何処かの公衆トイレで誰かの悲鳴が聞こえても
即座に立ち上がりその悲鳴の方角に駆け出せるほど
科学は万能じゃなくて
わたしはナイーブでもないんだ
情報は火炎放射機で焼き払え
地球は宇宙で転 ....
最初は真面目にインターネットサーフィン始めたのにさ
いつの間にかアダルトサイトに夢中になっている
男とオンナのアレするところ動画で見たくなって
ひとりよがりの世界で果てる
一人前の男だった ....
もう一人のわたしに
もう一人のわたしが語りかける
そんな非現実が何度か起きてしまうと
どちらのわたしも精神病んでしまったぽいのだ
なので
もう一人ともう一人が
一人になって
医者 ....
文化包丁で
最低限度の料理に明け暮れる
隣りの旦那さんはまだ若くて高身長
おまけにイケメンときてる
加えて家事まで良くこなす
俺の嫁さんしきりに褒めるから
俺は肩身が狭くなる
....
朝
口の中が臭くなってるのは誰だっておんなじ
イケてるオンナもイケてないオトナも
だから口の中清掃するんだよね
眠そうな顔には冷たい水がいい
ついでに洗面台の上の鏡見たら
冴えないおと ....
夢の中であそんでいた
筏を組んで川に浮かべた
筏に乗ったら流されてしまった
流されて
そして筏ごと滝つぼに落ちてしまった
なんて夢だ
そんな夢だから
巻き戻してやった
....
一つ首なんで短歌は数えるの命をかけて詠めというのか
止めどなくなみだあふれて頬つたうそんな涙を流してみたい
自分を殺して
人を生かしてあげるって言う
犠牲的精神
この過酷な社会に起こる
大人同士のせめぎあい
時には
いじめ合い
いじめられ合う中での
美しく悲しいゆずり
ゆずられる愛
....
ソーシャルネットワークの光と闇
ソーシャルネットワークの花火
ソーシャルネットワークの出会いはハリボテ
ソーシャルネットワークで
何するつもり
ソーシャルネットワークでお祭り騒ぎ
いい ....
昨日と何も変わらない
今日が昨日の続きに過ぎないからか
しかし今日が明日に続いてくれるとは
限らない
時間の経過を知りたくて
時計を見る習慣
昨日吐いた息と
今日吸った息
遥か ....
鋼鉄みたいな体を欲しくなった
この華奢な体は脱ぎ捨てて
鋼のボディに変身したくなった
ライフルの弾丸だってはね返し
美しく咲く花は躊躇いなく踏みつぶし
逆らうものはすべて破壊してしまうの ....
むしょうにCUPNOODLE食べたくなって、仕事終わってクルマで帰宅途中にコンビニに立ち寄った。
空いた店に入ると、CUPNOODLE一つだけ買った。直ぐに封を破いて蓋を開けた。そして店内備え付けの ....
恥じらいをなくしてお前がよがる顔俺は見たいさそれも愛だぜ
明日が来る明日来なけりゃわからない今日のおいらは昨日の続き
ストレートボトル一本空けました死ぬほど悪酔い死にたくなって
出会いたい計り知れないこの思いインターネットの靄はらいのけ
暗闇に裸電球パッとつけ余計感じた部屋の暗さを
闇雲に歩きつづける愚かしさ辿り着けない道は狭まり
一度だけ産まれていつか一度 ....
夢を見ている間はそれが夢だと誰も気づかない
いつだって覚めてはじめてそれが夢だったんだと気づくのだ
最初は良い夢から始まったはずなのにいつの間にか悪い夢に魘される事は度々あった
いのちには限 ....
平凡でどこにでもいる普通の人間になるのも容易ではない
六月の中旬に役所から住民税の納付書が私宛に郵便受けに届いた
封を開けない訳にはいかない 私は中身の書類を黙読した
封を開けて中身を確認するの ....
殺されても死んでやらない
ズタズタに切り裂かれたても
平気だから
頑丈な体と不屈な精神
持っているから
怖いものなんてないよ
たとえ
殺されても直ぐ生き返る
直ぐ生き返るから
....
ぶっ飛んでいってらっしゃ~いイスタンブール
ここはどこあなたはだれ笑ってんの
しっかりと見てあげるから隠さないで
ズボン脱いでパンツおろしたら即効
イカス男になりたがるイカ臭い ....
運河の両側には堤防
その片側の堤防に沿って続く道
運河にかかる電車の鉄橋
運河にかかる人とクルマが渡る橋
堤防の上の道に人影はたえていた
夕暮れ
堤防の下の道の端にクルマ一台停 ....
死んでないまだ死んでない生きている実感乏しい腹は減ってる
人体にネジはあるのかありそうだゆるんだまんま性欲の渦
先端が鋭く尖っているナイフ隠し持ってる心は闇だ
欲しいもの捨てたいもの ....
そして若い女は着ていたものをぜんぶ脱いだ
それから安いモーテルのベッドのうえによこたわる
女は覚悟と期待に身をよこたえると男にすべてをゆだねるつもりだ
男は遅れまいとズボンとその下のものを脱 ....
もし俺の前に、何処かの大金持ちがあらわれて
俺なんか一生かけても稼ぎきれない大金をポンと置いて
あんたにみんなくれてやるから自由に使って良いと言ったら
俺はあっさり魂を金に売り渡すだろう
....
子どもと大人の間には境界線ががあると信じていた
それを踏み越えなり限り大人にはならないだろうと信じていた
子どもと大人の間には河が流れていてその上にかかる橋があると想像していた
少年は自然な ....
この世界の終わりを待ちくたびれるより
自分の世界が呆気なくお終いになるよね
人間は便利な機械を次から次へと作るけれど
そのうちに人間そのものがキカイになってしまう想像が
ついているのかな
....
他人のシアワセは嫉妬するだけで
自分のシアワセに変換するなんて
それこそ神業だから
それが出来る人は自分のシアワセを
よほど持て余している人だから
俺から言わせたら
ふざけるな
....
結婚して家族持ったら
家が欲しくなってしまった
ローン組んで家を買った
それからローン返済が優先順位一位になった
ローン組んで家を買ったら
生活が地獄になって
前が見えなく ....
めんどくさい
めんどくさい
めんどくさい理屈は役にたたない
お金は沢山欲しい
お金のストック沢山したい
めんどくさい理屈はいらない
美食と美酒
美人と美女
黄金とダ ....
いつの間にかSNSに取り憑かれ、泥沼に嵌ってしまった
最初は興味本位と暇つぶしだったのに
気づいたら全身どっぷり浸かっていた
いい歳した爺が何やってんだか
人に嘲笑われそうだ
いい歳 ....
別に慌ててシアワセをさがしまわる必要はないだろう
滅多に見つからないだろう
繁華街のくらやみに売ってる筈もないし
電信柱にぶら下がってる訳でもないし
自転車の荷台に乗っかて高速道路走り ....
母親のお腹の中では胎児だった私は
待機期間をじっと待って
晴れて産道を通り抜けた日の事は
記憶の黒板に何も書かれてなかった
果たして私の記憶の黒板に
最初の文字が書かれたのはいつなのか
....
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23
0.43sec.