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思い出せない暗唱番号
思い出は走馬灯のように流れてくるけど ....
意味規定を逸脱し溢れ出る
この世界という
ノンセンス無限の深みひろがりリアル、
心の魂の自我の ....
この秋最初のセーターは
箪笥の匂いがまだ取れなくて
くすんだ色したカマキリが
通りの向こうをし ....
貴方の低い声に
瞬間 止まってしまう私の心
ポツリ と
残った高い音
ヒマラヤ ....
青き時宵闇に秋葉溶け込んで
身に染むや孤独の病時経ちて
泣きたくて秋の夜には涙の雨
....
私
だけを
私としている
魂という命よ
ありがとう
生きる
存在の
ために
命を
使う命
それほど
私の愛は深くは無いので
終わらせてやることは出来ません。
ただ、魂のそばに在るだけ
....
眼球を失った蛇たちが寿命を使い果たし住宅地の外れの冗談みたいに小さな公園の砂場に積み上げられてい ....
碧天に月、
在ることの異様
認め識る意志
日の翳り
降る雨に
濡れて天を
....
なぜでしょうか
思い出、記憶、面影、全てが鮮明に
と思った瞬間、全てが朧げに
....
赤
夕空と海の混じり合うそのすきまに
すべり込むうみどりの影のさみしさ
赤い包みのキャンデ ....
冬、まじか
ひとつ枕で あなたの脚に
冷えた足先こすり当て
毛布に ....
太陽に視姦され
草木の血は凝固する
飛来ではなく剥離
季節は肌を散らす
バラのように 蛇 ....
臍帯の
とおい丘陵地を這いずる
霊魂は旅人 樹の葉の告げを
目覚めたばかりのわたしが{ルビ懐= ....
ほのぼのと
開きそめし季節のすぎて
髪洗えば抜け落ちる束 悲しきを
湯舟浸 ....
午後ティー淹れたティーカップ
祝日の遊園地
中も外もまわるまわり
衛星カメラを
反転させても ....
平成は無かったことに30年
わたしの跳び箱が
静置されている
とん、と
一番高いところから
何も無い水平線が見え ....
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