時はいつ
止まるのだろうこの祈り
消え去るときは止まれと希う



青色の
こころに子猫を飼っている
いなくなったら生きてゆけない



空にゆめ
描いた明治のひと ....
うつむけば
雲間を抜けてゆく太陽
あいつは意外と速いんだった
我がこころ
知られまほしと
覚ゆるに
思いのほどは
知らでおはせり
悲しみを
思ひたまふな
その涙
光となして
君に届けむ
生きている
だけでやまいは訪れて
彼岸へつれてゆきたがるのか


生きる糧
なんていっぱいある意味で
死にたがるのはバカだと想う



いちねんが
そろそろ終わる小 ....
誰そ彼にいとしきひとの名を呼びて
         かへらぬ背中憎く愛しく


はかなきはひとのおもひと知りつつも
         街の歯車ゆめを明日へ


雑踏の片すみに咲く花一輪 ....
わかちあう
べきなのだろう悲しみも
ふたりはいつもひとつだからな



そんな声
聴こえて夜のひとり寝の
低いベッドに座りこむ冬




生きかたの
ベストを決める ....
原爆そっくりの入道雲よ
かつて父母ありし日の空を語れと施設脱走浮浪児

{ルビ清滝=きよたき}の{ルビ愛宕=あたご}の谷の川遊び
全裸になりて山行くバスに手をふる我らみなし児

星々は我が ....
 

あの鐘を
聴きながらこの年がゆく
きっと乗りたい除夜のはこぶね



夕方の
寂しい匂いを忘れたく
夜道の果ての我が家へ向かう



ショコラティエ
みたいに一 ....
 
 

年末に
今年初とかいう紅葉
みながら天ぷらとか食う幸せ



楽しみの
なかに必ず艶っぽい
こころに涙が流れて白刃



あのときの
秘密をふたりで共有し ....
 

いろいろと
こころポカポカする部屋で
このまま「グダぁ」ってしてたい早朝



林檎食べ
これから一日頑張ると
希望を頬張り牛乳を飲む



地球にも
悪人にさ ....
炭酸の
泡が細胞たたくから
入浴後には新たになれそう


ただ香る
空気の中に潜んでる
生きたいという希望を吸いたい


秋紅葉
ふと立ち寄った寺でみた
身に染み渡る赤さに ....
なぜ空に
ひとのこころを癒せるか
わからないまま青に染まって


ねぎらいの
言葉じゃなくてあたたかい
ハグが欲しいな涙さえ出る



パプリカって
何色だ?って聴くほ ....
詩にならぬ文字をつなげて晩秋は あなたの顔も思い出せない ガラス窓割ればガラスが割れるだけそして輝くトラペゾヘドロン

包丁でぎゅいと肉塊突き刺そうそして輝くトラペゾヘドロン

人間をやめたら見える空がありそして輝くトラペゾヘドロン

冷酷は冷蔵 ....
赤いふく着たコヨーテが並木通りの空を駆けいる
 
よるにとぶ
光の蝶が夜景より
冷たい風に似合う冬月


変わってる
ひとだとずっと云われてる
もうちょっとだけ普通がいいな



もの凄い
乱気流とか人生に
なんどあ ....
困難や危険を承知で清らかな
月で飛びたい闇夜の鴉



絶景を楽しむなんて少しだけ
傲慢みたいな気がする渓谷



みんな来て寂しい夜を慰めて
あげて欲しいな羊がいっ ....
あの日   私は地球の上を電車で走っていたが

その翌日
私の足を守りながら


私と(この小さな街の)道を走っていた1速は

歌を忘れたカナリヤの冤罪とともに光を奪われて今


 ....
・・・・くるところまで来ちゃったんだろうな

懐から小銭入れを出して、

今日のパンを買うかわりに

ついに切符を買う日が訪れたのかもしれない.と



気持ちが揺れる

揺れ ....
透明な風羽ばたける春の海

吾もまた雑草として春時雨

雲の上でも降っており冬終わる

砂ひかる一人三月の島に立つ

フラココや東海汽船イルカくる

故郷に晴海ふ頭や桜貝

青 ....
意味を考えると  汚れてしまうんです
途端に其れはうたかたです






だから涙は
無心にあるべきです
本当に必要な日にいつしか泣いている自分の心の光を
手放す愚かがあります ....
私がまだ
あなたの子孫の
最初の日にはもちろん
衣服を身につけると知らずもちろん衣服を選ぶことも知らず
もちろん日本語は持っているわけもなく


いつかのご先祖様のあなたは
愛をかts ....
さよなら
と言いたい夜には
時だけに
いてほしい

さよなら
と告げたい時には
いてほしくない

君には
告げたくない

君にも  告げたくない



さよなら
と言 ....
冬の最後の陽光が自らを惜しんでいないと
知っていながら私は部屋で
明日などないと固く
信じ切って ただ

ほおけていた
今この瞬間の悲しみを可愛がり
手のひらに乗せたり
ベッドに寝かせ ....
隣の家のおばさんは
小さくて可愛くて
とても珍しい
南の国の生まれだという小鳥を
とても大切にしていた
おばさんの宝物
知っていたけど私は
鳥なら空を飛びたいだろう
そう思っていたから ....
みなうまく嘘をつくから君たちは静かに眠る夜光虫だね 香り立つ
カレーがお腹を鳴らすから
品格なんて何処へでもゆけ



プロが云う
って君が云っている
信じたいのはやまやまだけど


これからが
一番美味しい季節です
 ....
梅雨明けて天井青き病床の思い出の空眩いばかり

ご苦労様言えず今日も取りに行き筆名沁みる水曜朝刊

エプロンの空色想う亡き父の得意料理はビーフステーキ

何事も悲しみばかりの日々の中夏空の ....
冬の日の家のある子に布団なく服なく指の肉崩れ落ち

秋風の楽しさ終わり十一月どれだけ生きてもわからない月

夢ばかり見ていないでとの遺言を残さずに父は他界しました

右左三つ編みでゆく道に ....
短歌
タイトル 投稿者 Point 日付
冬の夜に秋葉竹125/12/9 20:15
倉田紬025/12/6 18:02
こころの思い杉原詠二(黒...025/12/5 21:53
非悲歌025/12/5 16:03
秋葉竹225/12/4 7:48
烙印(25年前の短歌)りつ2*25/11/23 19:21
悲しみの夜も更け秋葉竹225/11/23 10:37
ほぼ三十一文字があればいいのさ室町 礼3*25/11/23 4:16
風が吹く秋葉竹225/11/22 15:32
あの時は過ぎ225/11/22 7:50
125/11/21 7:17
祈りの果ての125/11/20 7:52
「愛」125/11/19 6:56
晩秋はるな125/11/18 16:59
そして輝くトラペゾヘドロン佐々宝砂325/11/17 10:30
紅葉足立らどみ125/11/16 14:03
うすい月秋葉竹225/11/13 8:14
寂しい夜225/11/12 23:46
爾来エヴァル-ジ...225/11/12 0:50
_125/11/12 0:20
j余剰分芸   163325/11/9 23:10
と犁で125/11/9 22:48
好色と呼ばぬ山河に捧ぐ  蒼風薫225/11/9 21:51
さよならと言いたい夜   蒼風薫225/11/8 22:53
だれか   蒼風薫225/11/8 22:21
おばさんの小鳥425/11/8 18:14
黒い海秋葉竹225/11/7 7:59
何処へでも225/11/7 7:53
カオルの音   もっぷエヴァル-ジ...325/11/5 20:35
愛無く暖なく髪はギザギザ    もっぷ325/11/4 17:50

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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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