{引用=冬の日の家のある子に布団なく服なく指の肉崩れ落ち} 緑色の服を着込んで癒される初夏と同調して楽しむ

県道の峠を下り見える明かりぽつんぽつんと家族爛々

授業中勉強以外のことばかり頭の中は恋でいっぱい

初夏になり気分は前に前に向く勢いづけ ....
青いってくちにして街は海になる花びら泳ぐ彼方の岸を


まぶた濡らす緑雨は君に降りやまず海の果てに飛ぶ鳥を探す日


永遠に待ちぼうけです目を閉じて探して君の赤い夕焼け


いくたび ....
夜の車窓灯りが近くトンネルに入ったのだと知る一人旅


先月の世相説く記事下に敷くガス台の上今夜はシチュー


マンドリン弓道着物ユニフォームあふれる朝の上りのホーム


汚 ....
日暮れ早 カレイの煮つけ 五目飯 時は流るる 飲めとごとくに 忘恩の猫に引っ掻かれるたびにかわいいなどと言えなくなってく


きれいな手、と君が褒めてくれた手が猫に掻かれて価値を下げてく


この猫はテーブルの下にいるときに触ろうとすると100パー引 ....
ザリ砂利と



紙巻き煙草






うしろ足














消して群 ....
真夜中に口笛を吹く庭先で 待てど暮らせど 蛇が出ない


鰻食べ梅干食べてみたけれど 山椒のほうがやはり合います


風邪をひき嫁にうつしてしまったが 治ったころにうつし返され


 ....
芝桜いっぱい咲いた花畑淡い紫心に灯る

写真撮る目に映るもの全て撮る脳に蓄積された絶景

すぐ馴染むアメリカ人の転校生日本語が好き陶芸が好き

沢山の種類の薔薇が咲いている「妖精の森」とい ....
さよならを告げた記憶はないけれど自転車はもう錆びついていた

お返事を書くか書かぬか迷ってるヤギはいくぶんヒツジに似てる

降り注ぐ光のすべてうけとめるここはあまりに硝子張りです

みなぞ ....
オリオンは輝くための動力と視線に入る神聖なる光 確かなものが無いだなんて言わないでよこのメロディーは頭ん中で確かに鳴ってるじゃん 大門の
先に見えるは
青い空
シャラリ シャラリと
花魁道中
渚 もしもこえがなくなったならこえの代わりがもらえることを

あなたは外付けの倫理 ぼくたちの溺れるすべてをただしさとする

だめになるためにするべき100のことしても たぶん いいよ は ....
晩秋の
鋼色なる
空眺め
忘れた人の
面差し映す
一冊の恋愛小説読み切った部屋を満たしたアンハッピーエンド

曖昧な季節を過ごす人々は汗をかいたり寒くなかったり

白い月浮かぶ青空海のよう飛ぶ飛行機が小舟に見えた

逢いたいと願えば必然的 ....
ユトリロの白のしじまに辿り着く  春はキャンバスの裏に萌し わかってることを皆捨てわかりたい母さんの愛と実家のごはん


産声を一人で聴いたわけもない産んだあなたも聴いてくれたはず


母さんと書くの容易く母さんと会える会いたい会えないたぶん

 ....
ほんとうに詠みたい生に迷う日を重ねながらの未だエチュード 前髪を 切ったのにって とがらせる
ほっペより濃い その色が好き
理由なら)やわらかにますはにかみにはにかみかえすしかできません

絡まれて絡まるコード差し込んで音楽がなりまた絡まれて

ねえ聞いて、お隣さんが言ってたの、柔らかく刺す春は過去だって

 ....
「みあたらない」のに心当たりあるんです二〇一五(にまるいちご)の今頃に

イチゴイチエって呼ばせてこの苺ひとつぶごとに奇跡ほおばる

軌跡からあなたの気持ちを推し量るまあるくまるく、まるくあっ ....
新しい機種の待ち受け組み立てる夜が楽しい私の電話


携帯を握り未明にひとりきり誰かこたえて世界は在ると
東京のビルの一つの部屋にある孤独に届く憧憬がある とりあえずはじめましてを向けてみる どこかで会った気がするけれど


角度のある君のおはようございます 僕も負けじと角度をつける


海の果て遠い国からこんにちは 僕は不自由な日本語です
 ....
局所的豪雨/ラブソング その間にある人知を超えた音階

ふあんふあんふあんふあんふあんふあんふあんふあんふあんふあーれ

想像上のどんなにきれいなけものよりあなたに噛み付かれたい  ....
日常を染める太陽元気いい愛と光が全てを包む

ため息で体の中のものを出すネガティブなもの光に戻る

鍋囲み絶えない会話で盛り上げる部屋暑くする美味しい香り

星々は曇ってあまり見えなくて明 ....
梨ぶどう次の主役は柿となり客がまあよく喰うやつで

天高く馬肥ゆる秋の端 超えられないでいる私のライン

のぎへんをそのへんにほっぽらかしてh[k]iがつけば赤く爆ぜる季節

実るほど頭を ....
誰とでも出会えるわけでないこの世タンポポの綿毛風はどこから


石ころを何とはなしに蹴ってみる蹴られるがままのきみは星屑
鳥の声目覚まし時計になってくれた新鮮な陽射し僕を包んだ

夕暮れのせわしく映る大通り焦ったように車が走る

ギリシャの島々結ぶカーフェリーなくてはならない生活の道

はっきりとくっきりとし ....
短歌
タイトル 投稿者 Point 日付
「愛なく暖なく髪はギザギザ」 一首 2016.11.23もっぷ2*16/11/23 19:19
県道夏川ゆう016/11/22 5:29
飛ぶ鳥を探す日[group]石瀬琳々14*16/11/21 20:41
街路樹の靴音深水遊脚1*16/11/20 23:25
今日の終わりにりゅうさん1*16/11/20 6:17
忘恩の猫水城歩016/11/19 6:10
_TAT016/11/17 23:10
迷信遊び小林螢太2*16/11/15 23:52
薔薇夏川ゆう116/11/15 15:31
さよなら、自転車そらの珊瑚11*16/11/14 20:48
オリオン座minomi3*16/11/12 22:10
確か水宮うみ016/11/12 11:05
吉原レタス116/11/10 0:22
0℃初谷むい316/11/10 0:21
冬間近レタス116/11/10 0:16
必然夏川ゆう216/11/8 5:16
春は皮下に萌すはて016/11/5 22:39
無題三首もっぷ416/11/5 19:03
辞世のエチュード 2016.11.05216/11/5 16:29
放課後ピーチ朔 水016/11/4 21:38
からみかる(十首連作)はて4*16/11/4 20:08
みあたらない/即興ゴルコンダ(仮)投稿こうだたけみ1*16/11/3 19:06
携帯二首もっぷ316/11/3 7:50
雪降る里 *316/11/1 2:36
挨拶水城歩516/10/31 23:01
局所的豪雨/ラブソング初谷むい616/10/29 22:06
天気図夏川ゆう116/10/25 6:22
もっと近くに/即興ゴルコンダ(仮)投稿こうだたけみ3*16/10/21 19:45
路傍二首 2016.10.19もっぷ416/10/19 0:35
ギリシャ夏川ゆう016/10/18 15:08

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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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