ
明滅、明滅、明滅

鼓動がうち返す波
海は漆黒としか知りません
 ....
2メートルおきに眠る
肥えた兎
薄桃色の淡い毛並みは

ゆれて
ゆれて

蒼い夜
泡が浮かぶ
球体に敷きつめた
草は
安らかな時代の彫刻

銀兎はあらわれ
消える
おばけ ....
物川祐治(7)
タイトル カテゴリ Point 日付
ポーズ自由詩018/7/29 3:54
台風コロッケ自由詩118/7/29 3:16
足首にかかる程の黒自由詩016/11/26 15:41
春陽自由詩016/6/17 18:50
ぐるぐるメリー自由詩116/5/31 13:43
失明自由詩116/4/13 0:32
おやすみ自由詩216/4/8 23:45

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