風がどっとおろし
茶と黒のふとい縞がうねりあがる
「おーい」
影がよぶ
なんだ陽とくらがりと ....
地元の植物園で菊花展が開催される頃
入園入口にある車椅子を借りると
母を乗せて湖畔に広がる花々や ....
自分を大切にして下さいってなんなんよ
大切にしているから、周りが反対しても
自分の気持ちを優先さ ....

寒ければ
プラネタリウムがある

星座が喧しい
水鳥が鳴いているのか
かきむしられる ....
四国の方へ行って来ると
昔の君は言いました

僕は不安で尋ねました
いつまで行って来るのと尋 ....
やけどと化膿が同時に起こったような
波打つ赤い雲が道のようになって
遠くあの山まで伸びている
 ....
弟に飴をあげたら喜んだ ちなみに私に弟はいない

冒険が好きなあの子は非自明なことに瞳を輝かせて ....
あのすいません
思い通り商店街ってどっちですか?

あの角を右に曲がって
三叉路を左に行って ....
みんなごはんよ!
はーい、ママ

うわぁおいしそう
あっそうだ、パパ
うちって三人とも女の ....
熱い湯に溶けだして
全部なくなればいいのに
わたしの抱いた黒いモヤモヤも
石鹸で洗い流せたらい ....
見えない星の先を想うほど
遠くなる息は綺麗に積もり

まだ呼んだことのない
あなたの名前を
 ....
歩こう

歩こう

止まることなど私は知らぬ

歩こう

歩こう

止まれば私は ....
ある冬夜、僕を布団に残し、俺は家を飛び出した。
持っているなかで最も武骨なジャンパーを羽織って。
 四日、私たちは不調の機械をだましだまし使いながら、なんとか山林のノルマ面積を整備した。午前中、少し .... 餓鬼の頃
俺んちは貧乏で大家族だった

家はあばら家で年中すきま風が入ってきた
破れ障子とぼ ....
月だ
月の光がさしている
やがて窓からこぼれるように


羊はいくつ柵を越えただろう
少 ....
窓から入り込む朝陽

明るいリビングルーム
何度も欠伸するあなた

ゆっくりまったり過ごす ....
フレームだけを残してフロンティアが
朽ちている、錆びたフレームを隠すように
蔦が這い、忘れられた ....
 
 
夜、戦争は静かに始まる
町のいたるところで
戦闘が繰り広げられる

寝ている人を ....
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2019年12月7日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
郷(さと)「ま」の字自由詩4*19-12-7 22:38
車椅子為平 澪自由詩819-12-7 22:16
なんなんWasabi...自由詩3*19-12-7 22:04
冬のプラネタリウムを想う秋葉竹自由詩519-12-7 21:09
夢寒夜ひだかたけし自由詩719-12-7 20:35
雲の住人mmnkt自由詩119-12-7 17:42
身近な短いうた水宮うみ短歌0+*19-12-7 16:52
思い通り商店街イオン自由詩3*19-12-7 16:46
電磁波娘と呼ばないで自由詩019-12-7 16:45
シャワールームでひとり卯月とわ子自由詩219-12-7 15:51
那由多ミナト 螢自由詩2*19-12-7 14:54
さんぽ霧の小灯自由詩119-12-7 14:31
ジャンパークーヘン自由詩2*19-12-7 12:43
二〇一九年初冬山人散文(批評...2*19-12-7 9:09
自分の存在がやたらうざいと思えてもこたきひろし自由詩319-12-7 8:14
眠レナイ夜二石瀬琳々自由詩5*19-12-7 5:21
朝の二人夏川ゆう自由詩219-12-7 5:09
寂びる帆場蔵人自由詩319-12-7 3:09
夜、戦争は静かにたもつ自由詩3*19-12-7 2:23
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