背の髙き草々揺れ動く
この街道沿い植生し次々
走り去る車ヘッドライトに
浮き上がる緑、鮮やか
....
バロック的色彩像に
グロテスクな大仰に
飛び交い穿たれた無数の眼、
アナタは何想う?
....
平成二十七年三月エディオンアリーナ大阪
椅子席S八千八百円のシートに
午前十時前から座 ....
ゆたかな木
夏の雲みたいにわきおこる
しずかに立っているようで
たくさんの声をもつ ....
ふるえるとき、
泣いている、がたがた、さみしくて
ふるえている。
そのとき、
なかみのま ....
生きることを
どうしても
選んだ
勇気に
乾杯!
泥が多いほど
大きな大仏を作ら ....
優しい崩壊がはじまっていた
あまりにも優しいので
感じるべき痛みを
感じることができない
....
わたしとて流血したとて
かまわぬから
さあ わたしと
勝負をおし
なぜに刀をださない ....
金ばっかチラつかせおって
まれに見る脱!いい人
昨日は昨日の約束 明日は明日よ
....
あの人はクセになるお人だ
やっぱあなたがいないと!
これでもかと襲う熱風
東京 ....
おぼえてて、計画的な世界へ。
許されないのはメロディが愛されないこと、それらが
懐疑的に分解 ....
部屋の片付けをしている、
私は自分自身の部屋が嫌いだ、
本は呼吸している、まるで排他的に、
....
なぜつらいときも君は黙っていなきゃいけないの
なぜ忘れたい思い出ばかりがたまっていくの
なぜ僕ら ....
夜のごみ捨てへ
袋を抱えて
白い壁にヤモリ
張り付いて くねらせて 這って
....
僕は時々自転車で隣町に出かける。そうすることで、色々なものごとを振り切るようにして、走っている。季節 ....
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