ボクラは今日も
肩を並べて干されてる
コロナの日々が来る前は
道ばたに、ゴミ箱に
捨てら ....
昨日まではただ
過ぎ去っていくだけだった
今はぼんやりとした灯を
消せずにいる
曇り始め ....
今日高曇りの空の下、
肉を引き摺り歩いていた
春という大切を
明るみながら覚えていく
妙に浮 ....
氷山にあいた窓に
鳥と気球と蝶がいて
空を見たまま飛べないでいる
ひとつ ....
日蔭には静かなひかりがあったんだ
俺たちは納豆のように粘っている
鮮やかな魚 ....
とりとめのない
とめどのなさに
とどめをさして
とっくのとうに
とおくへ行ってしまっ ....
ねぇ仲良くできるかな
臆病なことしか言えないけれど
無口な花のように咲いている
心は変拍子で移 ....
男娼としてメキシコで生きる嘗ての学友に、昨夜、ふと逢いたくなった。
若き夏にピアッサーで開け合った ....
昼の三時。
連座の部屋に四人で集まる。
今日は山藍さんがお茶を淹れてくれる。
「昨日、 ....
このままのペースで推移すれば……
とフルコントロールエンカウントしてみる
疫禍は年で相殺
....
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