ディスクを挟んで
止めるブレーキ
もちろんＡＢＳ付き
ディスって口を挟んで
止めるブレー ....
紐を引き旗を立て
はためく側に歌唱し
紐を引き旗をしまう
模様が好きで
歌も好き
この ....
一般に言って人間は
醜く
愚かな存在とされる
しかし本当にそうだろうか
人間は醜くも
美し ....
君と見ていた 色褪せた夕暮れの焦燥は
もう戻らないと深く 息を詰めて水に
潜るようだと理解して ....
世界が終わった後の様なゆうぐれに公園で散歩した。
父と母と三人で。
その時、僕には神様の ....
｛引用＝小乗奈落下り｝
薄皮一枚
力ずくの力が萎えた両腕で
無垢な羽ばたきを模索する
庭 ....
私には色々な付属物が
付きすぎていて
もう自分のためだけに
生きるなんてことは出来ない
ただ ....
キッチンの窓白むまで十三夜
流れ星時計の無い国いらない国
虫鳴くや昨日のきみの温 ....
テレビで
半沢直樹は1992年入社となっている
(小説では1988年だった)
バブル崩壊の年だ ....
全然、夜にならないから、電気を消して、窓を全部閉めた。
長い間、どこへも行かず、誰とも会わず、この ....
朝が嫌いなんだ。
起きてしまえば僕の負け。
夜よどうか終わらないでと。
あれだけ強く願ったのに ....
下手くそ野郎
と、内心思っていても 女は嘘付く
演技するんだよね
女はその体の構造上
男 ....
こるが一番うまか
そう言ってオヤジは
宝焼酎のお湯割りを飲んでいた
焼酎九、お湯一
ほと ....
少しまだらで丸見えの、無理に押し付けた白髪の 絵にも言わせぬ哀愁の、
ほら あれはとてもそそる ....
人波に飲まれたら、人塵に流れ着く
首都東京
その四文字に魅入られて最寄りの駅からJR線の電車 ....
大いなる
間違い顔に
湛えても
君こともなげ
｢それは小さい｣
頑張ると
いう言 ....
季節は秋に変わった
夏の暑さも香りもない
夏を探しても見つからない
何もかもが秋を満喫して ....
秋の虫たち るうるう
無残に刈られた草むらの
最果てみたいな端っこで
....
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