あの、もと運動部特有の、「皆で同じ方を向いて同じように頑張る」みたいな考え方あるじゃない、いや考 ....
海底の都市から見上げた空に
着水する紙飛行機が
ひろげる波の敷布と
雨だれがからむ
おお ....
私はきみを見つけられない
運動会で
通学路で
秋の遠足で
みんなおんなじ格好
赤いスニーカ ....
幻想の庭に咲く
赤々と艶やかな大輪の花を
呪い殺すように千切って
淡い光跡を残し貴女は沈む
....
雨があがると見つかる落ち葉は
いまにも崩れそうで
そらの葉脈を
懐かしく見上げる
古墳の町で ....
「あなたは、エインスベルという者の命が大事だと、おっしゃいましたか？」
アイソニアの騎士の胸に刺さ ....
「対価？ それは何なのだ？」──威厳と自信を取り戻したかのように、
アイソニアの騎士が言った。彼は ....
「間一髪でしたね、騎士様」ダルザジアを退けた後に、ヨランは言った。
「ふむん。単なる偶然だ。お前は ....
八宝菜かけてあんかけ焼きそばに
足りないぞ僕にはそれじゃ他の物
五目飯焼き鯖つけてビール ....
時刻版
何故か懐かしい
青春の
一心不乱を
読み解いている
青い青い空が広がった
完璧な青だ
コンビニの旗がはためいて
吹き抜ける秋風の歌が躍動する
....
夏が来るのを待ちわびて
日差しの変化を追っていた
弾けるように外に出て
....
クロノスに
たゆたる想い
のせて発する
虹かかる
橋上からみる
マナー源泉
汽車 ....
手をあてて
胸の鼓動を掌で
聴くのは君の心を聴くため
きょうもまた
....
おれの名前は泥つきのスコップ
またの名を墓あらしのスキップ、あだ名は泥まみれのステップ
赤錆 ....
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