朝の陽の果ての君を想うこと。わらわれても泣かれてもきみはきみの真実を世界につき刺してやろうといつも健 ....
きみが笑っているときの雨音の場所をわからないまま
忘れるように暮らしているのはいつまでもきれいな夜 ....
私にきれいな時など一度もなかったと思ってた。
しかし白髪が増えた今、きれいな時がやってきた。
若 ....
いよいよ300の
大台に乗ったということで
マンションのベランダに
「祝!300人達成!」
....
今や今、夜目の夢であり、心淵に沈む浅き眠りを、一瞬で見に容れた、おもしろくでもない瞬間があり。
....
ここはサファリ―パーク
鉄格子のバスがゆっくり走る
ライオンたちが
しなやかな動きで
毛 ....
「結婚指輪はお互いへの贈り物
だから費用は折半するのです」
だけど結婚指輪は
いつまでも君のも ....
病床の旧友よ、それでもなお、夏への憧れを失わずにいておくれ。
学び舎は今でも坂の上に、サイダーは学 ....
もういらん カタカナ言葉 無味乾燥
恐がるな 先取り不安 甘えだよ
この世は 色んな人いて ....
来る日も来る日も
この苦しみから一日も早く解放されたい
という人の切ない想い
心が体が
....
けっきょく
弱い人 なんだ
つっく づく
弱い人 なんだ
最後はやっぱり
....
「家が裕福で顔立ちも優れた青年が《街》におり、」とその物語は語り出される。
思い掛けない一角から ....
湿った空気
肺に入れても息苦しくなるだけ
外へ出ようか
月や星でも探しに
そう思った矢先 ....
{引用=くたびれはてたやつらが
ざくざくとわきだしてきて
としとったたいようとあくしゅをする
....
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